回避すべきはGW渋滞! 2016 近畿ジムカーナ ミドルシリーズ 第3戦 参戦レポート(前半)
2016.05.11第2戦の参戦記では、心技体+車を中心にレポート致しました。
心技体+車:2016 近畿ジムカーナ ミドルシリーズ 第2戦 参戦レポート(1)【ワンダードライビング】
サイドターンにハッピーターン! 2016 近畿ジムカーナ ミドルシリーズ 第2戦 参戦レポート(2)【ワンダードライビング】
今回の第3戦はゴールデンウイーク真っ只中の5/1(日)に行われました。
コースは奥伊吹モーターランドです、奥伊吹スキー場の第4駐車場です。
元祖ジムカーナと言えるパイロンコースです!。
花粉なのか、黄砂なのか、PM2.5なのか、単なる体調不良か、何なのか!?
スギ花粉はとっくに飛散を終え、ヒノキ花粉もピークを越え、黄砂も少量・・・多いのはPM2.5
って事は、今頃朝夕くしゃみを連発している私はPM2.5に反応しているのか!?
あまりそうも思えないのだけれど(そう思いたく無いのだけれど)、季節の変わり目でのアレルギー性鼻炎再発か!?
いずれにしろ、未だマスクが手放せない私です。
5月になり日差しも厳しくなる中、一日中屋外で過ごすジムカーナでは、もちろん丸焦げ日焼けします。
そこで、日焼け防止クリームは手放せない訳ですが、マスクをして一日中外に居ると・・・マスクの部分だけ日焼けし難い訳です、そう、たやすくご想像頂けると思いますが、顔に変な模様が焼付けられてしまいます!
何とか、すっきり自然体で居たいものですね・・・
回避すべきモノ
今回は近畿シリーズとは言え、中部と近畿の狭間に位置する伊吹山は奥伊吹での開催。
我が家から会場までは100kmを超える距離があります。
しかも、ゴールデンウイーク真っ只中の開催です。
最も懸念すべきは道中の渋滞です!
移動距離が長い+渋滞で時間が読み難い、自分は会社が連休中という事で、前日に移動する事にしました。
往路異動+競技+復路移動な1日よりも、競技+復路移動の方が体力的にはそりゃ楽ですネ!
主催者も気を利かせて、同会場にて前日練習会を開催していましたので、1泊2日で参戦する選手も多く居ました。
ちなみに、今回はチャンピオン戦とミドル戦が同時開催です。
近畿の選手がほぼ一堂に会する、参加人数や台数で言うと、いつもに比べてビックなイベントなのです。
私は、これまでの経験から、前日練習に参加すると疲れてしまって肝心の本番に力が出せないので(本来はそれではダメですが・・・)、前日移動して、最寄りの宿にて十分な睡眠を取り、参戦する事にしました。
もちろん、宿に着いたら、ハッピーターンをつまみに一杯やってからお休みしました♪
今回はパウダー多めで(笑)
明けて翌日。
最寄りの宿とは言え、ジムカーナの朝は早いので、7時のゲートオープンに向けて6時には宿を出発しました。
田植えが始まったのどかな田園を抜けて会場に向かいます・・・
トラクターを見かけたりして。
実にノドカで癒されました~
今回は、主催者の計らいにより、チームパドックとなりました!
チームパドックとは、所属するチームメンバーが、お隣同士にクルマを並べられる様、主催者側が配慮してくれるものです。
これは駐車場に余裕が無いとナカナカ難しいのです(多くの場合、早く来たモノ順に奥から並べられますので)
サスガ、スキー場の駐車場ですネ!
