タミヤ新Mシャーシ M-07CONCEPTを組立てる~その3~
2017.06.08待望のフルモデルチェンジを果たしたタミヤのブランニュー前輪駆動2WD Mシャーシ、M-07 CONCEPT。組立レポの3回目です。
よろしければこれまでの記事もご覧ください↓
タミヤ新Mシャーシ M-07CONCEPTを組立てる~その1~
タミヤ新Mシャーシ M-07CONCEPTを組立てる~その2~
モーターの取り付け
M-07CONCEPTキットにはモーターは付属しません。別途お買い求めくださいね。
ひとまず手持ちの540Jモーターを取りつけました。モーターをモータープレートに固定する仕組みは変わらないものの、これまでのピニオンギアの枚数ごとに決まった固定穴を用いる方法ではなく、バックラッシュを自分で調整する方式に変わり、ギア比選択の自由度が増しました。
のぞき穴からすき間を調整しながらモーターを固定します。
想定されるピニオンギアの歯数は17T~24T。ギア比で1:6.7~1:4.8まで取ることができます。
ステアリングの組み込み
ステアリング回りはM-05・06のようなリンク式ですが、よりシンプルかつ高剛性になっていますね。
ボールベアリング装備でスルスル作動します。
組み込んだ様子はこんな感じ。
ロッドの取り回しの調整も容易で、セッティング次第でドライバー好みの味付けができそうです。
何度も言ってしまいますがここまで組んでいてもあまりMシャーシっぽさを感じません。
走行装置の取り付け
M-07CONCEPTキットには走行装置は付属していません。別売りとなります。
「送信機が付いてないのかよ!」という声もよく耳にしますが、好きなメーカーや予算に合ったモデルを選んでとりつけられたり、新しいキットを購入しても走行装置は移植することができるので、二台目以降は案外安く済んだりしますよ。そこがトイラジコンとホビーラジコンの大きな違いかなと思います。
これから始めたい方にぜひおすすめしたいのが、今回タミヤ様よりご提供いただいたタミヤ ファインスペック2.4G電動RCドライブセット。
送信機と受信機、サーボに加えバッテリーと充電器も付いた便利でお得なセットです。これとRCカーキットがあれば走行できるようになります。あ!あと送信機用に単3乾電池4本が必要です。
ステアリングサーボを取り付けます。
サーボから伸びた長いロッドでステアリングを動かす仕組みです。
受信機とESC(スピードコントローラー)
ちなみにESC(スピードコントローラー)はよく「アンプ」と呼ばれていますが、これを書くと「正確にはアンプじゃない」とか「いやアンプ的な動作もしてるからあながち間違いではない」とか「アンプとか呼んでるのは日本人だけだ」とか「通じるからOK」という小競り合いが今も昔もあり、RCカー界において永遠のテーマとなっています。
そんなこんなで走行装置も取り付けられました。
配線がぐちゃぐちゃなので、あとでナイロンバンドでまとめておきます......。
そしてこのキットを一番最初に見た時に目に入ったボディポスト。
ロールケージ状に組まれたリアのボディポストは見た目もレーシーですが効果的にボディのバタツキを抑えます。
もともとハッチバック形状の多い実車小型車のモデル化をコンセプトにしているMシャーシだけに、この改良はうれしいですね。
というわけで今日はここまで。
あとはタイヤとボディと......。走らせるのはいつになるのでしょうか?
(つづく)
タミヤ新Mシャーシ M-07CONCEPTを組立てる~その4~
このM-07 CONCEPTシャーシキットは正規の発売日前ですが、メディア向けイベント用にタミヤ様より特別に提供された物を使用しています
タミヤ 1/10電動RCカーシリーズ2017年6月24日頃発売予定