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ヤマハFZ250 PHAZER(フェーザー)1985年式 レストア記

はじめてのタミグラ(後編)

2015.08.26

千葉県に住むたつやくん(39)がメーカー公式レースの代表格であるタミヤRCカーグランプリにはじめて出る企画「はじめてのタミグラ」の後編。

前編はこちらからどうぞ。
はじめてのタミグラ(前編)

さて、朝一の車検後ほどなくして挑んだ練習走行ですが、クルマがぜんぜん曲がりません。前ワイドグルーブドソフト、後デュアルブロックタイヤKと、昨年参加したメディア対抗レースそのままのタイヤを履かせていましたが、どうやらカーペットが違うとグリップレベルも違うようです。

予選は2回。それぞれ2分間の周回レースで行われ、いずれか良いほうの記録で決勝グリッドが決まります。走れるチャンスは少ないので、策があるならひとまずやってみよう!と言うことで「もしかしたらこっちのほうが曲がったりして?」と密かに持ち込んでいたリブタイプのノーマルタイヤを装着しました。

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「おまえは曲がる、おまえは曲がる」とクルマに語りかけます(註:筆者はいたって普通の人です)。

予選(1回目)

出るからには優勝を狙う!と言いたいところですが、バギーグランプリクラスには61名もの参加者。しかも誰がどのくらいの実力の持ち主なのかわからない事もあり、ひとまず半分より上をめざすことに。

予選1回目は前列からスタート。うーん、やはりクルマは曲がりませんが練習走行の時よりは良い気がします。スロットルを握ればアンダー、離してもアンダーというどうにもならないクルマでしたが、ミスしない走りを心がけ、かろうじてヒートトップでゴール。バギークラス全7レースの集計結果を待ちます。

予選1回目、暫定結果は......

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おー!61台中なんと8位!これは結構調子いいんじゃないかな??しかも「初出場でAメイン」が視野に入ってきたっ!と色気を出す筆者。

と、同時に筆者が誇る圧倒的高性能の美女レーダーが何かを感知。

本部席で実況するタミヤしろしたさんの横には...!

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タミヤユーザーにはおなじみ新橋のアイドル、タミヤプラモデルファクトリー新橋店のこじまさんがお忍びで会場にやってきました。

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別の色気が出た筆者。人だかりになる前にささっと2ショット。気持ち悪い髪形の中年にも笑顔で応えるこじまさんはアイドルの鑑です。

相変わらず曲がらないことに悩んでいたところ、前日の懇親会で二日酔いに苛まれている去年の東京大会バギーグランプリクラスのチャンピオン、ぱすたん先生から

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「前もデュアルブロックタイヤしかないね」

とのありがたい助言が。やはり周りを見てもみなデュアルブロックタイヤを装着しています。しかし、筆者はこのレースに二種類しかタイヤを持ってきていなかったのでした。

シャイな筆者はちょっと悩んで前輪を練習走行と同じワイドグルーブドソフトに戻します。8割はタイヤで決まると言われるRCカーレース。今後はできる限りたくさんの種類のタイヤを持ち込むべきだと思いました。

予選(2回目)

予選二回目スタート。今回は後列スタートもあってか揉まれに揉まれ全然走れません。一度沈んだらあとは後ろから来た上位車をひたすら前に行かせるだけの展開。覚えているだけでも2分間で6回もスタックし、気づいてみれば7周しかできませんでした......。こじまさんパワーここまで。(無関係です)

これにより筆者は1本目の結果がベストタイムになりました。2本目で上げてくる選手がどれだけいるのか、そして筆者はどこまで落ちるか審判の時を待ちます。結果発表のアナウンスを受けて公式掲示を見に行くと......。

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祝!初出場でAメイン進出!写真がブレブレなのが筆者の興奮を物語ります。
今回のバギーグランプリクラスAメイン枠は13人に設定された模様。そして筆者は13位!徳俵に足を乗せ踏みとどまりました。

ありがとうこじまさん!!(無関係です)


決勝

むかえたAメイン決勝は3分間の周回レース。
なにしろ13台中13番グリッド、筆者の後ろには誰もいないのです。13位以下に落ちる心配はありません。周りを見るとTT-02Bをはじめとする4WD車ばかりで2WD車は少数派......。しかし、ギア比と重量で有利なDT-03なら、きっとうまくいくと思います。きっと。

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一番後ろが筆者のクルマ。遠い......。ちなみに予選1位はぱすたん先生。さすがです。

ゆっくりスタートして前車が絡み合ったところをスルッと前に行く作戦で行こうとしますが、果たしてここに集うはみなAメインに残るような強豪選手たち、そんなに甘くはありませんでした。曲がらないクルマをねじ伏せながらも先を急ぎますが、前の共倒れを待つどころかあっという間に後ろにつかれる始末。

迷惑にならないよう道を譲りますが、一度譲りはじめたらもう最後。3分間で12位に1周差の13位でフィニッシュしました。

(動画撮影:猫店長様)

まとめ

初めてのタミグラでしたが、みなさんのサポートのおかげで楽しくすごせました。
なにしろ「もう一回チャレンジしたい!」そう思えたことが一番の収穫でした。

今回の写真ははかせことせらさんが撮影してくれました。お礼に2ショット載せときますね☆

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タミグラでは女性のみやジュニアドライバーのみのクラスもあるので、タミヤのRCカーを手にしたら気軽に参加してほしいですね。
初参加でもわからないことがあればタミヤスタッフが親身に相談に乗ってくれますよ。
詳しくはタミヤグランプリHPにて。

次回の参戦レポートもおたのしみに!


この記事を書いたライター

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RCカーウォッチャー

茂手木達也

趣味で電動ラジコンカーを嗜むかたわら、趣味が高じたゲーム機メンテナンス会社代表取締役兼現場作業員もこなす趣味100%人間。高専時代は自動車部。クルマ、バイク、鉄道、飛行機と車輪のついたものはたいてい好物なアラフォー少年。小学4年生からラジコンを始めるも、空白の20年があり実質出戻り8年目。「ラジコンの腕前はド下手でも情熱だけは誰にも負けない」とのこと


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