そうだ、大型二輪に乗ろう(9) バイザーの曇り止めにピンロックシールド
2014.12.15冬本番。寒い日にバイクに乗ると吐く息でバイザーが曇ってしまいます。特にフルフェイスでは停車中にバイザーが曇ってしまうとなかなかとれません。少し開ければ曇りはとれますが、信号待ちで毎回開けて、走りだして閉じてとやっていると面倒ですし、高速道路で走行中に曇ってしまうとそれこそ大変なはなし。
利便性と安全性を考えてKabuto RT-33のオプションのピンロックシールドを装着しました。
ピンロックシールド装着方法
軽量ヘルメット Kabuto RT-33試用レポート(2) 自分の好み、頭の形に調整【ワンダードライビング】切りかき部分をピンにひっかけるだけなのですが、いかんせん内側なのでピンロックシールドの長さが余り気味。シールドを平坦に広げながら、枠部分のシリコンが全周で密着するようにして両側のピンに固定完了です。
バイザーをヘルメットから外し、開いてまっすぐになるようにしてからピンロックシールドを挟みこみます。黄色の保護シールは装着後剥がします。
このときもともとのピンロックの位置が狭く、入れるのは大変な上にきつすぎてピンロックシールドがたわみ一部バイザーと密着してしまいました。空気の層を作るのが目的なので、これは締めすぎ。
ピンロックシールドは偏心カムになっている小さなプラスネジをドライバーで回転させて、張りを調整します。一度めいっぱい緩めてから装着後、締めていった方がイイ感じでした。
シリコンシールがバイザーに密着して隙間がなくなればOK。あとはバイザーをヘルメットに戻します。
装着後
装着後でも透明度はほとんど変わらず、もともとのバイザーと遜色ないクリアさです。
ひとつ問題なのはバイザーが圧力で変形したことや、厚みが増えたことでバイザーを完全に閉めようとするとかなり力がいること。もともとは軽くポンと開閉できたのですが、これが「グリグリグリ」という感じとなり、開けるときは片手では無理となってしまいました。
どうやらゴムパッキンとピンロックシールドが重なっているのが原因のようですが、色々と調整したのですがうまくいきませんでした。これはおいおい調整していきたいと思います。
防寒仕様へ変更
ついでなので、インナークッションのフィット性と高くすべく、パッドをワイドから標準に戻しました。同時にチンウィンドシャッターも付けます。
このウィンドシャッター(標準装備)は優れモノで、これだけで相当首回りの寒さ、顔に流れ込む冷風をシャットアウトしてくれます。
※ ウィンドシャッターの表裏に注意。スポンジ地は内側です!
これでクリアな視界を確保、冬ライディングを楽しめそうです。
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