第三回メディア対抗レース~前日編【ネオマイティフロッグで走る5】
2014.08.27夏休みも終盤、タミヤRCモデル発売40周年記念イベント「RCカーフェスティバル」も今年3回目の開催となりました。
そして、同時開催のメディア対抗レースがやってまいります。
愛機(社用車)タミヤDT-03「ネオ マイティフロッグ」は第1回・第2回ともとても良く走ってくれたため、筆者はこのクルマに絶大な信頼を寄せております。
(筆者渾身のレースレポートもご覧ください)
<第1戦> ・ <第2戦>
レースの規則でモーターやバッテリーなど、スピードを直接高める部品の交換や改造は禁止されており、さらにプロポやメカ類も同社の組み立て済み完成品「XBシリーズ」と同等品を用いるこのワンメイクレース。いわば完全なストック状態でありながらこれだけ良く走ってくれるとは、本当に素晴らしいキットだと思います。
そんなわけで第3戦に向けてのメンテナンスですが、今回も前戦からの大きな変更点はありません。
念のためギアボックスをバラしてみましょう。
シャーシ下側からの皿ビス4本とサイドを止めているナベビス2本、計6本を外せばリアセクションがごっそり外れます。このへんのアプローチのしやすさは2WDならではですね。ただしギアボックスを開けるにはあと4本ネジを緩めてショックタワーを外さないといけません。
デフにはアンチウェアグリスを詰めていますが、2戦を終えて少し効きが弱くなってきた気がしたので、バラして中にアンチウェアグリスを足しておきました。ハイグリップでフラットな屋内カーペット路面ですので、デフを固めることでイン側のタイヤが接地していない状態でも駆動力の抜けを最小限に抑えます。
タイヤは前回と同じく前輪はワイドグルーブドタイヤのソフト。デュアルブロックタイヤにすればさらに曲がる特性にでき、タイムの短縮が狙えそうですが、路面のグリップが上がってきて引っかかり始めるととたんに操縦が難しくなります。心理的にも操作のしやすい弱アンダーステアをキープします。
後輪はデュアルブロックタイヤKを引き続き履きましょう。一発の速さはもう一段柔らかいデュアルブロックタイヤCに軍配が上がるようですが、消耗が早いのと万が一タイヤチョイスをハズした時のショックが大きいので今回も実績のあるKでまいります。
フロントのキャンバー角も-3°程度のままです。
ここは数少ない「現地ですぐにセッティングを変えられる箇所」なので、路面のコンディションやレイアウト、さらには人間のコンディション(←これが重要)を見ながら当日に増減しましょう。
ダンパーオイルは第1戦400番→第2戦700番と順次固くしてきましたが、まだ固くてもイケそうだったのでついに900番を投入しました。スプリングはキット標準のままですが、CVAダンパーの適度なユルさと相まって固すぎるようなことはないと判断。これ以上固くするには1000番を用意するか、穴なしのピストンを入れるしか無いですね。
あとは例によってバッテリーの慣らしとモーターメンテをやっておきましょう。
バッテリーは一度充放電をし、内部物質を活性化させておきます。モーターは低電圧で回した後軸受けに注油しておきます。
タミヤ ネオマイティフロッグで走る5【メンテ編】~ニッカド電池の保管方法など~
さあ!いよいよレースです。
今回は累積ハンデが適用されるとのことで、筆者は決勝でマイナス4周されますが果たして・・・
待っているのは待望の初優勝か? それとも万年2位の名を不動のものにするか?
はたまたBメイン~最下位に甘んじるか・・・
楽しみでトイレが近くなりますね!
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