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ヤマハFZ250 PHAZER(フェーザー)1985年式 レストア記

これがジャパンカップ2014岡山大会入賞マシン! 徹底分析 #mini4wd

2014.10.14

いよいよ千秋楽!ジャパンカップ2014最終戦直前対策

ついに長く熱い戦いも最後の東京大会を残すのみとなりました。

東京1は都合が付かず、東京2はまさかの0次予選落ちをくらい初参戦が福岡からというスロースタートを切った私のジャパンカップ2014でしたが、レーサー仲間からもらったヒントやtwitterでかき集めた情報を頼りにセッティングを妄想すること三戦目。

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なんとか表彰台に昇る事ができました。
ネットの情報、大事。

タイムは実測43.3秒程度で、上位二名の走りには一歩及ばず。
一次〜二次予選の様子から今回は42秒台の争いにはならないかな?と多少甘い事を考えてしまい後一歩攻める勇気が足りなかったようです。
でもまだ、レースは終わっちゃいない!

というわけで、最後の一戦に悔いを残さず戦うための多少の参考に、使用しているマシンとセッティングをご紹介します。

マシン全容

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全体的には「テンプレ」と言われるVS提灯セッティング。
ボディくらい好きなの使わせろ!という強がりからプラボディな事以外は特筆する事は無し。
駆動もほぼ素組。
VSだからね、速さは約束されてますし。

ブレーキ

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ブレーキは今回のコースでは前後ブレーキが主流ですが、個人的にフロントブレーキはドラゴンバックをまっすぐ跳ばすのが大変だと思っているためリヤのみ。

灰色ブレーキより遥かに効きの良いゴムブレーキ(タイヤ加工品)を車高1.5mmにセットし、フロントはカーボンFRPをツルッツルに磨いて作ったスキッドを装備しています。
このマシンを25.5mm径のタイヤと3.7:1のギア、そこそこ回るHD2でメリハリ良く走るイメージ。

フジヤマ対策

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フジヤマとDBとバンクを1組のブレーキで合わせきる自信が無かったので、フジヤマでのみ効く「フジヤマブレーキ」を採用。
小径タイヤの加工品で、ひっかかり防止にスライドダンパーに付いて来るテーパーローラーも付けてます。
ブレーキの高さは55mmくらい。

フジヤマブレーキは見た目のバランスが悪いですが、今の所これのせいで挙動がおかしくなる実感はありません。
が、バンク後の下りアイガースロープの飛距離が長かったり、そもそもジャンプの挙動が乱れがちなマシンに付けると着地でフェンスに引っかかる所を何度か目撃しましたのでそこは注意が必要です。

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次にフジヤマの下り側の対策として、マシン右側"重心よりすこーしだけ前"にスタビを装備。
このスタビは、フジヤマの下り側でフロントローラーがフェンスを越えた場合にロールを防ぎ、姿勢を維持したまま降りて来るための「最後の砦」として存在感を発揮してくれる...はず。

ドラゴンバック対策

ドラゴンバックはテンプレセッティングであれば

・ブレーキでしっかり速度を落とす
・前後スラダンでマシンの方向を調整しまっすぐ跳ばす
・リヤにしっかり積んだマスダンでお尻をいち早くコースに納める
・固いフロントタイヤと提灯で着地の跳ねを抑える

という事に注意していけばだいぶ安定して走れるようになるかと。
個人的に一番効果を感じたのはリヤマスダンの増量ですね。
リヤが軽いマシンは試してみる価値アリです。


今年のジャパンカップで実感した事は「自分の得意なセッティングを信じて優先する大切さ」。
そっくり真似るのも1つの戦略だけど、他人のセッティング方法をうまく自分の得意なカタチに当てはめていけば...きっといい結果が付いて来ると思います。

泣いても笑っても今年最後のジャパンカップ。
実りの多いレースになるよう、頑張りましょう!


この記事を書いたライター

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イラストレーター

藤井アシオ

フリーのイラストレーター。デザイナーとしての業務も請け負う関係でチームDTのメンバーに所属中。元エンジニア出の設計中毒者で、模型歴28年を超える筋金入りのホビーマニアでもある。ミニ四駆歴も相当に長く、知識と技術をフル活用した精度の高いマシン作りが得意。


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