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2018年JMRC近畿ジムカーナミドルシリーズ第2戦 ORCC ジムカーナ 参戦レポート

2018.05.01

シーズン開幕し、世界のテッペンから末端まで、各カテゴリー、モータースポーツ盛況ですね!

なかなか一般地上波でのTV放送が無いので、お目に掛かる機会が少ないのですが、ここ日本でも毎週末どこかで何かのモータースポーツイベントが開催されています

ORCCジムカーナ開催にあたり、冒頭ORCC会長がご挨拶されたのですが、その時に仰られた事で少し心がトキメキました!
ジムカーナも世界選手権化の動きがあるとの事です!

純粋に、今やっている事が世界に繋がっているというのはとても意味がある事の様に感じられます。ラリーやドリフトは既に世界選手権と繋がっていますから、ジムカーナもそうなると、やる気のある若手選手を始め、長年走っている私の様なオッさん選手達のモチベーションも上がり、参戦している意義がより増すというものです

どんな世界選手権になるのかも楽しみです!
仮に、ケンブロックさんの様なジムカーナになると、参戦のハードルはかなり高いです(笑)

でも、世界選手権ならこれくらいやるべきかも知れません、エンターテイメント性も兼ね備えて。

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第2戦の舞台は名阪スポーツランドEコース

名阪Eコースでの第2戦、ORCCさん主催は毎年恒例です
毎年成績もそんなに悪くはありません・・・
いや、かなり相性が良いイベントと言えます

ご参考までに過去2年の参戦レポートはこちら

サイドターンにハッピーターン! 2016 近畿ジムカーナ ミドルシリーズ 第2戦 参戦レポート(2)【ワンダードライビング】
2017近畿ジムカーナミドルシリーズ第2戦 コペンセロ表彰台をゲット!【ワンダードライビング】

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かなり相性が良いイベントですので、かなり自分で自分に期待して挑んだ第2戦でした
もちろん一週間前から筋トレ&体幹トレーニングと、禁酒も実行しました
でも、なんかちょっと過度に期待していたのではないかと、今思えばですが、そんな感じでした・・・
前のめり過ぎだったカモ知れません

走る前からやらかしてはいけない!

今のコペンになってから、参戦も今年で3シーズン目に入っていますので、一番負担が掛かっているであろうドライブシャフトを交換しました
初代コペンで参戦していた時に、ジムカーナ走行中にドライブシャフトが寿命から来る疲労骨折した事がありました
転ばぬ先の杖という事で交換しました
ただし、単に交換するだけではなく、とある工夫も投入(これについては改めて別の機会に)

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車両の準備までは良かったのですが、最後の詰めが甘々でした
走る直前のところ
基本的な事が出来ていなかったのです・・・

<その1>

JMRC近畿個人会員証を忘れた(;^_^A
受付で、受理証、運転免許証、B級ライセンス、そしてJMRC近畿の個人会員証の提示が必要なのですが、これを家に起きっ放しにしてしまいました

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幸い、現代にはメールというとても便利な手段がありますので、奥さんに活躍してもらって、写メ送付して貰いました
画像の提示でヨシとして頂いた主催者の対応に感謝です

<その2>

レーシングシューズを忘れた!!!
しかも玄関に置きっ放し・・・
帰宅した時に真っ先に出迎えてくれました

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これだけやらかしては、ドライビング一本に精神集中出来る訳も無く、結果も付いて来るハズが無いのです・・・

コースは直線が多めの馬力勝負に

今回のお題はこんな感じでした!

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P1ポストの左側から反時計回りにずっと高速区間が始まり、P1ポスト右側まで続く。この部分がとても馬力勝負で、最小排気量のコペンとしては辛い戦い必至でした

今回のATクラスライバル達は、第1戦同様、ランエボⅩ、ゴルフ、Z、86、そしてフィットでした

体感と実際のタイムがずれている!

第1戦は気温が低い中での戦いでしたので、第1コーナーのグリップがとても低く、アンダーステアになってしまったのが念頭にありました。ですので、今回もショックアブソーバの減衰力は柔らかめとしました
気温はこの季節としてはめずらしく、30℃にも達しようかという晴天に恵まれたのですが、1本目はそんなに路面温度も上がっていなかったので、柔らかめで行く事にしました。

余談ですが、今年は桜の満開も花粉の飛散も昨年に比べると1週間以上早くピークを迎え、黄砂の飛散が私のアレルギー反応の中心となりました

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早くマスク無で自由に動き回りたい・・・


1本目、そんなにミスを犯した訳ではありませんでしたし、攻め切れていない感はあったものの、そんなに悪くは無いであろうと思っていたところ、1位のダントツランエボⅩは置いておいたとしても、2位のゴルフから2秒も離されていました
終盤のパイロンセクションは2位で通過していましたからヨシとしても、前半が余りにも遅い! 馬力勝負だとしても遅い! そんなに離されるハズが無い! と思っていましたが、実際離されていました・・・

そんな走行動画はこちらです

大体、調子が悪い時ほど、他の物事のせいにしてしまいがちです。何か計測がおかしいんじゃないか? そんな事まで疑い出してしまうのです

初めて左足ブレーキを試す

何とか、この体感と実測タイムがずれているのを打破しようと、1本目と2本目の間に設けてある練習走行にて、左足ブレーキを試しました!

