#名車シティ再生 (25) しぶしぶバッテリー交換
2016.04.16前オーナーから「バッテリー弱っているから交換してね!」と言われたバッテリー。確かに弱っていますが、おいそれと交換するのはもったいない。ということで、フロート充電器で充電したり、押しがけしたりとだましだまし使っていましたが、充電器で充電完了となっているのにクランキングができないほど電流が流れないので、諦めて交換することにしました。
フロート充電でバッテリーを長持ち
バッテリーメーカーの推奨は2年、保証も1年から2年というところが多いです。ディーラーの車検でもだいたいバッテリー交換を勧められます。でもうまく使えば、実際にはもっともつことが多いです。
一番手軽なのは常にに満充電にしていられるフロート充電、CTEK(シーテック)です。
【Amazon】 CTEK(シーテック)Multi US4.3 (8ステップ 0.8-4.3A)12vバッテリーチャージャー&メンテナー 並行輸入品
こればAC電源から常にに給電しておくことで、自然放電分だけを充電してくれるもので、バッテリー上がりがなくなり寿命も延びます。
あまり乗らないクルマ・バイクにフロート充電対応充電器を【ワンダードライビング】
バッテリーにつなぎっぱなしに出来るフロート充電対応充電器 CTEK US3300を導入【ワンダードライビング】
充電器は電圧を見ますが、12.7V程度まであがれば電圧は十分だと充電完了とみなします。
ところが寿命になっているバッテリーだと電圧がでても電流が出ません。クランキングは大電流、数十アンペア流れるのですがそのパワーがないんですね。そうなるともう交換しかてだてはありません。今回何度も充電、充電器もかえてもダメになったのでさすがに諦めて交換しました。
交換用バッテリー
本来は55サイズのバッテリーが載っているGA2シティですが、軽量化や大型エアインテークの装着などチューニングの都合上もあり小型のバイク用バッテリーが搭載されていました。大型の1300ccバイクと同じ排気量と考えると確かに十分かも知れません。
FB14L-A2
従来も、今回もジェルバッテリーという電解液をジェル状にしたものを使用。
【Amazon】 プラスバッテリー PB14L-X2 シールド式 ジェルタイプ バイク用 14L-A2 (互換:YB14L-A2/GM14Z-3A/FB14L-A2) 14L-X2
特徴はシールド型でメンテナンスフリー。
バッテリー交換作業
交換作業は簡単。
・バッテリー固定金具を外す
・バッテリーターミナルを外す(マイナス)
・バッテリーターミナルを外す(プラス)
・バッテリーターミナルに念のためビニールテープで絶縁
・バッテリーを外す
・新品バッテリーを入れる
・バッテリーターミナルを取り付ける(プラス)
・バッテリーターミナルを取り付ける(マイナス)
・バッテリー固定金具でしっかり固定する
以上です。
バッテリーのマイナス側から外すのは、マイナスはボディアースされていて金属全部がマイナスになっているとふとしたはずみで工具などでショートすることから、そのリスクをなくすため。同じ理由で取り付ける際は最後に取り付けます。
まあいうのは簡単ですが、実際には配線がかたかったり、金具がはまらなかったり、HID用の配線をしそこねたりと試行錯誤して結構大変でした。ノーマルなら非常に簡単です。
交換後
バッテリーをつないだら、念のためクランキングのテスト。
これまで「キュキュュュボン?」だったのが、
「キュボン!」
と力強く一発始動。交換の成果は確かでした。
次回はバッテリー上がりを防止するためのキルスイッチを装着したいと思います。