22台のRCでカオス! RCサッカーワールドカップ2013参戦レポート #tamiyarc
2013.11.19RCサッカー。それはラジコンでボールをゴールに入れる試合。チーム・ワンダードライビングは初回開催時にまぐれで勝ち抜け、代表権を奪い取りました。
[代表権を奪った模様⇒ダーティペア現る? 想像以上に熱いRCサッカー #tamiyarc【ワンダードライビング】]
それから10ヵ月。ここ決戦の地はタミヤの本拠地のある静岡は静岡ツインメッセ。
土曜日は公開練習、順番に並んで他のチームとランダムであたります。
マシンはエキスパートビルド(XB)のマシンと、トルクチューンのみを搭載したマシン、フリクションダンパーでポヨンポヨンと跳ねる動きに対し、強豪チームは車高を低くし、サスペンションはオイルダンパー装備。さらにブレーキキャンセルによるバック=逆転による機動性アップなどまさしくRCサッカー専用装備。これはラッキーだけでは勝てません...
もはやボールでビグザムに挑むようなものなのですが、やらせはせん、やらせはせんぞぉという気持ちで練習にのぞみます。
何度か試合したものの、まったく勝てません。いいところ2-2の引き分けです。マシンのアンプが接触不良で不調なので急遽その場でアンプを購入し、交換。また前荷重にするために車高調整したりしたものの、プリロードがかかりすぎて逆にウィリーしやすくなってセッティング失敗。結局元に戻すなど試行錯誤したものの、イマイチです。
負けず嫌いの子供は勝てないとふてくされていって、どんどん態度が悪くなり、こらえ性がないので順番も待つことが出来ず会場をフラフラと流浪するばかり。そんな子供の態度にいらいらする親の私と、チームワークも最悪な状況へ。
一方で娘と一緒に参加のチームはお揃いのチームTシャツをアイロンプリントで手作り。なんと現地でアイロンかけて作ったり、マシンも他のレース用マシンからサーボを移植したりと忙しそうでしたが、父と娘の和気あいあいとした雰囲気で、終始和やか。娘さんと一緒にラジコンができるなんて、世のお父さんは羨ましくて感涙ものですね。
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2日目、決勝日となる日曜日は最初予選リーグで2試合行い、その勝敗数またはポイント数で上位7チームが決勝トーナメントに進出できる方式。
合計21チームが参加しました。
まず受付時に抽選、予選リーグを決めます。私たちチーム・ワンドラはDリーグ、こたつF ドイチェポストさん、こたつF まるぼろ さんと対戦です。
【第一試合 vs こたつFドイチェポスト】
なんと0-4の一方的な敗退。すっかり子供は不機嫌、このままではいけません。なんとかしないと。
まずマシンの方はウィリーを抑えるために急遽バネをリアだけ柔らかいものに変更。
コミュニケーションが少ないことで連携プレーもうまくいっていないので、お互いに声をかけあうことを徹底。またフォワードとバックを分け、バックが守り一辺倒ではなく、攻めているときは2台で攻め、守るときはどちらかが戻るという方式に変更。第二試合に望みます。
【第二試合 vs こたつFまるぼろ】
前半終了5秒前に1点先取、さらに残り0秒でカウンターを決め2点ゲット。
後半でも2点をとり、4-0と快勝!
子供も上機嫌。RCサッカーへの情熱が再び戻ってきましたよ。
残念ながら予選は2位となり、決勝トーナメントへと駒を進めることができませんでした。しかし今はこれが実力、チームワークもマシンもイマイチな状態でよく健闘したと思います。決勝トーナメントの試合はまさに決勝に相応しい好試合ばかり、練習してああなりたいものです!
[決勝の様子⇒【動画】RCサッカーワールドカップ2013開催、優勝の行方はどのチームへ? #tamiyarc【ワンダードライビング】]
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さて試合も終わり、これで終わりかと思われたRCサッカーですが、エキシビジョンということで、なんと
11台 vs 11台の試合
を行うことが決定。コートを最大限にまで広げ、総勢22人22台の競演です。
その試合はというとカオス!
台数が多すぎて転倒車続出。サッカーというよりもラグビーに近い様相です。5分ハーフで行われたものの、双方点数を入れることはできず。
ルールは臨機応変に変化。
・転倒したら、スタッフが直してあげる
から、
・転倒したら、そのままほっておく(直さない)
⇒他のメンバーがぶつけて助けてあげる
へ。結局他メンバーが直してしまいカオスが改善されないため、ついには、
・転倒したら即退場
になり台数が減っていく一種のサバイバルレースへ。
その結果みんな操作が慎重となり、かなりジェントルな試合へ。
するとボールコントロールの上手い優勝チームZES高サッカー部の動きが光って目立つようになります。
最後は6台 VS 7台の戦いになり、押し込みゴール!
嬉しそうな笑顔!
2 vs 2の戦いもいいですが、6台~8台くらいの大規模RCサッカーも見ていて面白いですね。これも2.4GHzプロポ普及のおかげ、昔のバンド管理をしなければならなかった時代とは隔世の感があります。理論的にはもっと台数が多くても走れるので、戦車戦とか、台数を増やしての大迫力の走りを見せたいものですね。
[昔とは違う! 2.4GHzラジコンは最新技術で安心・安全【ワンダードライビング】]
残念ながら満足のいく試合結果とはなりませんでしたが、充実した2日間となりました。何より走りだけではなく見ていて分かりやすいサッカーというゲームなのでみんな楽しめます。ぜひ皆さんも挑戦して見て下さい。公園で気軽に練習できるのも、ビッグタイヤマシンと2.4GHzプロポシステムのいいところ。
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来年はサーボ、アンプ、サスペンションセッティングを見直してさらなる高みを目指して頑張ります!