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ヤマハFZ250 PHAZER(フェーザー)1985年式 レストア記

マツダ NDロードスター スピーカー交換は予想以上に大変

2016.05.03

今回は #名車シティ再生 をお休みし、最新鋭・現行車種であるマツダ・ロードスター NR-Aのスピーカー交換にチャレンジします。

1992年製ホンダ・シティをDIYでレストア シティ【ワンダードライビング】


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基本は簡単

スピーカー交換作業は、基本的にドアの内張りを外し、ボルトでとまっているスピーカーを交換、配線をつなぎ直すだけで終了という、1時間もあれば作業が終わる簡単なもの。オーナーの意向によりハイグレードスピーカーを入れるぞ、ナカミチがいい! と言われたのですが、口径は同じものの奥行きが不安。

ということで予めパーツは買わず、まずは中身を確認、採寸したあとにスピーカー選択をすることに。

ドア内張り剥がし

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まずインナーハンドルの内側と取っ手にあるカバーを指で外して出てくるネジ2本を外します。

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そうしたら、あとは力づくの作業。

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指をゴムと内張りの間に入れて、バチーンと引っ張って外します。ここで無理やりとると樹脂クリップを破損するので注意、っていっても注意しようがありません。指がいたくなるので手袋必須です。

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クリップが外れたら、内張りをちょっと上にずらして外します。この時まだ配線、インナーハンドルがついた状態なので、インナーハンドル、コネクタを外します。

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スピーカーは3本のボルトで止まっているので外し、最後にスピーカーコネクタを外して完了。

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純正スピーカーのサイズ

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奥行きは13cmくらいとたっぷり。

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一方ユニットは8cmくらいまでにしないと、ウィンドウレールと干渉しそう。

NS6 16.5cm 最上級 ナカミチ Nakamichi | スピーカー,Nakamichi | | USA AUDIO

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純正スピーカーのユニットは 5cmでした。

量販店でスピーカーとバッフルボードを購入

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標準オーディオにあまり欲張っても仕方ないので、コアキシャルタイプのトレードインスピーカーをチョイスすることにし、近くのスーパー量販店でスピーカーとバッフルボードを購入。

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ところがここで問題が発生。

適合表にはまだNCロードスターまでにか書いておらず、きっと変わってないだろうと購入して駐車場でサイズを合わせてみたところ、バッフルボードの穴位置が合わない。約5mm程度不足しています。

そこでお店にきいてみると、

・(購入した)アルパインのバッフルボードはNDロードスターの適合がない
・この店にはアルパインのバッフルボードしかない(つまり適合するバッフルボードの在庫がない)
・適合するバッフルボードはパイオニアから出ている
・そのバッフルボードは他のお店に在庫がある

とのこと。急遽別の量販店へと連絡、とりおきしてもらって移動します。

移動後購入、これで一安心、しかし一応サイズを確認してみます。

・・・合わない。

なんとアルパインとサイズ変わらず、穴位置が見事に5mmほど足りません。なんじゃこりゃ! と思いお店に戻って話をきくと、注意書きでドア側にあるグロメットを外して、付属のボルトナットで固定するとのこと。

なるほど、それならはまるんだ、ってそれならさっきのアルパインのバッフルボードもはまるじゃないか・・・

そんなこんなでスピーカー、バッフルボード購入で3時間ほどかかってしまいました。

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ガレージに戻り、ようやくスピーカー交換作業です。

グロメットを破壊


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まず標準の穴位置、グロメット(白い樹脂のタッピングビスの受け)を外しますが、これがはずれません。仕方ないのでニッパーを使って破壊。

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配線を通す凹みを合わせて、付属のボルトナットを使ってバッフルボードを固定します。

配線をカット、ハンダ付け

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トレードインスピーカーなので配線変換コネクタが2種類付いていたのですが、どちらにも合いません。そこでコネクタを惜しげもなくカット、配線変換コネクタもカットしてハンダで接続。

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熱収縮チューブを使って綺麗に仕上げ(片側は入らなかったのでビニールテープ)。

ここでスピーカーケーブルの配線、プラスとマイナスがありますが、どっちがどっちかわかりません。とりあえず左右が同じになるように、白をマイナス側につないでいます(間違っていたらごめん)。

スピーカー装着

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スピーカーはコアキシャルタイプですが、ツイーター用ネットワークもついてくるタイプ。

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ボルト4本で固定。

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ネットワークを両面テープでドアに固定、配線はタイラップで他の配線に固定。

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付属スポンジをスピーカーの表面に巻いて貼り付け。これでボーカルくっきりになる効果がありそう。

ここでオーディオの音だしチェック。左右バランスをずらして音がちゃんとでることを確認、あとはドア内張りを戻すだけですが・・・

クリップが残っている

力づくで外したドアの内張り。クリップが車両ドア側に残っており、そのままパチンと戻すことができません。このクリップはもともと外すことを考慮しておらず、隙間なく止まっている上硬いのです。

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急遽自転車をホームセンターに走らせ、金属製の内装剥がしを購入。

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先端をクリップに滑り込ませ、てこの原理でばちんと外します。

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外したクリップをドア内張りに戻します。

ドア内張り装着

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インナーハンドルとコネクタをドア内張りに接続し、ドアに装着します。このとき作業者3名、カメラマン1名の4人がかり。

パチンパチンとクリップがとまり、ネジを2本固定してカバーを取り付けて作業完了です。

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交換前・交換後

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交換前

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交換後

まとめ

・2016年式 マツダ・ロードスター(ND型) NR-A 標準オーディオ
・バッフルボード パイオニア UD-K522
UD-K522 サポート情報 | 型番(昇順) | 高音質インナーバッフル | スピーカー | パイオニア株式会社

・スピーカー アルパイン DDL-R160C
DDリニア・スピーカー 【DDL-R160C】|ALPINE Japan

スピーカー交換はトレードインスピーカーであればボルトオン、作業は1時間程度で済むと思っていたのですが、グロメットを破壊、スピーカー配線をハンダ付け、クリップを外す作業など相当手間取りました。

1992年製のホンダ・シティはドア内張りはすべてボルト止め、スピーカーであれば3本のカバーを外すだけでできるというシンプルな構造とは対象的です。作業性だけでいえば現代車の方が大変ですね。11:30から開始、スピーカー購入を含め作業終了は 18:00過ぎでした。

外したノーマルスピーカーはシティへ流用しようと思ったのですが、プラスティックのバッフルボードに接着されて一体化、コネクタが特殊なのでそのまま使うのは困難でした。残念。


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のりものブロガー

野間恒毅

スーパーカーと美女が好き。 日々RR, FR, FFと駆動方式を選ばずドライビングスキルを磨き、ドライビングプレジャーを追い求めています。リターンライダーとして大型二輪免許取得、大型バイクに乗っています。ミニ四駆、ラジコン、ドローンなどホビーも幅広くカバーしボート。個人ブログはこちら(のまのしわざ


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