#名車シティ再生 (39) スピーカー交換
2016.05.25やれっぷりも物凄い・・・純正なのか、はたまた交換したのか、履歴が分からないもののとにかくそのもともとの安っぽさと経年劣化は見るに堪えない、聞くに堪えないスピーカー。
でもカバーに隠れて見えないし、音はエコライザで誤魔化してまあまあいい音を奏でていたのでほったらかしにしていたんです。
ところが Perfumeのニューアルバム、cosmic explorerをかけたらもうこれがとんでもない。
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低音、爆音バリバリ、いわゆるノリ波形でくるからスピーカーの音は割れ、ドアはびびりまくって流石にこれは能力オーバー。先日友人のロードスターのスピーカー交換して感化されたので、シティのオーディオもグレードアップ、というよりもリフレッシュを兼ねて交換しました。
マツダ NDロードスター スピーカー交換は予想以上に大変【ワンダードライビング】
交換用スピーカー
今回購入したのはパイオニアの交換用スピーカー、直径16cmのコアキシャルタイプ(シングル)。
メーカーサイト TS-F1730 TS-F1630 TS-F1030 | カスタムフィットスピーカー | スピーカー | carrozzeria
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いわゆるトレードイン、簡単に取り付けられるものです。セパレートタイプもありますが、車格にヘッドユニットの購入価格を考えるとこれくらいで十分。
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17cmにしなかった理由は別途バッフルプレートが必要で、意外とお値段するため。コストパフォーマンス優先です。
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スピーカー比較
左が新品、右が古いスピーカー。って言わなくても分かりますね。
同じパイオニア製ですが、新しいものはMAX 160W, NORMAL 30Wに対し、古いものはMAX 30W, NORMAL 10Wと容量的には3倍以上となりました。
交換方法
この当時はスピーカーカバーが内張りと別になっていおり、ボルト3本外すだけでスピーカーにアクセスできます。超便利!
バッフルプレートはそのままにして、ボルト3本を緩めてスピーカーを外します。
コネクタを外します。
付属の変換コネクタに直接スピーカーケーブルのコネクタを取り付けました。極性は白いラインが入っているものが(+)となります。
外れ防止とかなり水が入ってくる場所のため、ビニールテープでコネクタ部分を保護。タイラップでまとめて新しいスピーカーに接続。
新しいボルト3本で固定して完了。ここで音を鳴らして動作確認を忘れないこと。
同様にして逆側も交換。
コネクタの基盤が壊れている、錆びているなど相当なヤレ具合でした。これで音が出ているのだから不思議です。
さて気になる音は?
ラジオで音を出してみると正直あまり変わり映えがしません。あ、これはやっちゃったかな、と少し後悔したものの、低音バリバリ、音割れ割れだった Perfume cosmic explorerをかけると印象は一変。
低域から高域まで素直に音がでて、非常にナチュラルな音が広がります。もともとヘッドユニットのエコライザ設定は POWERFUL(おそらく低域と高域どちらも突出させるドンシャリ設定)、バスブーストのレベルを3段階中2(MID)にしていたものを、色々と調整した結果、エコライザはNATURAL、バスブーストはレベル1(LOW)まで落としました。
エンジンの騒音や振動でNVHは相当悪いクルマですが、そんな劣悪な環境でもドンシャリ設定にしなくとも音が綺麗にでてきたのがうれしいです。
音量的にはこれまで30近くまであげるとビビっていたのが、音も割れずについてきました。これなら高速道路でハイスピードクルーズして音量をあげても大丈夫そう。
ちなみにNDロードスターのフロントスピーカー交換はなんだかんだであしかけ7時間かかりましたが、シティは1時間弱で終わりました。そりゃそうですね、簡単ですもん。
実際の音はどうか?
エンジンをかけて実際に走行中に音を鳴らしてみました。想定どおり、とてもナチュラルな音、過剰にドンシャリさせなくともバランスよく音が全域でリニアにでてきます。やはりやれた、スペックの低い古いスピーカーよりも、たとえ一番安いものとはいえ最新のスピーカーですね。
思い起こせば20年前はCDチェンジャーに1DINのカセットデッキ、2スピーカーシステムで何万円もかかっていましたが、今回のUSBオーディオは8000円、スピーカーは5000円。値段は数分の一になりましたが、利便性は逆にアップしています。なにせCD10枚どころか、数百枚は収録されていますからね、iTunesに。時代の進歩は凄いですが、走りの楽しさは不変です。
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