タミヤ新型2WDバギー・ネオ マイティフロッグを作る【参】
2014.03.15今回もタミヤの新製品、電動2WDバギー「ネオ マイティフロッグ」を作ってまいります。
【弐】で組み立てたフロント周りにステアリングサーボを取り付けますが、そのまえにRCメカのチェックを兼ねてサーボのニュートラルを出します。
ここでいきなり充電済みのバッテリーが必要になるんですね。
あらかじめ充電しておかないと、筆者のように充電待ちになりますよ・・・。
さて充電を待っている間にギアボックスの組み立てに取り掛かりましょう。
デフギアはおなじみの3べベル方式。
たっぷりとグリスアップして組み込みますが、今回は最初から固いアンチウェアグリスを使ってみました。
軸部分にグリスをとって、グリグリとべベルギアをはめていきます。ギアの歯の部分にも塗ります。
デフの動きを重くすることで、片輪が浮いた際に駆動が抜けて加速力が落ちるのを防ぐのが狙いです。
前作DT-02の経験を応用してみました。
ただし滑りやすい路面ではスピンしやすくなり走りづらくなるかもしれません。
キット付属のモーターは、千葉県が世界に誇るモーターメーカー、マブチの540SHでした。
タミヤの電動RCカーは今年40周年。
電動RC用として540モーターが開発されたのが38年前ですから、その歴史の大半でRCカー標準モーターとして採用され続けているモーター界の巨人。標準装備とはいえなかなかパワフルですよ。
ギアボックス完成です。
このギアボックス、鋭い方はもうおわかりかと思いますがDT-02のギアボックスと同形状です。
そのため、すでに多数発売されているDT-02用のオプションパーツも流用できます。
タミヤMシャーシシリーズでもそうですが、新車に乗り換えても手持ちのパーツやセッティングノウハウは無駄になりません。
※タミヤグランプリやタミヤチャレンジカップ等のタミヤ公認レースに出場する方は、手持ちのパーツが使用可能かあらかじめ主催者に確認してください。
ギアボックスにリアの足回りを取り付けていきます。ここもフロント同様スムーズな動作を心がけたいところ。
こうしてできあがったリア周りのアッセンブリーをシャーシに組みつけます。
実車レーシングカーならエンジン屋さんとシャーシ屋さんの仕事がひとつになる瞬間です。
おー、だいぶクルマらしくなってきましたね!
ところで、このペースで本当に納期に間に合うのか?
(つづく)
※ ネオマイティフロッグ+2.4GHz送受信機セットはRCメディアレース参加のため、タミヤさんよりご提供いただきました
【Amazon】 1/10 電動RCカーシリーズ No.587 ネオ マイティフロッグ (DT-03) 58587
【Amazon】 タミヤRCシステムシリーズ No.53 ファインスペック 2.4G 電動RCドライブセット 45053
完成品もあります。
【Amazon】 1/10 XBシリーズ No.172 XB ネオマイティフロッグ (DT-03シャーシ) プロポ付き塗装済み完成品 57872