ミニ四駆メディアミーティング2015 レースレポート【動画あり】 #mini4wd
2015.04.18今年もやってきましたミニ四駆メディアミーティング。取材はもちろんですが、ワンドラとしてやはり気合いをいれてのぞまなければならないのはメディアレースです。
これがジャパンカップ2013ファイナル・メディアレース優勝マシン! 徹底分析 #mini4wd【ワンダードライビング】
昨年のメディアレースではモータートラブルで無念のリタイア。
ミニ四駆メディアミーティング2014 レースレポート~レース編~ #mini4wd【ワンダードライビング】
ジャパンカップ2014ファイナルではチキンハートでトルクチューンモーターを選択、OK Waveさんのスピードについていけず準優勝。
ミニ四駆ジャパンカップ2014ファイナル、熾烈を極めるメディアレースの行方は?(3) レース編 #mini4wd【ワンダードライビング】
この2戦とも優勝は OK Waveさん・・・このOK Wave無双を止めるべく、立ち上がりましたよ!
準備不足
普段であれば入念に事前準備、セッティング出しをするところですが、いかんせん貧乏暇なし、事前メンテもままならず、出発前にローラーセッティングだけ変更してあとは清掃・注油でメンテナンス終了。いかにも準備不足です。こんな状態で勝てるのでしょうか。
組み合わせとコース
会場についてみると、予想通り一般的な新橋レイアウト。
早速練習走行をしようと受付を済ませて組み合わせ表を見てみます。
なんと出走は1番、そしてセミファイナル1で OK Waveさんとぶち当たります・・・
「野間さん、わかってますよね。今日はメディアミーティングがメインなんですよ、レースは添え物ですからね!」
受付時に「空気嫁この野郎(超意訳)」をされる上、この組み合わせは明らかに潰しにかかってます、よね?
ええ、ええ、分かってますよ。今日のメインはプレス発表ですよ、その責務は果たします。でも目の前にコースがあったら、攻略したくなるじゃないですか。それに今日は相当な準備不足なんです。この1時間の練習走行にセッティングを出さねば。。。
見た目以上の難コース
走らせてみると妙なところでコースアウト連発。バーニングブリッジの先にマシンが転がっていきます。なんでだろうと拾いにいってみると、あれ? あれあれ?
「な、なんじゃごりゃ!」(松田優作風に)
しれっとウォッシュボードががっつり貼られていました、しかも壁にも。ここで挙動を見だした軽いマシンがコーナーで弾かれるようです。むむむ、恐るべしタミヤさん、初心者が参加するメディアレースでも容赦ない。
新橋特有のまっすぐ飛ばないテーブルトップ対策にブレーキを強化すると、今度はバーニングブリッジが登らないというジレンマも。
ブレーキとモーターをとっかえひっかえ調整し、電池を多少たらしてセッティングを完了。いざレースに臨みます。
予選レース
予選レースは垂らした電池で安全に安全に。バーニングブリッジの失速が一番怖いですが、そこもクリアして無事通過。
週刊プレイボーイ、OK Wave、週刊アスキー(アカザーさん)、週刊少年チャンピオン、週刊プレイボーイ、週刊ヤングジャンプ(TTS中村さん)、月刊モデルアート、目ディエーター、日経テクノロジーオンライン、電撃ホビーウェブ(ナリサーさん)、小学館集英社プロダクション、日刊スポーツ(敬称略)も予選通過。強豪が軒並み残っています。
セミファイナルレース
OK Waveさんと当たるセミファイナルレース。ここを勝ち抜かないと優勝はない、後には引けない戦いです。ここで心理作戦を展開、OK Waveさんに
「モーターはなんですか、電池は新品にした方がいいですよ」
と揺さぶりをかけます。
ええ、この駆け引きが勝負事では大事なんです! これを口(くち)ミニ四駆といいます。
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もともとはラリーのサービスで行われいた口による場外乱闘、まさに口撃(こうげき)といってもいいでしょう。ここで慌ててセッティング変更したりすると相手の思うつぼ。でもあまりにやりすぎて自分が動揺してセッティング変更して自滅、ということもあるので程々に。
私はもう1セットの垂らした電池に変更して OK Waveさんに挑みます。
スタートすると、終始リードを保ったままゴール、やった、念願の OK Waveさんに勝った! これで一歩優勝に近づいた!
強豪のアカザーさん、ナリサーさんはセミファイナルで姿を消し、ますます有利に、と思ったら。
凄い勢いでテーブルトップを飛翔する緑のマシン。そう、あのTTS、チーム・トルース・シーカー!
会員は200名にも及ぶというミニ四駆チーム界の巨大勢力、TTSの総帥、中村氏のマシン。速い、速過ぎる!
決勝レース
決勝レースは5名によるレース。私ワンダードライビングの他、週刊プレイボーイ、週刊ヤングジャンプ(TTS)、メディエーター、小学館集英社プロダクション(敬称略)が出場します。
TTSのあのマシンに勝つには・・・いちかばちか、リアブレーキを外すしかない! そう思って手をかけるものの、いやコースアウトしては意味がない。あの速度域で全部飛び越せるとも限らないし、ここはブレーキはかえず、電池だけアップしよう。
ということで、逡巡した結果、充電して垂らしていない電池に交換。これで決勝レースに臨みます。
いざスタート!
いいスタートをきり、テーブルトップをまっさきにかけ下ります。真実を求める緑のマシンはどこから追い上げてくるのか?
そうドキドキ見守っているとどうも後続は団子状態、リードを保ったまま5周を走り切りゴールイン!
優勝だ!
ということで、なんと2大会、1年半ぶりにミニ四駆メディアレースで優勝しました! ありがとうございます。タミヤさんの「空気嫁この野郎」目線が痛かったのは事実ですが、何度もいいますけどここ2戦は OK Waveさんが優勝ですからね、OK Waveさんなんですよ!
あとでTTS中村さんにマシンについてきいたところ、なんとモーター不調、どうやらブラシが折れてしまったということです。それって1年前の私状態・・・ それまでの好調はモーターの最後の煌めきだったということでしょうか。まさに勝負事は一筋縄ではいきません。
そんな私は今回、カーボンブラシで耐久性の高いハイパーダッシュ3モーターを使っていました。
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レースダイジェスト動画
レースの様子は動画でもどうぞ。
レース結果
1位 ワンダードライビング
2位 週刊プレイボーイ
3位 小学館集英社プロダクション
・・・
メンテナンス、セッティングについては、次回お届けします。
(つづく)