普段乗れてなかったアレに乗ってみたら発見があった #日産ブロガー試乗会 (4) 大人のためのフーガHYBRID
2018.08.10日産の代表車種から好きな5車種を選んで乗ってOKな日産ブロガー試乗会。
最初は軽自動車デイズ、2番目はベーシックカーのマーチ、3番目はセダンのシルフィ。
そしてセダンの中でも高級セダンに位置するフーガのHYBRIDを四番目に選択しました。価格は約629万円(税込)
そういえばフーガ、昔で言えばセドリック、グロリアでしたね。セドグロっていうとなんとなく雰囲気がわかります。
つまり大人のクルマ。悪くいうとオッサングルマの代表。
オッサン、そうだった、そのオッサンになったんだった! つまりターゲットユーザーぴったりのはず。
パワフルでスポーツ
フーガのHYBRIDコンポーネントは基本的にスカイラインHYBRIDと共通。大きくて重いからもっとしっとりしているのかと思いきやこれがどうして。スカイライン同様の鋭い加速力を見せて、さすがは3.5Lエンジンにモーターアシスト。まるでターボパワーかのようなトルクフルな走り味に圧倒されます。
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一方でEVモードでエンジンは停止してEVだけで走ることもできるので静かそのもの。EVモードからエンジン始動もスムースでエンジン音でその存在を理解する程度です。
FR車用ハイブリッドシステム(インテリジェントデュアルクラッチコントロール) | 日産|技術開発の取り組み
アクセル全開で約40km/hから約100km/h加速するまで約5.9秒。
最初EVモードからエンジン始動、キックダウンのラグがあったあと、猛然と回転数が4000回転から6000回転まで上がって加速を完了。これまで試乗してきたCVTと違うトルコン式ATとモーター+エンジンの組み合わせは、エンジン回転数と速度の盛り上がりのダイレクトな感覚がスポーティです。この加速力でまったく不満はないでしょう。
そういうことで、セダンはもうこういう方向しかないのかなあ、という感じでした、つまり高級かつスポーツ方向。
価格帯のこともあるのですが、そういう意味では庶民にはちょっと手に届きにくいのも事実。やはり大人、いやそれなりのクラスに到達したオッサンのトロフィー的なポジションです。
そういう意味ではまだまだ私は青二才だなあ。
【動画】40km/h-100km/h加速比較
【動画】NVH(ノイズ・バイブレーション・ハーシュネス)比較
そんな青二才が最後に選ぶクルマはなんでしょう?
(つづく)