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ヤマハFZ250 PHAZER(フェーザー)1985年式 レストア記

#逗子ビート通信 phase-10 プチオフ会

2019.11.16

長かったですがようやく納車、名義変更と車庫届出が無事終わりました。そこで回りのビート仲間と一緒に秋の奥多摩へドライブ、プチオフ会の開催です。

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以前試乗をさせてもらったビートもオーナーのラリードライバー共々参加です。

S2000オーナーのビート試乗記。震えるぞハート、燃え尽きるほどビート! 【ワンダードライビング】

今回の逗子ビートの特徴はとにかく「ノーマル」。マフラーも鉄ホイールもタイヤサイズもサスペンションもノーマルなので、もっともメーカー純正のセッティングを堪能できる状態にあります。唯一の問題? はまだ慣らし運転中ということと、壊れているタコメーター。

ひっかかりがあるらしく、アイドリングは1200回転前後のはずが2200回転、常に高めの回転数を示す傾向でエンジン音がそんなに高くなくても7000回転を示している状況です。そんなわけなので、タコメーターは気にせずエンジン音だけで判断。

向かった先はいつものコース、奥多摩周遊道路です。

あきる野でメンバー集合、ビート3台と昔の職場の先輩のS660の合計4台。

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色々トラブルがあり1時間近く予定時間よりも遅れて到着したにもかかわらず、もうここからオフ会開始。トークがとまりませんw

もはやこの時点で正午近く。隊列を組んで奥多摩へと向かいます。

奥多摩周遊道路までの道は遅い前走車につかえてなかなか真価を発揮できませんが、奥多摩周遊道路入り口手前でオールクリア。慣らし運転中のエンジンをいたわりながら走行インプレ開始です。

・・・のぼんないw

さすがに4速では上がっていくはずもなく、3速でなんとかエンジン回転数が少し上がっていく感じ。いつものペースと比べると圧倒的に遅いですが仕方ありません。ここは幻の多角形コーナリングでコーナリングスピードを高めて車速を落とさないようにいかないと。

素直なハンドリング

ノーマルホイールにエコタイヤの組み合わせは、我々の予想ははるかに下回る速度で鳴き始めます。しっかりとロールをかけて、重ステの舵角をキープして走れば驚くほど安定して、イメージ通りに曲がっていくのです。これは意外。

この状態ではリアは鬼のように安定しており、まったく揺らぐことがありません。フロントも今回の慣らし運転の回転数ではプッシングアンダーになることもなく、教科書どおりの弱アンダーステア。これに比べたらいわゆる「弱アンダーステア」といわれる一般車は全部「ド・アンダー」といっていいでしょう。

その証拠に一般車がいちいちブレーキを踏むようなコーナーでもノーブレーキでロールをかけていけば曲がっていく、これは何かににている、そうだ、ルノーカングーだ!

ハンドリングの市民革命! ルノー・カングー・エクスプレス・コンパクトは切れば曲がる魔法のクルマ #renault_jp - のまのしわざ

どうしてもスポーティなハンドリングというと、足をかためてロールをおさえて、タイヤグリップをあげてステアリングに対しての応答を敏感に、いわゆる「ゲインをあげていく」傾向にあります。しかし。

果たしてそうやってセッティングされた車が乗りやすいかというと、ちょっとした凸凹で跳ねたり路面のグリップ変化に過敏だったりしてステアリングを握る手にはうっすらと汗をかきながら、いつでもステアを戻す準備をしているわけです。ようはタイヤ任せのハンドリング。

一方ロールを生かしたハンドリングではタイヤに荷重をかけているのでグリップは逃さないし、たっぷりなサスペンションはロール中でも路面をとらえて放しません。むしろラリーカーに近いセッティングといってよく、このような山坂道で工事でガタガタ、落石や落ち葉、砂利がういているところにはレースカーよりも向いているのは自明ですよね。

多少初期応答がダル、鈍いから気持ちはアガらないと思いがちですが実はそこからが本領発揮なのです。

特にこのビートはパワーステアリング機構なし。タイヤのダイレクトな反力を掌に感じることができ、中立時の曖昧さもゼロ。ステアをいれたらいれただけの感触、そしてその結果としてのフロントのロール、リアのロールへいたる挙動変化を感じながらコーナリングをすることができます。これが実に味わい深い。というかこれまでこの味わい深さをよく理解してなかったのですが、アラフィフになってようやくわかるようになってきました。

速度域は高くないですが、軽自動車のエンジン、しかも慣らし運転中にもかかわらず相当コーナリングを楽しむことができました。

いやー、買ってよかった。

気になる点

エンジン、ハンドリングは完璧ですが、さすがは28年落ち15万キロ走行です。インテリアのへたり、やれがひどく、幌のウィンドウシールなどは要交換など美観を中心になんとかしなければなりません。

#逗子ビート通信 phase-09 納車【ワンダードライビング】

特に急ぎでやりたいのは

・スペアキーの作成

・タコメーターの修理

・雨漏り対策

・錆対策

・オーディオ、左スピーカーからしか音がでない問題

です。

これは年明けてからじっくりと取り組む予定です。

そしてはやく慣らしを終わらせて、全開で走りたいですね。


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のりものブロガー

野間恒毅

スーパーカーと美女が好き。 日々RR, FR, FFと駆動方式を選ばずドライビングスキルを磨き、ドライビングプレジャーを追い求めています。リターンライダーとして大型二輪免許取得、大型バイクに乗っています。ミニ四駆、ラジコン、ドローンなどホビーも幅広くカバーしボート。個人ブログはこちら(のまのしわざ


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