ミニ四駆メディアミーティング2014 レースレポート~レース編~ #mini4wd
2014.04.21「ミニ四駆メディアミーティング2014 レースレポート~準備編~」のつづき。
レース当日、いやメディアミーティング(記者発表会)が本来の主旨なのですが、一部メディアの一部参加者の目的・目標はもはやメディアレースといっても過言ではありません。
事前練習、セッティングを積み、この日を迎えました。
記者発表内容については下記をどうぞ。
ジャパンカップ2014情報解禁!ミニ四駆メディアミーティング2014 #mini4wd【ワンダードライビング】
コンクール・デレガンス
レースに先駆け、コンクール・デレガンスの開催。各メディア、特にホビー系、モデル系の力作ぞろいはまさにプロの仕業。レベルの高いマシンがズラリと並んでいます。その中でひときわ目をひいた3台がコンクールデレガンス入賞!
モデルアートさんによる、フレイムアスチュート。カラーリングはインディカーのもの。
解説があまりにマニアック過ぎてタミヤさんもメディアも多少引き気味ですが、その意気込みが素晴らしいです。
玉川美沙ハピリーさん、ホビージャパンさんも入賞です。おめでとうございます。
コース
コースは企業対抗戦で使ったコースとほぼ同じ、新橋での定番コースを少し調整したものです。
左奥にある1コブ(ドラゴンバック)の着地部分が芝が貼られた2段の段差付になっています。
ジャンプして着地部分が傾斜している上に芝で、フロントから着地すると前がひっかかって前転するケースもあり、ジャンプ姿勢が重要です。
さらにトラップとして、その先のレインボーカラーのコース上にスターターが置かれるのですが、ジャンプしすぎるとそのスターターに直撃するという罠も。それによりコースにはまってしまいリタイアということも考えられます。
飛距離も考えないと危険ですね。
予選レース
いよいよレース開始。私はといえば事前練習走行から、多少たらしたネオチャンプを使って走行に臨みます。久々のレースでドキドキ、もう心臓の動悸が止まりませんよ!
緒戦のお相手はRBB TODAYさん、MONOQLOさん。
ではレーススタート!
良いスタートをキメ、そのまま安定的に周回を重ねます。これはきっと行けるでしょう...と思った最後の周。
最後の最後にバーニングブリッジがあったのですがここで大減速、観客からは止まるのではないかと、心配の声があがるものの、なんとかゆっくりながらもと下りてくることができて、一安心。
そのまま無事ゴール、準決勝進出です。
今回のセッティング、リアブレーキをグレーのものにしており練習走行から相当減速することは知っていたのですが、心配されるほどの減速をするとは、よほど電池が垂れてきたのでしょうか。スタート地点からはバーニングブリッジは裏側となっていて減速ぷりが自分では分からず、一抹の不安がよぎります。
準決勝レース
準決勝での相手は玉川美沙ハピリーさんとOK Waveさん。OK Waveチームといえば前回のメディアレースでは3位、またワンドラ主催のミニ四駆部企業対抗戦でも常に強豪としてその安定性、強さは折り紙つき。いくら(たまたま)前回優勝しているからといっても気が抜けない戦いになることは間違いないはず。
もともとは1回使ったネオチャンプで、瞬発力よりも安定性を重視して望むつもりが、OK Waveさんが相手ということ、そして予選レースでのバーニングブリッジ上り坂での失速を考えて、充電したてのネオチャンプに変更、万全を期します。飛んだら飛んだで致し方なし。
事前に電源スイッチを入れて動作を確認。問題なし。
そして望んだ準決勝レース。
レディ・ゴー!
スタートダッシュが決まったか、と思った瞬間マシンに異変が。本来加速するはずの直線になってもまったく加速せず、他の2台に見る見ると離されていってしまったのです。
しまった、電池か!?
充電したての電池は普段使っていない予備で、しかも練習走行も一度もしていないもの。接触不良か充電不良か、とにかくまったくもって速度がでずにノロノロ走行のまま。
結局そのまま本来の実力を発揮することなく、レース終了。ガックリ...
端子なのか、接触不良なのか、電池なのか。スイッチを入れてもモーターが回らなかったりと確かに不調そのもの。
レースの方は強豪OK Waveさんが決勝進出へと駒を進めます。
決勝戦
強豪アカザーさんも準決勝で無念のコースアウトリタイアで敗退。決勝戦は
・OK Wave(1)
・OK Wave(2)
・GetNavi
・週刊少年チャンピオン
の4名で争われます。週刊少年チャンピオンさんは社内でミニ四駆部をはじめたとのこと、そしてGetNavi編集部は今年も超速ガイドを発売するなどミニ四駆に本気な方々ばかり。
いよいよメディアレース決勝戦のスタート!
このハイレベルな戦いを制したのは...
1) OK Wave
2) GetNavi
3) OK Wave
とOK Waveさんが1-3フィニッシュ! 超速ガイドのGetNaviさんもその実力をいかんなく発揮して準優勝です。おめでとうございました!
レース優勝 OK Wave(中央)
レース2位 OK Wave(右)
レース3位 GetNavi(左)
コンデレ1位 モデルアート(中央下)
コンデレ2位 玉川美沙ハピリー(左下)
コンデレ3位 ホビージャパン(右下)
戦い終わって泣きぬれて
事前に練習走行するなど気合いを入れていたものの、残念な結果に終わった週刊アスキーのアカザーさん、電撃ホビーのナリサーさん、そしてワンドラの私野間の失意のショット。
失速の原因
「モーターじゃないですか? 回してみてカチっといったらブラシが折れてますよ」
というアドバイスが。実際に回してみるとカチっと音がする!
帰宅後モーターを分解。すると。
確かにブラシが片方折れています。これが失速の原因だったのですね。
ハイパーダッシュ2モーターは通常のブラシを使っているため、激しい走りに耐えかねて突然折れてしまうことがあるのはミニヨン・レーサーの中では有名とのこと。タイムが落ちてきた、バーニングブリッジが登れないなど予兆はあったのでそれを察知して予めモーターを交換すべきでした。
なお今年タミヤからハイパーダッシュ3モーターが発売されます。
こちらには折れにくいカーボンブラシが採用されるということですから、こういったアクシデントも少なくなることでしょう。
ブラシ折れは F1でいえばエンジンブローみたいなものですが、そこまで見越して早め早めのモーター交換をすべきでした。昨日あんなに練習走行しなければこうならなかったかもしれません。
いやあ、ミニ四駆は本当に世界最小のモータースポーツといっても過言ではありませんね。ますますやる気が湧いてきましたよ。この悔しさを胸に、次回はリベンジ果たしますよ! ミニ四駆は一日にしてならず。
(おわり)
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早め早めの交換が吉。