ヤマハ PAS CITY-X 2015年モデル試乗レポート(1) 納車編
2015.09.03これまでお送りしたPAS CITY-C 2014年による試乗レポート、引き続き新しくなった2015年モデルの CITY-Xで試乗レポートをお届けします。
PAS CITY-X - 電動自転車 | ヤマハ発動機株式会社
CITY-Cとの違い
ヤマハPAS CITY-C 試乗レポートはじめます【ワンダードライビング】
ヤマハPAS CITY-C 試乗レポート(1)深大寺ポタリング【ワンダードライビング】
ヤマハPAS CITY-C 試乗レポート(2) 深大寺ポタリング part2【ワンダードライビング】
ヤマハPAS CITY-C 試乗レポート(3) 往復約60km! 川崎大師サイクリング【ワンダードライビング】
同じ20インチホイールで、見た目は似ていますが、中身や乗り味はかなり違います。
フレームはCITY-CはU字タイプで、足をひっかけにくく、スカートでの乗車もしやすいですが、CITY-Xはその名のとおりX字タイプ。
タイヤの太さはCITY-Cが一般的な太さのタイヤに比べ、CITY-Xはスポーティな細身のタイヤ。サイズは 37-461(20x1 3/8)です。
後輪の先についていた泥はね防止のマッドフラップはなく、スッキリしたリアビュー。
CITY-Cは振動で作動するLED内蔵反射板でしたが、CITY-Xはシンプルな反射板のみ。
ブレーキは超カッチリ、強力に効くシマノ製ブレーキ。ほんとうに良くとまります。
シートは色は同じブラウンながらも多少細くなりスポーティな印象。座り心地とデザイン性の両立をはかったバランスのよい形状です。
進化したドライブユニット
最大のポイントは今回2015年モデルとなってドライブユニットが進化したところ。
PAS CITY-X - 電動自転車 | ヤマハ発動機株式会社
・20%の軽量化
・16%の小型化
・9kmの航続距離伸長(50kmから59kmへ)
特に 0.8kg軽くなったことや、航続距離が延びたことは嬉しいです。
基本機能である充電性能も、おでかけ前30分で35%充電、フル充電まで2.5時間とさらにお気軽になりました。
ギアは内装3段式、デジタルメーター付メインスイッチは基本同じです。
オプション装備
今回このCITY-Xにヤマハ純正の前かごを装備。ヘルメットはモニター中の KOOFU BC-Oro。
強い日差しの元で使いたい。帽子感覚 KOOFU BC-Oro 製品レビュー(2)【ワンダードライビング】
もはや必須となったスマホホルダーを装備(こちらは自分で取り付け)。
【Amazon】 MINOURA(ミノウラ) スマートフォンホルダー [iH-520-STD] スタンダード 22.2mm/25.4mm/28.6mm
市街地走行
駅までの往復に使ってみた印象は以下のとおり。
・こぎ出しが軽い&滑らか
・巡航速度が高い。ゆっくりこいでCITY-Cだと 15~17km/hだったのに対し、20km/h前後とハイペース
・細いタイヤは凸凹の多い市街地、歩道には少し繊細。エアボリュームが少ないため、段差のショックを吸収しきれないことも。
・強力なブレーキとあいまって、雨の日、ブレーキで滑りやすいので注意が必要
やはり製品の性格どおり、CITY-Cは街中用、CITY-Xはツーリング向きといった印象でした。
次回、CITY-Xでポタリングへ行ってみたいと思います。より遠くへいけるかな?
【Amazon】 YAMAHA(ヤマハ) PAS CITY-X 電動自転車 20インチ 2015年モデル [新ドライブユニット、8.7Ahリチウムイオン電池、トリプルセンサーシステム] マットグラファイト PA20CX
【Amazon】 OGK KABUTO(オージーケーカブト) KOOFU [コーフー] BC-ORO マットチドリブラック L/XL