タミヤ ネオマイティフロッグで走る3【第二回メディア対抗レース~前日編】
2014.07.01今をさかのぼること2か月前。
東京お台場、メガウェブ・トヨタシティショウケースにてタミヤRCカーフェスティバルが開催されました。
その中のエキジビジョンレース「メディア対抗レース」に出場し、見事予選1位を獲得するも決勝レースではミスを連発、ホビーキング・アカザー選手を擁する週刊アスキーチームに1周以上の差をつけられ敗北を喫したチームワンダードライビングタミヤ1/10電動2WDバギー、ネオ マイティフロッグ。
(レースのレポートはこちら)
雪辱を果たすべく、6月のタミヤRCカーフェスティバルでも催される第二回メディア対抗レースにも出場することと相成りました。
前回の覇者週刊アスキーチームはもちろん、表彰台を分かち合ったグッズプレスチーム、そして初参加のチームもあるとのこと。前回の二位がまぐれだったと言われないためにも、勝つためにできることは全てしようと思います。
ちなみに脇目もふらずあからさまに勝ちにこだわることをRC界では「カツる」と言い、時に見苦しいとされる事もあります。
さて前回のレースと同じカーペットを使うと想定した筆者。タイヤは前戦で調子の良かった2駆オフロード ソフト・ワイドグルーブドタイヤ前輪(OP.1284)と後輪デュアルブロックタイヤK(OP.1186)の組み合わせに決め打ちします。
実はキット標準のスパイクタイヤも非常に良くグリップしてくれましたが、モーターとギア比が変えられないため、外径の大きいタイヤを履いて少しでも最高速を稼ぐのが狙いです。こうした目の色を変えて勝ちを狙うことを「カツっている」と言い、しばしば見苦しいとされる事があります。
コースレイアウトも変更があるとはいうものの、前戦同様なフラット路面+低めのジャンプセクションが設定されると想定し、ダンパーシャフトを規制し車高をさらに下げることにしました。
前回のレースではクルマ自体は大変良く走ってくれたため、今回は特に新たなオプションの投入は無し。その他の変更点は...
○ダンパーオイルは前後とも3~400番→紫700番に変更し足を固める
○シャーシ内側の前後と底面にスポンジを貼り走行中のバッテリー移動を抑制
といったところでしょうか。あとはモーターを1.5Vで10分ほどカラ回しをした後パーツクリーナーで洗浄し、通電部分(コミュレーズ)をきれいにしておきました。バッテリーも充放電をし、慣らしておきました。
少しでも相手より有利になることを考え策を施す、これは度を超すと俗に「カツっている」と言われ、時に見苦しいとされる事もあります。
セッティングデータ【トー角】 前:-3°、後:標準
【キャンバー角】前:-3°、後:-2°
【ダンパー】 前:CVAミニ、2穴#700、インナースペーサー8mm
後:CVAショート、2穴#700、インナースペーサー7mm
【バネ】 キット標準
【車高】 前:10mm、後:14mm
【リバウンド】 前:0mm、後:5mm
次回、ついに再戦の火蓋が切って落とされる!
...と思っていた矢先、開催直前にタミヤY本氏から一通のメールが。
「前回のトップ3、週アス、ワンドラ、グッズプレスにそれぞれ3周、2周、1周のハンデを課すのはどうですか?」と。
手軽で組み立てやすい入門用バギー、ネオ マイティフロッグ。入門用として必要十分な基本性能の高さが魅力ですが、いざレースとなればやはり経験者が有利になることは避けられないところ。
今回のレースもギア比、モーター、バッテリーはもちろん、サーボ、送受信機に至るまでワンメイクとはいえ、RCを触ったことのない方でもチャンスが生まれるようにとの配慮です。
もちろんOKしましたよ!だってスタート前から週アスチームに1周リードしてるんですもの~!
出るからには勝つ!
これは俗に「カツっている」と言い、見苦しいとされる事も...。
(つづく)
※ ネオマイティフロッグ+2.4GHz送受信機セットはRCメディアレース参加のため、タミヤさんよりご提供いただいております (各種オプションパーツ、ボディ塗装用塗料等は自腹です)
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キット同様に豊富なオプションパーツを選べ、カツることも可能!
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