ワンダードライビング[wonder driving]

乗り物とホビーのブログメディア ワンダードライビング[ワンドラ]

PICK UP

phazer_proj.jpg

ヤマハFZ250 PHAZER(フェーザー)1985年式 レストア記

ぶっつけ本番! RC未経験20歳女子がRCロードスター1時間耐久レースに出てみたら

2016.02.10


DSC_2718


前回のRCロードスターレースでは辛酸を舐めた我がワンドラ・チーム。

ワンドラついにロードスター耐久レースに出場(ただしタミヤRCカー)【レースレポート】【ワンダードライビング】

RCの改造不可のイコールコンディションから一転、今回はタミヤ純正オプションによる改造OK、さらに女性ドライバーが参加すると10周が加算されるという特典がつくことになった。 女性ドライバーの10周ハンディはおいしい、とばかりに白羽の矢を立てたのがカーデザイナー志望の20歳女子。

これまでRC経験はなく、学期末で多忙な上インフルエンザによりダウンしたことで事前練習できずにぶっつけ本番。 さらに当日は寝坊した上、東名高速海老名SAでメロンパンなど優雅に買い物したことで、当初の予定よりも1時間も遅れて現地に到着。 限られた練習時間の中で、果たしてRCに慣れ、レースを無事走行できるのだろうか?


RCデビューは聖地タミヤサーキット


今回は、タミヤ主催の第2回メディア対抗ロードスターレースにワンドラチームの一員として参加させて頂きました。メンバーは野間さん、茂木さん、私(秋場)の3人で応援に佐藤さん。 当日、実物のラジコンを見るのも初。RCシステムを触るのも初の人間がデビュー戦がタミヤサーキットという中々無い貴重な体験をさせて頂きました。

この日は天気も良く新東名高速を移動中富士山もはっきり見えていたのでのんびり眺めている事が出来ました。 しかし、気持ちに余裕があったのはこの時が最後でした。サーキットに着いてからは怒濤の1日でした。もう既に準備万端なロードスターとRCシステムが待っていました。

直前練習

DSC_2647

まずはRCシステムの操作法。右と左。言葉は簡単です。しかし、普段車に乗って運転しているので乗っていない状態で操作する事に中々慣れる事が出来ませんでした。次は八の字練習。これまた難しい、、、。最後に外周。ここまでくると応用です。もう、流れに身を任せる他ありませんでした。

DSC_2652

茂手木さんも佐藤さんも褒めて伸ばす方々で、とにかくバッテリーが終わるまで走り続けよう!と約2時間の初練習を終え、いざ本番です。

DSC_2696

開会式

DSC_2752

開会式の際、他のチームの女性の方が2週間前から練習をしてきました。と仰られてようやく自分が置かれている状況を理解しました。 褒めて伸ばすワンドラチームに守られていたのだと。箱庭でした。ワンドラチームは上位を狙っている雰囲気もプンプンに感じ中々プレッシャーがありました。

DSC_2713

1時間耐久レース

DSC_2790


DSC_2792

ドライバーの順序は茂手木さん→秋場→野間さん→茂木さんの順でした。本番前ドキドキです。もしも、順位を落としたりしたら、、考えれば考える程恐ろしくなったので途中からは私なら大丈夫と洗脳を行いました。

本番の前に野間さんからゾーンについてお話をして頂き、ワンドラチームの熟成した技術をお持ちの皆さまからのご指導のお蔭で無事ゾーンに入る事が出来、反省点は多々ありますが茂手木さんから2位で受け継ぎ、そのままの2位で野間さんに繋げる事が出来ました。任務完了です。

DSC_2867

走ってみて

DSC_2801

初体験にしては刺激的なレースとなりました。私自身ラジコンは男性、メカ好きな方が一人で黙々と機械と対話しながら少しずつ少しずつ記録を伸ばしていくものだと勝手に思っていました。しかし、実際にサーキットに行きレースをしてみてイメージが180度変わりました。

DSC_2698


皆さん、スポーツの試合同様に声を出し、チームが一丸となって同じ目標に向かって協力し合う。何よりラジコンはとにかく体力勝負という事に一番びっくりしました。


DSC_2722


今回私は5分の尺を頂いたのですが、それでも十分過ぎるほど集中力を使い、糖分が底を尽きました。(約海老名名物のメロンパン一つ分)


結果

DSC_2879

無事、ワンドラチームは準優勝を納めました。初体験で準優勝、、、これまた中々貴重な経験でびっくりしながらも嬉しかったです。ラジコンというと女性は抵抗を感じる方も居るかもしれませんが、男女関係無く運転が好きな方なら楽しめるのではと思いました。


DSC_2872

まさにぶっつけ本番だった割に、安定した走行で大きくラップされることもなく、順調に周回を重ねられたことで2位に貢献した20歳女子。運転のしやすい素直なハンドリングが、超初心者でも安心して走行できた秘訣だったのでしょう。 優勝は前回に引き続きマツダ・チーム。まさに横綱相撲でラップタイム、ピット作業ともに迅速で他を圧倒しました。 次回、そのマツダ・チームの優勝インタビューを掲載予定です。お楽しみに。

【Amazon】 1/10 電動RCカーシリーズ No.624 マツダ ロードスター (M-05シャーシ) 58624
B0166RR012 【Amazon】 タミヤRCシステムシリーズ No.53 ファインスペック 2.4G 電動RCドライブセット 45053
B0077K0WM2


この記事を書いたライター

執筆記事一覧

カーデザイナー志望の学生

erika.A

カーデザイナーを志望する学生で毎日スケッチに励むかたわら、自動車文化について実地で勉強。クルマ離れ世代に囲まれる中、ひとり奮闘中。近いうちマニュアルトランスミッション限定解除をする予定。


あわせてこちらの記事もいかがですか?

サイト内検索

人気記事ランキング

もっと見る

新着記事

もっと見る

アーカイブ

PAGE TOP