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ヤマハFZ250 PHAZER(フェーザー)1985年式 レストア記

#逗子ビート通信 phase-19 タコメーター交換(社外タコ内蔵)

2020.04.12

買った当初からタコメーターが正しい数値を出さない問題を抱えていたマイビート。調べてみてもやはり多くの個体が同じ症状となり、直すにはヤフオクでメーターOHを請け負っている業者に出す以外にいい方法がないことが分かってきました。メーターOHでは動作不良のトリップメーターもOHされるので出す価値はあると思うのですが、今回社外メーターと交換、内蔵する方法を試しました。

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今回購入したのは80mmサイズのオートゲージ製。レブリミッター警告灯が付属するなど多機能です。

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早速メーターを分解します。

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社外タコメーターを取り付けるにあたり、配線をどうするか問題。コネクタの機能を独自に調査してみました。


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オートゲージ製タコメーターで必要なのは

常時電源(12V)
アクセサリ電源
イルミネーション
GND

の4つと

タコメーター信号線

です。常時電源だけどこに来ているのか最初わかりませんでしたが、テスターを使って調べた結果ハイビームの片側にきていることを発見。ハイビーム点灯して0Vに落ちてしまう方ではなく、キー位置やハイビームレバーの操作にかかわらず常時12Vとなるところから電源がとれます。

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とりあえず仮どめしてオートゲージ製タコメーターの動作確認。

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最初回転数が非常に低く表示されたのですが、これは気筒設定が標準の4だったため。ビートは3気筒なのでしたね、忘れていました。気筒設定を3にして、正しい数値が表示されました。純正は高すぎるのが分かりますね。

社外メーター分解

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オートゲージ製タコメーターはそのままでは大きくて入らないので、分解します。外側のリングがカシメてあるので、裏からマイナスドライバーを入れて丁寧にゴリゴリと広げていき外しました。

メーターはカバーの他赤リングがついており、これがなかなかいいアクセントを出しています。

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とりあえず入れてみるとサイズ的にぴったり。あとはこれをどうやって固定するかです。

ステー作成

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3Dプリンタでステーとなるパネルを作りました。

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するとあら不思議。まるで最初からそうだったんじゃないかと思うくらいぴったりフィット。
いや実際にはフィットするまでに3バージョンくらい作り直して形状調整、位置調整していますが。

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さらにメーターとの隙間を埋めることと、イルミネーションのアクセントとなるメーターリングを3Dプリント。

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最初PLAの白で作ったのですが、なんとなくアクセント不足。

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PETGの赤で再度作り直して入れてみました。

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ソリッドの赤なのでバックライトが透過しないと思ったのですが、意外と明るく綺麗に発色。

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最後にPETGの透明オレンジで作成。

結局3色作ってしまいました。

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配線延長

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メーター本体の配線は内側からとることにします。純正メーターを取り付けていた3mm長ボルトの先端に丸型端子をつけてボルト止め。

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電源とイルミはもともとネジって取り付けていたところに裸配線のまま共締めです。またイルミはバックライト不要なので電球(LED)は外しました。

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制御ボタンは配線の長さが足りないため、フラットケーブルを使い延長。

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地味に半田付します。

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最後にコルゲートチューブで保護して完了。組み付けていきます。

組立

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制御ボタンのハーネスを入れるためにメーター裏パネルに穴をあけて、ここからハーネスを通します。

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コネクタをとりつけ、さきほど作ったプレートとメーターリングを取り付けてメーターを挟み込むようにして表のパネルをねじ止め固定。

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ほぼ完成です。

機能

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バックライトカラーは白の他に赤、青が選択可能。

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制御パネルはメーター横に両面テープで固定。押すと外れてしまうので、掴むようにして操作しましょう。

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レブリミットは2つ設定可能、点滅と点灯。

いまは慣らし運転のため

4000回転で点滅
5000回転で点灯

にしました。

実走テストして動作を確認。

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今後の課題

もともとメーターパネルがスモークになっているためバックライトがまぶしすぎるかもしれません。メーターパネルをスモークにするか、バックライトLEDを切るなど調整した方がいいかも。

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この記事を書いたライター

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のりものブロガー

野間恒毅

スーパーカーと美女が好き。 日々RR, FR, FFと駆動方式を選ばずドライビングスキルを磨き、ドライビングプレジャーを追い求めています。リターンライダーとして大型二輪免許取得、大型バイクに乗っています。ミニ四駆、ラジコン、ドローンなどホビーも幅広くカバーしボート。個人ブログはこちら(のまのしわざ


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