これは、2ペダルCVTコペンだからこそ、尚更、試せる事です

右足一本でブレーキとアクセルを交互に踏むよりは、確実にその踏み換えに掛かる微少なタイムロスが減りますから、その積み上げで、タイムが少しでも稼げるであろう事を狙いました。ただし、左足の感覚を、右足と同じくらいの感覚にするまで持って行く必要があります

実は、この1ヶ月くらい、通勤途中に練習しておりました左足ブレーキ
7割方右足の感覚に近付いているところまで来ていると思っていました。折角の練習走行の機会ですから、試さない手はありません

しかしながら、いざスポーツ走行して見ると、1コーナーのブレーキングから、その感覚は違っていました。ブレーキペダルの重さ(反力)、ブレーキの効かせ方=減速Gの出し方、減速に掛かる時間と距離、全てが右足と感覚が異なりました。スポーツ走行においては、左足の感覚は右足の感覚の50%にも達していない事が分かりました

当然、タイムもダメダメで、前半で2秒以上、後半で2秒近く落としていました
こんなにも違うのか!
一気に20年くらい前のブレーキング初心者の自分に戻った感じでしょうか
クルマが上手に転がって居ない走行ですね。これでは勝負になりません
2本目は、右足の精度を上げる事に集中して、タイムを1/100秒でも良いから縮める事にしました

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体もココロも可能な限りシャキッとさせて挑んだ2本目

最近は、ジムカーナの朝は余裕を持って起床して、ヨガによりカラダも精神も整えてから出掛けているのですが、忘れ物などもして、どうもシャキッとし切れていませんでした
そこで、2本目の走行を迎えるにあたり、可能な限りシャキッとさせて挑もうという事で、
先ずはストレッチ体操、そしてトイレに行ってスッキリ、更にシャキットという事で、少し刺激物の摂取(笑)

名阪スポーツランド食堂のカレー

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これは美味しいです!

それでは、クルマと一体になる事に集中して挑んだ2本目です!


走行後、クルマから降りる時に、少し足がガクガク震えていましたので、それなりに集中する事が出来ていた様です
結果は、1位のランエボⅩは遥か彼方に置いといて(笑)、2位のゴルフから約1秒遅れの、フィットに次ぐ4位を確保しました
まぁ今回のこの状況からして4位を確保という表現が適切でしょう(;^_^A

後に、全日本ラリーに参戦している職場の超有望なドライバー君に私の走りを評価してもらいましたところ、

・タイヤはめっちゃグリップしてる!
・足が柔らか過ぎて、コーナリング初期の頭の入りに時間が掛かっている
・フロントが巻き込みリヤがコーナリング開始するまで時間が掛かっている
・その状況をすんごい上手なハンドリングでカバーしてる

だそうです

つまりショックアブソーバの減衰力調整をミスっていました(;^_^A
そんな事まで気が回っていなかったとは・・・今回は本当に精神的にダメダメな状態だったという事が分りました(反省)

おまけ

この季節は、Eコース脇の小川では、オタマジャクシを、とてもとてもとてもたくさん、見る事が出来ます

コペンは、電動ハードトップオープンカーですので、屋根を収納するスペースがあります。そこはトランクとしての容積としても申し分なく、195-50R15のタイヤですら2本、この通り収納が可能です。これは結構皆さん驚かれますね

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私のヘルメットは、
野球のヘルメット???
ではありません(笑)

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次は、第3戦の前に、G6ジムカーナ 5/6(日)に超久しぶりに参戦致します

G6ジムカーナホームページ - もっと気軽に楽しくジムカーナ!!


この記事を書いたライター

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いじって走れる企画屋

とのむらゆういち

小学生時代はスーパーカーブーム。大学生から社会人になる就職時はいわゆるバブル時代。100%前向きな、いい時を知る、気持ちだけは永遠の少年。楽しい事をひたすら追い求め、人生を旅している。 19歳からモータースポーツにのめり込み始め、学生の時からジムカーナに参戦。その後、ラリーのナビゲータに転向。ある時期ラリーが仕事になり、パリダカールラリーやWRCにメカニックとして参加。その後クルマ=商品の企画開発が仕事となり、趣味と実益を兼ねて、自らクルマをいじりながら走りながら、企画屋として邁進ちゅう。


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