ゲートの前でチームである程度まとまってから、ゲートオープンを待ちます。
前戦から変えてみたモノ
前回の参戦記でも書きましたが、モータースポーツは心技体+車ですので、自分自身の管理と共に、車のメンテナンスはとても大切です。
今回は、車のメンテナンスと仕様変更、それぞれ1つずつ行って臨みました。
1)メンテナンス:ミッションオイルの交換
正確に言うとCVTオイルの交換です。
我がコペンはCVTフルードの中に、LSD(カーボン製)がどっぷりと浸かっていますので、LSDの作動と共に、そのカスがオイルに少なからず出ているハズなのです。
LSDを組んでから300km以上走行しましたし、ひとまず初期の当たりが着いたであろうという事で、交換です。
フルードを確認したところ、見た目には意外とキレイだったのですが、レベルゲージを拭き取るとやはり黒いカスの様なモノが付着していましたので、念のため交換しました。
これで気持ちの面でもひとまず安心して、本番に挑めます。
2)仕様変更:フロントバネレートの変更(50→40 N/mm)
1~2戦を走行する中で、ターンでの頭の入りの良さ→旋回速度の向上に取り組んで居ましたが、フロントサスの調整代がこれ以上柔らかくならない所まで来ましたので、バネレートを一段下げる事にしました。
路面の摩擦係数μがとても高いとか、タイヤのグリップが凄く良いとか、サーキットの様に好条件が揃っている場合には、逆にサスを固くする選択肢もありですが、今回は特にスキー場の駐車場という事もあり路面μは低め+パイロンコースでターンの連続という事を考慮して、ロールさせる事によるフロントのグリップ確保を選択しました。
これにより、ターンし始めに頭が入り易くなり、高い速度で旋回が可能になります。
特にパイロンコースはターンの連続ですからタイム短縮には有効です。
ちなみに、ですが、先代のコペンで戦っていた時は、フロントのバネレート120N/mmでした。
これはSタイヤという、とてもグリップの高いタイヤを履いていた事もありますが、40N/mmに比べると実に3倍!
とある、とても偉い方(会社の)に言われた事を思い出しました。
「ボデー剛性が高くなれば、バネレートは下がっていくものだ」
やはり、これはD-Frameの効果ですね♪
詳しくは、この記事の掲載サイトでお世話になっている野間さんのレポートご参照ですネ。
ダイハツ新型コペン試乗会レポート(1):いいクルマを作るには骨格、土台が大事 #copen【ワンダードライビング】
ちょうど、先代コペンに比べて、上下曲げ剛性が3倍になっているので、その分バネレートは1/3で良いと!
これって偶然!?
私は専門家じゃありませんので良く分かりませんが、また、そんな単純な話では無いと思いますが、ちょっとお勉強すれば、計算式でも出ると思われます・・・
今回は、現地現物で実感しました^o^)
見た目も大切!
ジムカーナはタイムトライアルで、ライバルとの競争ですので、「速そう」という見た目も大切!っという事で、D-SPORTから絶賛発売中のエアロを装着!
軽量化とは反対方向ですが、その分、迫力は増します(笑)
今回は、フロントロアスカートと、サイドスカートを装着!
D-SPORT コペンRobeエアロパーツ コペンRobeエアロパーツ | エアロパーツ | D-SPORT
それでは、今回のお題
今回の会場は、スキー場の駐車場ですが、もちろんJAFの公認コースになっていますし、地元の観光会社がとても頑張って設備を整備&充実させて居ますので、参加する方も見る方もとても快適に過ごす事が出来ます。
中でも、一番良いのが、「トイレ」
駐車場の端に設けられているとは言え、中はホテル並みに快適です!
これ一番重要ですね!
奥伊吹モーターパークお出迎えの看板です。
入り口から見たところです。パイロンがイッパイ見えますね~
上のパドックから見たところです。
私にとっては、これぞ元祖ジムカーナ!と言えるレイアウトなのです。
近畿の選手はパイロンコースがイヤだと言う方が多い様ですが・・・関東では当たり前ですネ
(後半に続く・・・コース図/攻略方/全日本選手の走り/そしてトライ結果などなど)
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