星空はすべてキミのもの? 若奥様の使い勝手チェック:Audi TT RS クーペ高速試乗レポート(2)
2011.09.27「アラ、丸くてかわいらしい!? Audi TT RS クーペ高速試乗レポート(1)」の続き。大好評「若奥様の使い勝手チェック」コーナーが今回も Audi TT RS クーペ S-tronicでやってきましたよ。
▼前回の若奥様チェック!⇒若奥様チェック! SiFo ルノークリオRS CUPの使い勝手はいかに? 試乗レポート(3) #renault_jp【ワンダードライビング】
【インパネまわり】
外見はおしゃれ、「アラ、丸くてかわいい!」と思わせておいて中はというとかなり男の職場風。といってガテン系ではなく、スーツをばしっと着こなした広告系? シルバーと皮をうまくつかった高級感溢れる車内です。
メーターはシンプルなアナログ、しかしそれぞれにそこはかとなく迫力が。ちゃんと機能していそうな水温計と310km/hまで振られたスポーツメーターはド迫力。タコメーターは6800回転からレッドゾーンで8000回転までふられており、TT RSの文字が中央に燦然と輝きます。
センターコンソールはシンプルにまとまっています。3連吹き出し口が特徴的で、今風の車らしくカーナビがビルトイン。その下に空調の操作パネルが配置されています。そしてハイライトはやっぱりSトロニックのシフトノブ。
シフトノブは太く丸く、ここも「丸い」印象が。トップには「RS」の文字が埋め込まれ、こちらもシルバーの金属と皮まきで手触りがよいです。前についているボタンを押しながらシフトレバーを操作し、DモードとSモードを選択。左に倒すとマニュアルモードに。
シフトを前に倒すとアップ、手前に引くとダウンです。
もちろんハンドル脇についているパドルでも操作可能。7速もありますからね、操作しがいがあるというものです。
シートはTT RS標準仕様の本皮シート。もちろん背中にTT RSの文字が入っています。
グローブボックスもシルバーのアクセント。さりげなく「quattro」のロゴが左側に入っています。
ライトスイッチはレバーではなく、右側のダッシュボード下。こちらもシルバーのアクセントが。
ドアレバーもシルバー。とにかくシルバーです。
エアコン吹き出し口も・・・言うまでもなくシルバー!
【シート】
サイドエアバッグ内蔵の電動調整シート、ペダルはアルミでこちらもシルバーに輝いています。女性でもぴったりの位置に調整でき、とても似合いますね。
乗り降りはというとルーフが低く、サイドシルが深いので結構出入りが大変。特にミニスカ注意です。
スカッフプレートもシルバー、TT RSのロゴ入り。
TTの助手席は女性の収まりがいいです。とてもしっくりきますね。
もちろんバニティミラーも装備、ライトも自動で点灯します。
助手席も低いルーフと深いサイドシルに気をつけながら出入りします。
さて、ここまではまだよかったんです。ここからがTTの真骨頂。
【リアシート x ハッチバック】
そのまま後部座席に入ってもらいましたが、頭の行き場所がない! 身長160cmの女性でこの状態、背の高い男性はどうなっちゃうの?
途方にくれる若奥様。
腰を前にずらし足を崩してようやく頭が収まったレベル。フロントシートはまだ前に倒したまま。これでは助手席が使えません。
助手席を元に戻したら、前のシートにバイクのように掴まるしかないね、という苦肉の策。もう一度いっておきますけど、身長160cmの女性ですからね。
そんなことならもういっそのこと!
シートを倒してハッチバックに寝そべってしまえ!
いいね、開放感があるね! こんなに広ければキャンプに車中泊も余裕だよ! もう星空はすべてキミのもの!
・・・ってたぶん使い方違います。
それはともかくハッチバックの使い勝手はというと、まずハッチは女性でも手の届く高さ。
シートを倒さないでも十分奥行きがあり、リアシートまで手を伸ばすのがやっと。
シートを倒せば女性が寝そべることができるほどの広大な空間が。オーナーはいつもこの状態で走っているとのこと。つまりほぼ2シーター状態。これだけの広いハッチバックがある2シーターは使い勝手がいいことでしょう。
夫婦でIKEAにいって本棚を買っても、この広いハッチバックさえあれば荷物を積むのも楽々。ゴルフバッグ? 余裕で3個はいけますよ。でも2人しか乗りませんけどね。
【若奥様・フォトアルバム】
い、いしたにさん?
・・・
今回のモデルも ワンドラ・ゲストブロガーでもある yumiking diaryの yumiさんでした。このあとまさか絶叫することになるとは、このときはまだ想像していませんでした。
お次はいよいよ本命、走りのインプレッションです。動画が凄いですよ。