タミヤ新型2WDバギー・ネオ マイティフロッグを作る【伍】
2014.03.17大好評(?)のシリーズ「ネオ マイティフロッグを作る」も5回目に突入です。
今回もタミヤの新製品電動2WDバギー「ネオ マイティフロッグ」を作ってまいります。
過去記事もあわせてぜひご覧ください。
【壱】・【弐】・【参】・【肆】
さて前回まででシャーシ制作、メカ積み、タイヤの取り付けが終わり走れる状態になりました。
走れる状態になったらちょっと走らせてみたくなるのは人情というもの。
というわけでバッテリーをつないで走らせてみることに。
配線つなぎ忘れ確認OK。
送信機→受信機の順に電源をON!
受信機のLEDを確認して、レディー...GO!
!!!!!
アーッ!
前進させたつもりがいきなりのパワフルバック走行。
しばし呆然とする筆者。倒れたマグカップから床にしみこむコーヒー。
ハッと我に返り、クルマを確認。幸いにも破損個所は無い様子でひと安心。
プロポの設定をリバースにしてみても、バックはダイレクトで入るのに、ダブルクリックしないと前進しない。
おかしい...。
悩むこと7分。原因はここでした。
モーターの配線が逆でした。
アンプ側は黄色(+)、青(-)モーター側 黄色線(+)、緑線(-)です。
(+)と(-)を逆につなぐと、モーターは逆回転するんですね。
「RCウォッチャーとして、これまで数多くのキットを組み立ててきた」というおごりが生み出した初歩的なミス。
みなさんは取扱説明書にあるとおり、必ずタイヤを浮かせた状態で動作の確認をしてくださいね。
無事(?)動作することも確認できましたので、手持ちの先代モデルDT-02と比べてみましょう。
左がDT-02、右が03です。
やはりシャーシの細さとホイールベースの長さが際立ちますね。
DT-02は、筆者の好みでフロントサスアームを反転しホイールベースを延長する改造を施してありますが、それよりもさらに長いです。
先代がデビューしてから9年の間に、RCバギーモデルの世界的な流れとしてシャーシのナロー化、ロングホイールベース化が進んできました。その進化を反映させているんですね。
もうひとつ目立つのはスキッド角の変化。
先代DT-02ではこの程度のスキッド角、サーボは水平に配置されていましたが...
本モデルDT-03ではサーボもろともこれだけのスキッド角が設けられています。
ジャンプやギャップに進入する際の安定性がさらに増していると思います。
あくまで初心者でも楽しめる、手頃なエントリーモデルという位置づけのタミヤDTシリーズですが、シャーシデザインは本モデルにおいてもハイエンドモデルの潮流を受け継いだ本格的なもののようです。
さて、次回からいよいよ(やっと)ボディの制作に入ります。
ボディメイキングのセンス皆無の筆者が一所懸命塗ります。
お楽しみに☆
(つづく)
※ ネオマイティフロッグ+2.4GHz送受信機セットはRCメディアレース参加のため、タミヤさんよりご提供いただきました
今回制作しているキットはこちら
【Amazon】 1/10 電動RCカーシリーズ No.587 ネオ マイティフロッグ (DT-03) 58587
【Amazon】 タミヤRCシステムシリーズ No.53 ファインスペック 2.4G 電動RCドライブセット 45053
モーターの配線で悩まない完成品もあります
【Amazon】 1/10 XBシリーズ No.172 XB ネオマイティフロッグ (DT-03シャーシ) プロポ付き塗装済み完成品 57872