タミヤ・メディア対抗RCロードスター耐久レース【ep1】 出会い~ボディ製作編
2015.11.12タミヤ1/10電動RCカーマツダ ロードスターの発売を記念して行われた「タミヤRCカーグランプリ メディア対抗ロードスター耐久レース(1時間耐久)」。
今回もエントリーしたチームにはタミヤさんからマシンとプロポのセットが提供されました。昨年のネオマイティフロッグに続き、2台目のワンダードライビング社用車です。タミヤさん本当にありがとうございます。
レースの結果はすでに出ておりますので、レースレポートをぜひご覧ください。
ワンドラついにロードスター耐久レースに出場(ただしタミヤRCカー)【レースレポート】
レース車両到着
レースマシンは実際の製品と同様、FFミドシップのM-05シャーシを使用したマツダ ロードスター。
キットではなく完成品として到着しました。
タミヤM-05シャーシは1/10スケールの電動RCカーの中でもコンパクトなモデル、いわゆるMシャーシと呼ばれるカテゴリーです。小さくても構造は極めてコンペティティブ。前後ダブルウィッシュボーンの足回り、左右等長ステアリングワイパーなどぬかりありません。手軽にハイレベルな走りが楽しめるMシャーシシリーズは愛好者も多いです。
部品の組み換えだけで3種類のホイールベースに変更でき、Mシャーシシリーズのボディはすべて搭載できます。このたび発売されるマツダ ロードスターのホイールベースはミドルサイズの225mmです。
プロポ、および組み込まれたメカは「ファインスペック2.4G電動RCドライブセット」同等品。送信機に単3乾電池4本を入れ、付属の充電器でバッテリーを充電すればすぐに走れるXBシリーズ相当のセットです。実際の商品は組立てキットでの発売ですよ。
ボディ塗装
ボディはラジコンカーではおなじみのポリカーボネート製クリアボディ。しかも今回は二枚ご提供いただきました。
ビジュアルの差をつけられるのはここだけなので、オリジナリティを出していきたいところ。チーム監督、のま編集長との打ち合わせでブルー系で行くことは確認済みでしたが、普段の打ち合わせは光の速さで返事が来るのま編集長も、ことボディ塗装になると口数が急に少なくなります。さてどうしたものかと悩んだ末、入手したカラーはこちら。
値段が出てますが......。
注目は一番右。厚みのある透明感が再現できる、人生初のフロスト系カラーにチャレンジです。
フロスト系のカラーはこれだけでは透明度が高く、裏打ちする色が重要になってくるうえ、塗りムラが出やすくシロウトにはおススメできないとの前評判が。でもボディは二枚いただいているので失敗上等、思い切ってやってみましょう。
まずは「裏塗りは濃い色から塗る」というセオリー通り幌部分を黒で塗装。その後全体にフロストブルーを吹き→ブライトシルバーで裏打ち→最後にホワイトで最終裏打ち。で、塗り終わったボディがこちら。
写真ではわかりづらいですが、ムラがすごいです。家具なら自然な風合いと言ってごまかせそうですが。フロスト系カラーは、いかに均一な厚みの塗膜を作れるかがポイントのようです。次回に期待。
後ろは殺風景ですね。おいおいステッカーでごまかしていきましょう。
幌の部分は表からPS-55フラットクリアーを吹いています。ポリカボディはツヤがあるので、これで艶消しをすることで質感がアップします。こちらも初めてでしたがなかなかの仕上がりでした。重宝しそうです。
さぁ、ひとまずボディはできたので、走行できる状態になりました。
次回、試走しながら各部をチェックして行きましょう!
(つづく)
【ep2】 試走編
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