タミヤ・メディア対抗RCロードスター耐久レース【ep2】 試走編
2015.11.13タミヤ1/10電動スポーツカー、マツダ ロードスターの発売を記念して行われた「メディア対抗ロードスター1時間耐久レース」。
レースの模様はレースレポートをぜひご覧ください。
ワンドラついにロードスター耐久レースに出場(ただしタミヤRCカー)【レースレポート】
前回、無事にボディ塗装を終えたワンドラ号。ドアミラーを取り付けたりフロントグリルを塗装したりチームロゴを入れたりして少しドレスアップしました。
メディア対抗RCロードスター耐久レース【ep1】 出会い~ボディ製作編
本番でのゼッケン位置も想定して仮ゼッケンを装着。少しレースマシンぽくなったかしら。
レギュレーション
今回は静岡の聖地、タミヤサーキットで開催される1時間の耐久レース。
規則には「一切の改造、およびオプションパーツの組み込みは禁止」とあります。なにかとカツりたがる人の腹の内を見透かされている気もしないでもないですが......。ひとまずそのままの状態で走ってみようと思い、シェイクダウンと相成りました。
ところでこのマツダ ロードスター。事前にタミヤさんより「レース開催日以前の露出はご遠慮ください」とのお達しがありました。発売前のモデルなので当然ですが、本心では
「タミヤから発売前のモデルもらっちゃったぜぇぇぇぇぇ!うぇ~い!!」
とそこらじゅうに自慢して回りたい所ですが、グッとこらえて人の少なそうな平日の昼にサーキットに持ち込みました。これが精神的に一番つらかった、かも。
そのため、ここからのシェイクダウンリポートは隠密行動よろしく一人で行っているため、走行写真がありません。文脈と関係のない写真が入ることもありますが予めご了承ください。
シェイクダウン
実は筆者はMシャーシ大好きで、RC復帰時に初めて買ったモデルが後輪駆動のM-04シャーシ。このM-05シャーシも増殖したものを含めると4台の所有歴があります。しかし、いつもは組み立てる際にある程度のオプションは同時に組み込んでしまうため、全くのノーマル車というのは初めての経験です。
註:増殖(ぞうしょく)とは?手持ちのRCカーにオプションパーツを投入してゆくと、外したパーツでもう一台クルマができあがってしまう不思議な現象。RCカー愛好家ならだれもが一度は経験することと言われています......。
果たして乗り味はいかに?と、走り出しますが......。あれ?普通に良く走る。
心配していたMシャーシならではの横転もしません。右に左にと軽快にかつ大きくロールして曲がる姿が実車ぽくて楽しいです。
セッティングの課題
あまりにも普通に走るのでいささか拍子抜けした感もありますが、レースで勝つためには細部を詰めていかねばなりません。
というかこの時勝つ気でいるのが今思うとウケる。
ギアや摺動部のアタリをつける目的も兼ね、バッテリー3パックほど走って気になった事が3つ。
1点目はインリフトした際に駆動抜けすること。これはデフを固めることで対応しましょう。
2点目は「舵残り」。コストと組み立てやすさを追求したキットゆえ、樹脂製パーツが多いこともあり、ステアリングの保持力が少し心許ない感じです。いつもならハイトルクサーボセイバーやステアリング周りのアルミパーツを投入するところですが、今回はご法度。
3点目はしなやかな足回りですがオイルダンパー未装着のため、ギャップや加減速時にクルマが跳ね安定性に欠ける一面が。
この3点を解消すべく、レギュレーションの範囲内で対応してみたいと思います。
念のためバラしてもよいかタミヤさんに問い合わせることにしましょう。
(つづきます)
【ep3】セッティング編
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