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ヤマハFZ250 PHAZER(フェーザー)1985年式 レストア記

炸裂するパワーとオールマイティ! 新型 Audi RS3 Sportback 試乗レポート

2015.12.16

ワンドラの隠れた人気記事は Audi TT RSクーペ。

アラ、丸くてかわいらしい!? Audi TT RS クーペ高速試乗レポート(1)【ワンダードライビング】

このTT RSに搭載されるのは2500cc 5気筒エンジン、その最新版がこのRS3に搭載。果たしてその実力はいかに?

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試乗は新型Audi TTSから乗り換えて行いました。

デザインと走りの両立。新型 Audi TTS Coupe 2.0TFSI quattro 試乗レポート【ワンダードライビング】


ハイライトはエンジン

4気筒、6気筒が多いなか、その中間の5気筒というのは稀有な存在。しかしアウディの5気筒エンジンといえばアウディ・クワトロの活躍で伝説、伝統化しています。その血統を受け継いだこの5気筒エンジンは2.0L4気筒エンジンとボアxストロークは共通、1気筒追加して5気筒にしたような構成です。

このエンジンの出来の良さは、2010年から6年連続で2.0~2.5リッタークラスの International Engine of the Yearを獲得していることからも分かることでしょう。

Results | International Engine of the Year 2015

今回の5気筒エンジンは367馬力にパワーアップ。

一昔前はラリーで勝つためにスバル、ミツビシが競って300馬力クラスを投入していましたが、参戦を見送ってからはひとまずパワー競争はひと段落。

ふと気付くとヨーロッパのCセグメントではパワーウォーズがはじまっており、ライバルとなるAMG A45は2リッターターボで381馬力と2リッター最強。ついこないだまで日本の出力自主規制が280馬力だったことを考えると、まさに隔世の感があります。

吠えるエンジン、ウルトラスムースな乗り味

その伝統的な5気筒エンジンのイグニッションを入れると野太いエキゾーストノートが響き渡ります。5気筒独特のサウンドノートが伝わり、これが通常の4気筒モデルとは異なることをドライバーに伝えます。

7速Sトロニックとクワトロのおかげで、濡れて荒れた路面であってもそのエンジンパワーを効率よく路面に伝え、あっという間に加速。公道、しかも雨の中ではエンジンパワーすべてを使い切ることは、まったくもってできません。確かにこれはTTSよりも加速感が高いです。

同時に驚いたのが後席の乗り心地のよさ。

今回の試乗は大人3名乗車で、最初に左後部座席に座ったのですが、こういったスポーツモデル、とくに先代TT RSでは引き締められたダンパーによる突き上げ、下げがかなりハードで、同乗者は荷物またはバラストといった風情ですが、この RS3の後部座席はまさにフラットライド。

サスペンションが滑らかに動き、荒れた路面の衝撃をすべて包み込んでくれるのです。その乗り心地はノーマルのTTやTTS以上、これには驚きました。

ハイ・パフォーマンスな走り

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ワインディングにいっても、これが5ドアのスポーツバックということを忘れさせてくれるほど、軽快に加減速、コーナリング。まさしくRS、レーシングスポーツといった風情です。

367馬力を発揮する5気筒エンジンの出力特性はやはり高回転型。アクセルを踏み込めば踏み込むほどパワーがみなぎってきます。そのためワインディングで低回転に落ちた時に若干のレスポンス悪化、ターボラグを感じることがあります。Sモードか、マニュアルシフトで高回転、といっても3000回転以上を保つのが楽しく走るコツでしょうか。そこからアクセルを踏み込めば異次元の加速です。

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加速を支えるのは安心感のあるブレーキ。

特にこの花型ブレーキディスク、放熱性が高いと言われてますが、それ以前にかっこいいですね。組み合わされるタイヤはピレリ、235/35R19、TTSとくらべて10mm細いのは少し気になりました。


ライバルは身内にあり

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さてこのAudi RS3、TTSから乗り換えて同じコースを走ったために一番比較対象となってしまったのはTTS。TTSに比べてどこがイイ、違う、というのがよく分かってしまうんですね。

エンジンの咆哮やパワーはTTSに比べてありますが、車両重量がTTSと比べて150kg多いことと、TTSは2名乗車、RS3は3名乗車だったので、約230kg以上も重くてハンデがあります。

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特にフロントヘビー感は強く、雨の中、落ち葉だらけの滑りやすい路面ではフロントタイヤが音をあげて外に逃げることが幾度か。

ホイールベースが長いことからハンドルの切り角も多少多めで、軽快感という点ではやはりTTSが勝る結果に。

考えてみればTTSはスポーツクーペとして小さく、軽く、低く、幅広く作られているので、マス自体が小さくまとまっているんですね。それが車両の基本特性としてスポーツ性を高めています。

一方のRS3、心臓は伝統ある5気筒のハイパワーエンジンを搭載するも、車体は5ドアスポーツバック、いわば実用性重視の車体。車体はTTSに比べて大きく、重く、高く、狭くなっているのがやはりハンディになっていることは否めませんでした。

とはいえその差は僅か。比較試乗しなければ気付かないレベルでしょう。特に価格面ではTTSよりも安く設定されたRS3のオトク度は見逃せません。1台ですべて賄おうとした場合に、RS3の万能さ、特に後部座席にのせる家族の満足度を考えると推せる1台です。

試乗車スペック

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Audi RS 3 Sportback

全長x全幅x全高 4345x1800x1440
ホイールベース 2630mm
車両重量 1560kg

最小回転半径 5.1m
JC08モード 13.1km

エンジン型式 CZG
排気量 2480cc 直列5気筒DOHCインタークーラー付ターボチャージャー(気筒あたり4バルブ)
圧縮比 10.0
ボアxストローク 82.5x92.8mm
最高出力 270kW(367ps)/5500-6800rpm
最大トルク 465Nm(47.4kgm)/1625-5550rpm

トランスミッション 7速Sトロニック
タイヤ 235/35R19

車両本体価格 7,530,000円

・試乗車オプション装備

オプション アルミホイール 5アームローターデザイン マットチタンルックポリッシュト8、Sスポーツシート(フロント)
スペシャルオプション カラードブレーキキャリパーレッド
Audi exclusive プライバシーガラス

試乗車価格 7,780,000円



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のりものブロガー

野間恒毅

スーパーカーと美女が好き。 日々RR, FR, FFと駆動方式を選ばずドライビングスキルを磨き、ドライビングプレジャーを追い求めています。リターンライダーとして大型二輪免許取得、大型バイクに乗っています。ミニ四駆、ラジコン、ドローンなどホビーも幅広くカバーしボート。個人ブログはこちら(のまのしわざ


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