今年こそは完走したい......! メディア対抗レース2018に参加してきました #mini4wd
2018.04.24メディア対抗レース2018開催!
ミニ四駆をはじめて3年目、3回目のミニ四駆メディア対抗レースに出場しました。
メディア対抗レースは、タミヤさんが紙媒体・WEB媒体の記者を集めて、その年のジャパンカップの詳細や、新製品の発表と同時に開催するものです。
メディア関係者にもミニ四駆を楽しみつつ、レースを体験してもらおうというコンセプトのようですが......レースと名がつくものには、本気になってしまうのがわれわれレーサーの性(さが)であります。一週間くらい前から、眠れぬ夜を過ごしました。
筆者がはじめて参加したレースが、2年前のメディア対抗レース。そして、2年連続でコースアウトしているため、
「今年は絶対にコースアウトしないぞ! 絶対にだ!」
という誓いを胸に、タミヤプラモデルファクトリー新橋店へ向かったのでした。
・2016年メディアレース参戦レポート はじめてのミニ四駆レース! メディア対抗ミニ四駆レース2016 参戦レポート(4) #mini4wd【ワンダードライビング】
・2017年ジャパンカップ参戦レポート 公式レース初完走なるか!? ジャパンカップ2017に参加しましたー #mini4wd【ワンダードライビング】
今回のマシンはこんな感じ
筆者がレースのために用意したのは、MAシャーシ。MAシャーシはモーターが中央にある両軸モーター用シャーシなので、バランスが良く、片軸モーターのシャーシに比べれば、プロペラシャフトがないぶん、理論上、駆動効率も良いのです。
両軸モーターのシャーシはもうひとつ、MSシャーシがありますが、こちらのシャーシはギア部分で3分割されるため、剛性面を考えるとMAシャーシの方が強い。というわけで、シャーシがぐねぐね動くフレキシブルに改造しないのであれば、MAを選ぶのが妥当だと筆者は考えています。
そしてボディはデクロス。ウインドウ部分を使わず、前後の2パーツのみなので、重さはわずか8g。ボディがぱかぱか動くボディマスダンなどにしないのであれば、レースでも十分に使える軽さです。パーツをふたつ、かちゃっと組み合わせてステッカーを貼ればいいだけなので、ボディの加工に自信のない方にもオススメであります。時短できるぞ!
タイヤは一昨年のジャパンカップ用に作ったものなので、細く加工してありますが、それ以外の部分は、初心者やキッズでも真似できるものになったと思います。
自作したのはフロントのアンダーガードのみ。こちらは、カーボンのリアステーを二枚接着して、余計な部分を切断し、やすりがけしたもので、リューターを使ったら10分もかからずに作ることができました。
今回は、マスダンパーなし、スライドダンパーなしで、もともとのマシンの性能を活かしていきたいと思ったので、かなりシンプルに仕上がりです。
試走でマシンの最終調整を
メディア対抗レースは公式レースとは異なり、コースの公開は当日。そのかわり、試走をすることができます。メディア対抗レースが「ノーマルモーターを使用するレース」ということをすっかり忘れていたので(というか、たぶんワンドラ編集長から聞いていない......。へんしゅーちょー!!)最初はハイパーダッシュモーターで走らせてしまい、コースアウト。
編集部注:前回のメディアレースもノーマルモーター限定です。
編集長からノーマルモーターをお借りして、載せ替えます。それでもコースアウトしてしまったため、フロントのアンダーガードにタミヤテープを貼ってみたところ、完走。
完走後のマシンを見てみると、フロント・リヤともにテープが削れています。特に、両端が削れているので、左右の動きが激しいコースであることがわかります。こういうコースには、スラダンがあるといいのだろうなあと思いつつ、まもなく本番。ここまできたら、マシンを信じて走らせるしかありません......!
否が応でも気合が入ります。表情も気合です。
レース開始
筆者の出番は15レース目。お笑いコンビ流れ星の瀧上さんと一騎打ちでした。
初心者の瀧上さんがコースアウトしたため、そのまま完走し、2回戦に進出。
2回戦
2回戦のお相手は、UUUM所属の人気ユーチューバー、サンダーさんら。
いざスタート!
残念ながら、スピード負けしました......。勝ち抜いたのはサンダーさん。
そのサンダーさんはさらに3回戦目の決勝を制し、優勝。ぐぬぬ。
泣きぬれるワンドラチームの3名。
スピードをあげるには
さて。当初の目標である「コースアウトしないマシン」にはできましたが、それだけでは勝てません。現在のマシンのコンセプトを踏襲しつつ、スピードをあげるためにできることは
- マシンの軽量化
- モーターをしっかりならす
- タイヤ径の見直し
- 駆動効率をあげる
- ローラーとスタビの見直し
といったことが挙げられます......。
コンセプトを変えて、マスダン・スラダンを導入するという方法もありますが、さらにやることが増えるという......ミニ四駆の世界は、深遠です。
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