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ヤマハFZ250 PHAZER(フェーザー)1985年式 レストア記

第4回「ミニ四駆部」企業対抗戦〜2014春の陣〜参戦レポート(1) 企業紹介・コンデレ編 #mini4wd

2014.04.14

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去る3/25にミニ四駆フェア2014の一環として新橋タミヤプラモデルファクトリー(以下新橋TPF)にて行われた、ワンダードライビング主催「ミニ四駆部」企業対抗戦〜2014春の陣〜にチームDTの1レーサーとして筆者・藤井アシオが参加して来ましたので、その模様をレポートします。

参加企業紹介

今回の参加企業はご覧の通り。

デジタルハーツ

RopEar

チーム養鶏場

Good Smile Company

OKWave

・中野杉並区中小企業連合会

GetNavi

ALCOT

MAX FACTORY

本田技術研究所

・津止合金工業

・DT

VERTEX

(敬称略・順不同)

ジャパンカップ会場開催を実現しすっかり有名となったこのイベントも1周年。4回目となる今回の参加企業は13企業と過去最多。

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会場となったおなじみ新橋タミヤファクトリーが手狭に感じられる程で、椅子まで撤去され立食パーティーのようです。

イベントは企業紹介を兼ねたコンデレから始まります。

コンクールデレガンス

今回のテーマは「実車系」

最近のミニ四駆のトレンドともいえる実車系マシンはラッピング面積も広くコンデレ人気の高いシリーズですが、個性溢れる企業レーサーの皆さんはどのように調理してくるのでしょうか。

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トップバッターは企業対抗戦皆勤賞のデジタルハーツさん。
春の全国交通安全運動にかけてパトカーカラーのフェスタジョーヌでエントリー。

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ミニ四駆もできる趣味BAR「Shuminova」を経営する常連RopEarさん。前回コンデレ優勝チームが今回用意したのはShuminovaのマスコットキャラクター「シュミノバうさぎ」をちりばめたキュートなアストラルスター。

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ゲームメーカー養鶏場さんのコンデレマシンは会社のデザイナーさん作の痛車アストラルスター。イラストは描き下ろしだそうで、コストかかってます。

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ねんどろいどで有名なグッドスマイルカンパニーさんは造形屋のスキルを見せつける徹底改修されたシングルシートコペン。
残念ながら塗装が間に合わずという事ですが、これは完成が待ち遠しい出来栄え。

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2回目以降全戦参加ながら未だ勝ち星無くリベンジに燃えるOKwaveさんはLEDのヘッドライトを輝かせたメタリック調のコペンで参加。
バンパーやローラーまで含めたトータルコーディネートも高ポイント。

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お次は初参加となる中野杉並区中小企業連合会さん。

プロダクトデザイナーのヤマザキさん&「アストラルスターの人」根津さんが首謀するというミステリアスなこのチームは、お二人がプロデュースしている「脳内解放協会(コスプレイベント)」&「product_c」&「zung_desig」のトリプルコラボな痛車アストラルスターで参上。口上だけで凄そうですが、よくよく見るとマスダンパーはボディに埋め込まれ1つのデザインとして処理されているあたり流石デザイナー集団、細部へのこだわりが徹底しています。

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素敵なハッピがトレンドマークなミニ四駆超速ガイドでおなじみGetNaviさん。タミヤ本社に展示してあるワーゲンオフローダーを再現したモンスタービートルで参加。

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ゲームメーカAlcotさんのマシンは同社の新商品をテーマにした痛車コペン。
良く見るとフロントウインドウが透明ですが、これは単なる透明プラの置き換えではなくヒートプレスで制作との事。
シャーシとローラーのカラーマッチングも素敵ですね。

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常連マックスファクトリーさんは制作者がハマっているというアニメのキャラクターをモチーフにしたコペンで参加。
キャビンに乗ってる自作フィギュアは頭にネジがささっ......ているのではなく、これはマスダンパーにもなる機能部品。芸が細かい!

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お次は初参加となる本田技術研究所さん。親子二人でのご参加です。

まさか天下のHONDAが会社直々にミニ四駆イベントに出向いて来るとは...これが今のミニ四駆パワー!
コンデレマシンはNSXコンセプトに似ているという理由から白いフェスタジョーヌ。しっかりアシモも乗ってます。


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みによんくチャンネルの管理人、とよしま氏率いる津止合金工業さんは会社の営業者をコンセプトにした戦闘力の高いTRFワークスJrで参加。

公式戦チャンピオンズまで引き連れた自他ともに認めるおとなげな...もとい「カツいチーム」はタミヤ製品を自社加工したという19mmAA(マシン左上)をお土産にもってきたりとやりたい放題。流石です


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チームDTが今回用意したのは6輪仕様のランチボックス。

企業対抗戦のコンデレはインパクトが高評価とばかりにハッタリ感を盛り込んでみたらネタ車はDTのみ。これはもしかするともしかするかも?!

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VERTEXさんはGULFカラーのフェスタジョーヌでエントリー。造形屋らしい素晴らしい塗装が目を引きます。

実車レースカーの雰囲気満点でコンデレ御用達のラジ四駆用ナット止めホイールをオレンジに塗って足回りもバッチリぬかりありません。


以上、参加13チーム全てのコンデレマシンが出そろった所でコンデレスタート!

この中から各チーム2票毎の得票数で決められる企業賞と本職のカーデザイナーでもあるヤマザキさんが選ぶワンドラ賞の二台が選出されます。

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注目の結果は...


企業賞 チームDT
ワンドラ賞 マックスファクトリーさん

うーんやりました!6輪車強し、です。

やっぱりミニ四駆のコンデレはハッタリは大切ですね。

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ちなみにこのマシン、FM化して単5電池使用に切り詰めたS2シャーシに、さらにS2シャーシのフロントを強引に繋いで作った6輪駆動車でちゃんと走る!ヘッドライトも光る!...がウリ。コンデレとはいえ、走ってこそのミニ四駆ですからね!

とはいえ、実際は減速比を合わせてないなんちゃって6輪駆動なので本当に走るとあっという間にギアが逝きそう。
走行性能はあくまでコンデレ並ということで。

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ワンドラ賞となったマックスファクトリーさんのコペンは、機能部品であるマスダンパーをうまくデザインとして扱っている所が高く評価されていました。

ミニ四駆のコンデレは単なる模型のコンテストとは一味違った「ミニ四駆らしさ」が評価されてナンボですから、これは納得の選出ですね。


これにてコンデレは終了。
いよいよレース、スタートです!

(続く)

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実車系ミニ四駆が最近熱い!


この記事を書いたライター

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イラストレーター

藤井アシオ

フリーのイラストレーター。デザイナーとしての業務も請け負う関係でチームDTのメンバーに所属中。元エンジニア出の設計中毒者で、模型歴28年を超える筋金入りのホビーマニアでもある。ミニ四駆歴も相当に長く、知識と技術をフル活用した精度の高いマシン作りが得意。


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