遠出が楽しい! ヤマハMT-25でちょちょっとツーリング
2016.11.05なんども転びながら、やっとのことで普通二輪免許を取った筆者、次に目指すのはバイクの購入です。とはいえ、どんなバイクが自分に合うのかわからない。
男性にとって「乗りやすいバイク」でも、小柄な女子の足が着くとは限らない。専門家によるレビューも言葉遣いが独特で、いまいちピンとこない。
そんなこんなで日本女性の平均身長(158cm)かつバイク初心者の筆者が「女性にとって乗りやすいバイク」を求め、様々なバイクに試乗してみることに。
今回は、ヤマハさんからお借りしたMT-25に試乗してみました。
シャープな印象のMT-25
お借りしたのは、MT-25の「マットシルバー」というカラー。シルバーよりも、むしろヤマハのカラー、ブルーが印象的なバイクです。
MT-03/MT-25 - バイク スクーター | ヤマハ発動機株式会社
MT-25のキャッチコピーは
「ネイキッドって、カッコいい。走るって、最高。」
こういった、カウルがなく、エンジンなどの部品がよく見えるデザインはネイキッドと呼ぶそうです。
全体的にメリハリがあって、シャープな印象です。
細かな部分ですが、初心者に嬉しいのがデジタルメーターのギア表示。何速に入っているのか一目でわかります。
筆者は信号待ちでニュートラルに入れようとしては失敗するので、ギアを確認できるのは嬉しい機能。しかし、走っているときは、なかなか確認する余裕がないのでした。
身長158cmでも足つき良し!
筆者による恒例の足つきチェック。足つき良し! 写真を見ると、つま先立ちではありますが、足首に余裕もあり、十分バランスを取ることができました。
片足ずつ、足をつく分にはまったく問題なかったです。
身体のサイズと比較しても、ちょうどいいかな、という感じ。女性が楽しく乗れそうです。
タンデムシートは少々位置が高いため、運転しているひとの頭越しに、前方を観ることができます。なので、タンデムだって楽しい!
MT-25ではじめてのおでかけ
これまでの試乗は、予め決めた場所をぐるぐる廻るだけでしたが、運転しやすいMT-25なら遠出もできそう......ということで、思い切っておでかけすることにしました。
はじめての道、そして夕暮れ時だったこともあり、筆者は周囲を見るのに必死。ほとんどバイク操作に意識を向ける余裕はありませんでした。逆に考えれば、バイク操作を意識しなくてよいほど乗りやすいということ。
おかげで、これまでで一番長い時間、1時間半も運転できてしまいました。教習所などは、40分ほどの乗車時間でもげっそりしていたのですが......。
運転中の様子は、動画でどうぞ。下掲の動画はのっけからエンストの嵐ですが、実はエンストしはじめたのは後半で、前半はかなり調子よく運転できました。後半はちょっと疲れてしまったみたいで、怒涛のエンスト祭り。
というのも、途中で雨がぽつぽつ降り出してしまったので、休憩をとらずに帰ったからなのですが......。
おまけに、信号待ちでエンストして、怒鳴られたりクラクションを鳴らされたりで、大変賑やかな帰り道となりました。とほほ。
知らない道を使って、知らない場所へ行ってきたのですが、その間、バイクの操作性に気を取られることがありませんでした。意識しなくても運転できるほど、MT-25は乗りやすかったです。
街乗りもツーリングにもMT-25
MT-25は足つきがよく、またがったまま足で地面を蹴りながら移動できるくらいなので、日々の相棒として街ナカで乗るにも使いやすそうですし、初心者が1時間半乗り続けられるくらいですから、ツーリングにも活躍しそうです。
筆者が二輪免許を取得しようと決めたキッカケは、ヤマハ発動機さんのブロガーイベントでした。デイトナ社のテストコースをお借りして、小さめのオートマのバイク(TT-R110)に乗ったときの気持ちよさ。目前の景色の中に吸い込まれていくような、飛び込んでいくような不思議な感じがとっても楽しかった。
MT-25は、そのときの「あの感じ」を思い出させてくれたのでした。やっぱりわたし、バイクが好きです。
普通の試乗レポートはこちらから ヤマハMT-25試乗レポート:操る満足感の高い250cc【ワンダードライビング】
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