ミニ四駆ジャパンカップ2014ファイナル、熾烈を極めるメディアレースの行方は?(2) 直前編 #mini4wd
2014.10.22やってきたのはお台場、青海(あおみ)駅。青梅(おうめ)ではありません、間違えのないように。
さて今回の大会。去年は棚ぼた勝利で1-2フィニッシュしていることもあり、回りからの期待も高いのですが、一方で3月のメディアレースではまさかのレース中モーター破損により敗退という悪い流れ。
ミニ四駆メディアミーティング2014 レースレポート~レース編~ #mini4wd【ワンダードライビング】
昨年3位のOK Waveさん、3月のメディアレースでは優勝しており今回も強さを発揮するのではないかと戦々恐々です。
不安、不安、不安
えのもとサーキットでの前日走行もピリッとせず、不安だらけです。
・ブレーキが足りないのではないか?(スピード出過ぎ)
・ホイールがとれちゃうのではないか?(よくあるトラブル)
・ローラーのスラストが足りないのではないか?(コースアウト)
・普段使っていない充電池はちゃんと放電できるのか、乾電池の方がいいのではないか?(速度負け)
今回フジヤマチェンジャーはない、と仮定して一番の鬼門はドラゴンバックと前回走行時に転倒を喫した下りスロープ後のレーンチェンジ。
かといってハイパーダッシュモーターで来るであろうライバルたちを考えると速度は出したい、でもコースアウトは怖い。
あまりに不安すぎて、出発直前にタイヤ・ホイールを交換、貫通シャフトにして抜け予防。しかしそこまで、タイムアップで会場へと向かいます。
口(くち)ミニ四駆勃発
集合時間の2時を前にメディアレースのライバルたちが集結。思い思いの脳内セッティングで煮詰められたマシンを披露しあいます。
電撃ホビーのナリサーさんのマシンは定番セッティング、ヒクオに東北ダンパー、ローラーはガードを付けてひっかかり防止がされています。
週刊アスキーのアカザーさんは「ワンドラを参考にした!」と、自慢のフジヤマチェンジャー対策のフジヤマブレーキを披露。
フジヤマブレーキはこちら これがジャパンカップ2014岡山大会入賞マシン! 徹底分析 #mini4wd【ワンダードライビング】
スライドダンパーにもちろんヒクオを装着しと今回も作りこみがはんぱない。一体何時間かけたんですか!?
そこに颯爽と現れたダンディな紳士、マスター長谷川さん。今回はモデルアートからの出走です。
ちょ、なにこの作りこみ! もはやメディアレースのレベル超えてるw
もともとの模型製作技術が高いとカーボンの加工もさらさらっとできるんでしょうか、これは要注目です。てか、ヤバイ。
タミヤの罠
通常メディアレースといえば、初心者向けにということで難関パートを変更して難易度を下げるのが定番。今回その対象となるのはフジヤマチェンジャー。ここをコースアウトしにくい通常のレーンチェンジャーに変わることを見越してマシンをセッティング。そのためフジヤマブレーキを装備せずにここ会場に来たわけなのです。
会場についてタミヤさんにご挨拶がてら、コースを確認。
のま「今日のメディアレース、フジヤマチェンジャーはないですよね」
タミヤさん「え、なんでそう思うんですか?」
のま「だっていつもは易しいコースに変更するじゃないですか」
タミヤさん「メディアの方にもフジヤマチェンジャーを楽しんでいただこうと思い、そのままです!(キリッ)」
な、なんだって~話が違う(違うわけではない)。
やばい、これはフジヤマブレーキ無双になる、装備していない私は不利。そしてそうなるとモーターはハイパーダッシュはありえない、ライトダッシュで行くか、それとも...
さらに追い打ちをかけるのが練習走行。
のま「今日試走できるんですか?」
タミヤさん「今日は押しているので、この流れだとなさそうですね~」
試走なし、ぶっつけ本番!
ライトダッシュもなしなし、弱気にトルクチューンに変更だ!
(つづく)
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