ヤマハPAS CITY-C 試乗レポート(3) 往復約60km! 川崎大師サイクリング
2015.04.22薄曇りのお天気の中、今回は電池の限界にチャレンジ。海を見ようと多摩川を下りました。
ルート
Name: 川崎大師
Date: 2015/04/19 11:38 am
Distance: 58.1 kilometers
Elapsed Time: 7:00:51
Avg Speed: 8.3 km/h
Max Speed: 24.4 km/h
Avg Pace: 7' 14" per km
Min Altitude: 0 m
Max Altitude: 61 m
Start Time: 2015-04-19T02:38:06Z
ただし時間的な理由から海まで辿り着かず、その手前の川崎大師を目的地に変更しています。
行きはオートエコでバッテリーを温存
仙川から二子玉川はいつもの仙川ルート、そして二子玉川からは多摩川沿いを行きます。
ただこれには2つルートがあり、東京側と川崎側の土手のどちらを使うかによって状況はかなり変わって来ます。というのもサイクリングロードとして整備されているのが断続的のため。整備されていないとすぐに土、砂利となり走るのが結構大変。
こういう路面でも電動アシスト付き自転車なら抵抗をモーターパワーでカバーしてくれるので、足への負担は最小限ですみつつ、一定の巡航速度を保つことができます。ただそのひきかえに電池消費が激しくなるので、出来る限りこういった路面は避けたいところではありますが。
走行モードは「オートエコ」を使い、まずは電池温存です。
川崎~川崎大師
川崎は昔住んでいた街で、川崎大師はまさに庭。子供の頃よく遊び場として遊んでいました。
素晴らしい水門、と思ったら、こちらはある事件の現場。いまも多くの花が供えられていました。むごい事件に胸が痛みます。
川崎大師に到着。散策と食事を楽しみます。
行きは「オートエコ」を駆使したので、約30km先の目的地に到着した時点で残量は80%、残り走行距離は32kmと帰るのには十分なバッテリー残量です。帰りはエコランを気にせず、「標準」や「強」を使って楽に帰ることができます。
帰り道は「標準」と「強」を駆使
白い花が印象的。路面は引き締まった土、多少抵抗が大きいですが、モーターアシストで足への負荷は最小限。
多摩川スピードウェイ跡地で小休憩。
川を下るのは当然下り坂ですが、逆は上り坂。なのでこのルートは実は帰り道がツライのです。特に夕方、風向きが変わり陸風になると向かい風になってなおさら。
海陸風 - Wikipedia逆に夜になって日射が無くなると、陸上にある空気は海上よりも速く冷えていく。すると今度は上記と逆のことが起き(空気密度の上昇→下降気流の発生→断熱圧縮による加熱)、地表付近では陸上の方が海上より気圧が高く、上空では気圧が低い状態になる。このため地表付近では陸から海へ陸風(りくふう、りくかぜ)、上空では海から陸へ陸風反流(りくふうはんりゅう)という風が吹く。
そこでモーターアシストが大活躍です。
疲労の高まりに合わせてアシストを標準から強にすれば、軽い力で巡航速度を保てます。疲れを知らない子供の脚力にもついていけて、だいたい16~19km/hをキープ、効率よく帰ってくることができました。
走行後
走行後、バッテリー残量 16%、5km(強)でした。
往復58km、途中で相当遊んで走りまわっていたのも含まれるので、公称値よりもかなり電費がよかった計算です。
平地がメインであれば60km/hを往復するのは余り問題にならなさそうです。路面が悪くても軽い力で巡航速度を保てるモーターアシストは便利ですね。
後日談
走ってくるときは結構楽でしたが、やはり次の日は筋肉痛となりました。トレーニング効果はありますね。
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