タミヤ ネオマイティフロッグで走る1【試走編】
2014.04.05タミヤ主催メディア対抗レースに出場し、あわよくば勝ってくることを命題とされた「タミヤ ネオ マイティフロッグ ワンダードライビング号」
通称ワンドラフロッグ。
8回にわたるシリーズ「ネオ マイティフロッグを作る」を経て、昨日無事に組みあがりました。
実は完成したのは木曜日。レースは次の日曜日のため、あと二日しかないっ!
ということでシェイクダウンのためRCサーキットにやってきました。
ケータハムF1チームばりのタイトなスケジュールです。
バギーですので本来ならオフロードコースに行きたいところですが、今回出場するメディア対抗レースはフラットなカーペット路面ですので、まずはオンロードコースでの初走行となりました。
さて、現状のワンドラフロッグ号の仕様はネオ マイティフロッグを作る【七】でご紹介したオプションパーツを組み込み済み。
それに加えて、DT-02に付いていたCVAオイルダンパーを装備して来ました。
まずはノーマルのタイヤで出発。
実にどっしりとまっすぐ走ります。多少のブレーキでもスピンする気配はありません。
しかしコーナーは全域でアンダーステアが強いので、フロントタイヤをソフトに、リアタイヤをデュアルブロックタイヤKに変更。
走らせながらタイヤの当たり具合を見て、キャンバー角を調整していきます。
細いシャーシながら深いスキッド角のせいかロール感は少なく、切り返しでも舵残りはわずか。
最終的にはノーマルに比べダンパー全長を前8mm、後5mm短くし、車高を下げつつ前傾姿勢をとらせることで、ステアリングの初期反応を重視しました。
コースにジャンプが配置される事も考え縁石を使ってジャンプをしてみましたが、数センチ程度の緩やかなギャップでは全く破綻する様子がありません。
速いスピードでジャンプに斜めに入っても直進性が高レベルで保たれているのも深いスキッド角のおかげでしょうか。
オイルダンパーもよく働いているようです。ダンパーはじっくりベストセッティングを探していきたいところですが、なにせ時間がありません。ピストン前後2穴、オイルは前:300番、後:400番で決定。
タイム計測用の発信機、トランスポンダーを積んでタイムを見ながらの試走。
主にキャンバー角を調整しながら、走っては調整、走っては調整を繰り返す...。こんな事、プライベートラジコンでは絶対にやりません。すべてはチームのために。One for all。
リアタイヤを「デュアルブロックタイヤC」に変更したところでベストラップをマークしてテストは終了~。
こんなに集中してラジコンしたの久しぶりですね。
今回のレースはギア比、モーター、バッテリーはもちろん、サーボ、送受信機に至るまでワンメイクですから、パワーソースで悩まなくてよいのはうれしいです。
全体的に速度域が低い仕様ですので、現状では大きな不満点は見つかりませんでした。今後、もっとパワーのあるモーターを積んでのギャップや大ジャンプも楽しみです。
セッティングデータ
【トー角】 前:-3°、後:標準
【キャンバー角】前:-1°、後:0°
【ダンパー】 前:CVAミニ、2穴#300、インナースペーサー5mm
後:CVAショート、2穴#400、インナースペーサー5mm
【バネ】 キット標準
【リバウンド】 前:0mm、後:3mm
次回はいよいよメディア対抗レースです。
ワンドラフロッグ号の運命やいかに?!
(つづく)
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