タミヤ新型2WDバギー・ネオ マイティフロッグを作る【壱】
2014.03.13ある日、いつものようにRCをウォッチしているとワンダードライビング編集長から一通のメールが。
「こんどタミヤさん主催のメディア対抗レースがあるんだけど、ニューモデルのDT-03のキットを送るからちゃんと作って、制作記よろしくね(抜粋・要約)」
前記事にもあるとおり、タミヤから最新型DT-03シャーシを携えた電動2WDオフロードRCモデル「ネオ マイティフロッグ」がデビューしました。
前作DT-02シャーシのデビューから実に9年ぶりのフルモデルチェンジ。ちなみにマイティフロッグといえば、筆者が小学生の頃、日本中のこどもたちに一大センセーションを巻き起こしたRCバギーブームの名車。その名称を冠しただけでもおじさんの胸は高鳴ります。
翌日、我が家に届いたのはDT-03シャーシのネオマイティフロッグとファインスペック2.4G電動RCドライブセット。
確かにマイティフロッグの面影がありますねぇ。
箱には「ネオファイターバギー」の名称が。
欧米ではこの名前で展開するとのこと。先代DT-02は欧州、特にドイツではワンメイクレースが開催されるほどの人気だったそうで、ドイツのRCファンも今回のフルモデルチェンジにきっとワクワクしてるに違いないでしょう。
では中身を拝見。
小さめの箱にぎっしりの部品が。
タミヤのRCカーと言えば合理的な設計で部品点数を減らし、走行性能と組み立てやすさを両立している印象が強いので、並べてみると部品はこれだけ。
あとタイヤとボディ。
これで全部。
ボディはおなじみ透明ポリカーボネイト製なので、自分で塗装します。
2WDモデルとはいえこれはかなり組み立てやすそうですよ。
いっぽう電動RCドライブセットに目を向けると。
送信機
エントリーモデルでありながら、もう常識と言ってもいい2.4GHz帯電波を使用。お父さん、今はアンテナに付けるリボンは無いんですよ。もう混信の心配はしなくていいんですよ。リボンどころかアンテナすら無いんですが。
しかもこの送信機、グリップのカバーを外せば太さが調節できるようになっています。
さらにこのパーツをトリガーに付ければ、手の小さいこどもたちでもスロットルの奥まで指が届くという親切設計。
受信機とESC(スピードコントローラー)、ステアリング用サーボ。
バッテリーと充電器。
今や貴重ともいえる、丈夫で取り扱いやすいニッカドバッテリーです。
このように、キットのほかに走行に必要なものはすべて入っているので、これだけあれば走らせられます。
これからラジコンカーを始めたいという方、特に親子で一緒に!なんて方におススメです。
さぁ、そんなこんなで筆者にとって一年ぶりの新車。ネオマイティフロッグを組み立てていきますよ!
(つづく)
※ ネオマイティフロッグ+2.4GHz送受信機セットはRCメディアレース参加のため、タミヤさんよりご提供いただきました
【Amazon】 1/10 電動RCカーシリーズ No.587 ネオ マイティフロッグ (DT-03) 58587
【Amazon】 タミヤRCシステムシリーズ No.53 ファインスペック 2.4G 電動RCドライブセット 45053
完成品もあります。
【Amazon】 1/10 XBシリーズ No.172 XB ネオマイティフロッグ (DT-03シャーシ) プロポ付き塗装済み完成品 57872