タミヤRCカーグランプリ2015 ジュニアバギー参戦レポート【走行編】
2015.03.17タミヤRCカーグランプリ2015 ジュニアバギー参戦レポート【準備編】【ワンダードライビング】 の続き。
いよいよレース当日、今回子供の機嫌はどうなのか?
超不機嫌から始まった前回の様子 親子でRCレース! ジュニアバギークラス初参戦レポート【ワンダードライビング】
お友達とレンタサイクル
子「今日はどこいくの?」
私「えっ、ラジコンっていってるじゃないか」
前々から言っているのにすっかり惚けてる息子。ただ今回は前回参加のお友達もいる、ということですんなりお台場へ直行です。ただ少々早く着き、10時過ぎには近くの駐車場へと着きました。お台場につくなり子供がこう言います。
子「自転車借りに行くよ!」
え、どうして、なんで、いつのるの? するとこうです。子供は待つの大嫌い、その空き時間に自転車を乗り回そうという算段なのです。乗る時間など、あるかな~と思っても開場まで1時間ほどあるし、そもそもその時間も待てない奴なので自転車を借りに、徒歩で1.5駅分歩いていきます。
いま話題のIDC大塚家具のビルに入っている受付で1台515円(1日)でカードと自転車を受け取ります。コミュニティサイクルなので各所にあるスポットで返却、カードをかざしてレンタルを1日何度でもおこなえるのが特徴。もちろんMEGAWEB前にもあって、とても便利。
そこからまたガンダム立像まで戻ります。
ガンダム立像に挨拶してから、自動車に荷物を取りに行き、再びMEGAWEBに。朝からいったりきたり。
練習走行
カーペット路面はぶっつけ本番。練習走行で様子を伺います。
アンダーステア対策でFタイヤにダンパー、バネ交換など色々と調整した結果、マシンは巻き巻き。いわゆる超オーバーステアです。ステアを入れるだけでリアがではじめ、アクセルONするとさらに巻き込むという状況。運転でカバーできなくもないですが、最終コーナーでは巻き過ぎてジャンプに入り、そのまま内周へとコースアウトするなどリスクが高いです。
セッティング変更
オーバーステアを弱めるために下記のセッティング変更。
・フロントバネソフト⇒ハードへ
・フロント車高アップ(プリロードを掛ける)
・リア車高ダウン(プリロード抜く)
・車高バランスは前下がりから多少後ろ下がりへ
これで予選1回目に臨みます。
予選1回目
変更したセッティングがはまり、安定走行。ジャンプでごちゃごちゃになってひっくり返されること多数あるも、15周/3:01で暫定3位。
アナウンスで
「ワンドラの野間選手の息子さん」
と紹介され、いろいろいじられてしまい運転に集中できなかった、と多少オカンムリ。わかる、アナウンスで自分のこと言われるとそっちに気をとられてしまうよね。
「アナウンスで呼ばれるとコースアウトするのも親譲り!」
いや、もう、その通りなんですけど、本当に恥ずかしい(笑)
予選2回目
セッティングを変更するか確認したところこのままでよい、ということだったのそのまま2回目の予選へ。順調に周回し、同じ組み合わせではトップチェッカー、あとは戻るだけとなったところ突然のマシンストップ。どうしたことか?
サーボは動くものの、スロットルに反応しません。よくよく見ると、あれ、モーターコードが断線してます。
急遽タミヤスタッフからハンダこてセットをお借りし、子供に手伝ってもらいながらハンダ付けをします。
イモはんだ、天ぷらハンダにならないように注意しながらハンダ付け終了。もうちょっと載せたかったかな、ハンダ。
タミヤのRCカーグランプリではこんなトラブルにも対応できるように、工具一式すべて貸出し可能な状態でスタンバイしてくれていますので、本当に助かります。ありがとうございました!
予選結果はトータルで2位。前回Aメイン3位でしたが、今回はAメイン2位でのスタートです。一歩前進!
決勝レース
決勝レースは4分で争われますが、子供は緊張気味。
「お腹いたくなってきた」
顔には出ませんが、意外とチキンハート。これも親譲りで、なんともしょうがないですね。2位ゼッケンをつけ、レースに臨みます。
いよいよレーススタート。スタート後の混乱を避け、1位に躍り出るも最終コーナー手前でぶつけられて転倒。一気にポジションダウンします。
そこから集中力をみせ、うまくクラッシュを避けて2位に浮上。
スタート時に気付きましたが、なんとこのAメイン、8台中 2WDの DT-03 ネオマイティフロッグはうちの子のマシンだけ。残り7台はすべて 4WDの TT-02Bです。それだけにクラッシュしたときにはじけ飛ばされるのはうちの子のカワイイ蛙さんだけということに・・・
またジャンプ姿勢が悪く、前から着地するために安定性が悪いのもビハインド。ジャンプ前後に接触されると確実に姿勢が乱れ転倒の原因に。
その点4WDは前輪から着地しても前のタイヤでひっぱりだすので安定しており、かつ加速もいいとその性能差は歴然。
それでもS字の軽快な走りで一気に距離を詰めていくのはRRの2WDならでは。セッティング変更しハンドリングがよくなったからこそできる技です。
2位をキープしていたものの、残り1分となり走りはさらにヒートアップ、ぶつけられて転倒。マーシャルが年端もいかぬジュニアの子たちなので、リカバリーに時間がかかり一気にポジションダウン。
最後まで果敢に攻めるも無情にもチェッカーフラッグ。
最終的には4位。3位まで 0.6秒、2位まで1.3秒しかない僅差でした。
子供、不貞腐れる
終わってみると超不機嫌。本人優勝するつもりで走っていたので、転倒させられたり、リカバリーが遅かったことが不満だったようす。
「オレは一度も自分のミスで転倒しなかった」
「全部ぶつけられた!」
「すぐに起こさないマーシャルが悪い!」
と八つ当たり。もちろんこれには「人のせいにするな」、と一喝。そもそもぶつからなければマーシャルの助けは不要なわけで、誰が悪いわけでもありません。こういうのも含めて勝負事とは思うようにいかないのです。
ジムカーナをやっていたころ、0.01秒差で入賞できないことが2回続いたことがあり、本当に悔しい思いをした昔話をして慰めるも、全然響いてないようです。それどころか、
「もう次は出ない!」
と超オカンムリ。前回は出場前が超ふてくされて、終わりがまあまあだったのに対し、今回は逆ですね。この不機嫌になると手がつけられないのは誰に似たのか...
待ち時間の過ごし方
結構空き時間があるので、時間つぶしに持っていったプラモデル作り。
そういえばレンタサイクルはどうなったの?
ちょうどメガウェブの裏手にステーションがあったので、空き時間を狙ってサイクリングへ。
船の科学館の隣、ガントリークレーンがある場所で昼食を食べたり、逆にビッグサイトのところまでいったり。そんなことしてたから、滝博士のトークショーが見られませんでした、シクシク・・・
レース後はいったん荷物を車においてから、また潮風公園へサイクリング。
結局都合5-6回はカードで自転車を借りたり返したりしました。これは便利でお得ですね。
最後はガンダム立像の映像演出を堪能して家路につきました。次回こそは4WD, TT-02Bでの出場の予定です。これで当たり負けしないはず。
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