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ヤマハFZ250 PHAZER(フェーザー)1985年式 レストア記

万人にオススメできるスポーティな電動アシスト付自転車 YPJ-C

2016.09.15

ああ、ちょっとだけアシストしてくれたらなあ。

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いかんせん運動嫌い、汗かくの嫌い、体育会系嫌いの文化系にとってロードバイクは全然魅力的ではありません。疲れるし、汗かくし

そういったバイク界に一石を投じたのがロードバイクに電動アシストを付けたヤマハYPJ-R。

ようやく僕たちのロードバイクが現れた、その名はヤマハYPJ-R|ギズモード・ジャパン

電動アシスト付きなんて邪道だ、重くなるから不要だ、俺たちの肉体美がすべてだ、というロードバイク原理主義者とは相容れない新時代のロードバイクYPJ-Rが登場してから約1年。今回満を持して投入されるのはクロスバイクタイプのYPJ-Cです。

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YPJ-Cの特徴

YPJ-Rのハンドルをバーハンドルにしましたよ、だけではない決め細かなチューニング。クロスバイクとして最適化したギア、タイヤにリムによって、町中にマッチする走り。

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グリップは握やすく、さらに手を起きやすいので長時間のって疲れません。

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特に前傾ではなくなるので、首が弱い私にとっては朗報。

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フロント2段、リア9段ギアはより坂道に最適化されています。

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バッテリーとアシストユニットは基本YPJ-Rと同じで、電費もほぼ同等。

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サドルはより座りやすいタイプへと変更されています。

新しいマーケットを開拓したYPJ-R

ロードバイク原理主義者からは異教徒として排除されるかと思いきや、新しい販路が拡大するなどマーケットを開拓したというYPJ-R。なによりも多様なユーザーに支持されたのが大きいといいます。

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軽量化を極めるあまり画一化したロードバイク乗りに対し、YPJ-Rのオーナーは多種多様なカスタマイズにより個性豊かなマシンに仕上がっています。もちろん服装もバラバラ。

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購入理由もバラバラ。

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使用用途は比較的長距離のサイクリングがメイン。体力的に自信がないアクティブシニアであっても、電動アシストにより安心して長距離でかけられるのが最大のメリットでしょうか。一方で心配事といえば・・・

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バッテリーの容量。予備バッテリーの購入、そして持参してのライディングは一般的。では大容量バッテリーが欲しいかというとこちらはネガティブな意見。大容量化して普段が重くなるよりは、距離に合わせて予備バッテリーを適宜持ち運ぶ方がいいとのこと。電費をどう稼ぐか、これもこれまでにない、新しい楽しみ方です。

そんなYPJ-Rはまだまだ「男くさい」商品でした。

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PASが女性らしい商品というのと対照的。ロードバイク自体の女性比率が高くないことを考えると、それもそうでしょう。YPJ-C、クロスバイクの登場で女性比率がどうなるのか。変化が楽しみです。

YPJ-C試乗(動画)

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さて論より証拠。YPJ-Cはどんな走りをするのか、さっそく試乗させていただきました。その模様は動画でどうぞ。

とにかくいえるのは、フツー、自然、ラク。

ヤマハの電動アシスト付が何がすごいって、とにかく「段付き感」、いわゆる「意図しない急加速」「意図せず重くなる」といったことがないことです。ここでアシストして欲しい、というところでスッと手を貸してくれる、本当に頼もしい相棒なんです。

特に24km/hをオーバーすると法規上アシストが完全にカットされるのですが、その領域に入っても自然に自分の力でこいでいける、そしてらくに30km/hで巡航できる点がよいところ。これは自転車自体の出来のよさ、軽さや最適化されたギア比といった基本性能が高いことが伺えます。

長距離サイクリング、ポタリングがしたい

私には身体を鍛えたいとか、筋力つけたいとかいう欲求はないんですね。むしろ乗り物にのって、普段いけない場所へいってみたい、みられない景色がみたい、という欲求が強いです。オープンカーにオートバイも乗りますが、自転車でしかいけない、自転車ならではの景色や体験というのがあります。だからこれまでも子供と一緒にいろいろな場所をサイクリングしていますが、このYPJ-Cならさらに行動範囲が広がること間違いなし。

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YPJ-CはECOモードで48kmという走行距離なので、坂がほとんどない多摩川のサイクリングロードなら楽勝でしょう。また長距離試乗してみたいですね。

気になるお値段は税込 199,800円。ヤマハさん、意欲的な価格設定です。

公式サイト YPJ-C - YPJ,YAMAHA | ヤマハ発動機株式会社

【Amazon】YAMAHA(ヤマハ) 2016年モデル YPJ-R フレームサイズ:M(500mm) カラー:ブラック/グレー

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のりものブロガー

野間恒毅

スーパーカーと美女が好き。 日々RR, FR, FFと駆動方式を選ばずドライビングスキルを磨き、ドライビングプレジャーを追い求めています。リターンライダーとして大型二輪免許取得、大型バイクに乗っています。ミニ四駆、ラジコン、ドローンなどホビーも幅広くカバーしボート。個人ブログはこちら(のまのしわざ


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