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ヤマハFZ250 PHAZER(フェーザー)1985年式 レストア記

これがジャパンカップ2013ファイナル・メディアレース2位入賞マシン! 徹底分析 #mini4wd

2013.10.30

これがジャパンカップ2013ファイナル・メディアレース優勝マシン! 徹底分析」に引きつづき、第二位を獲得したマシンをご紹介します。

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スーパーXXシャーシ、ボディはレイザーギル に小径ローハイトタイヤホイールを装着。

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モーターはライトダッシュ、3.5:1の超速ギア、プロペラシャフトはオプションの中空を使用。

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フロントアンダーガードは大径用を利用し、最低地上高を下げています。

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ローラーはフロント、リアともに9mmベアリングを使用。スタビは高めに設定...

そうなんです、実はこのマシン、5レーン用ではなく3レーン用に組んであるものです。

5レーンはコースの継ぎ目が大きく、弾かれることが多々あるので小さなベアリングよりも大きなローラーを使った方がリスクが少ないのです。しかしこのマシンはもともと継ぎ目の少ない3レーン用なので9mmベアリングのままでした。

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3連ドラゴンバックでの抑えをきかせるために、リアを重点的に重くした設定です。

ARシャーシ用サイドマスダンパー、スクエア、さらに小さめのマスダンパーを奥にぶら下げておくなど、その数は6個に及びます。それぞれ重さが異なるため、色々な固有振動数に対応し、収束しやすいです。さらにリアタイヤのみ弾みのしにくいハードタイヤを装着しています。

本当はフロントもハードタイヤを装着したかったのですが、ハードタイヤ不足で、先に紹介したマシンにフロントを持って行かれたのでした。

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練習走行でそこそこの安定性があったのですが、フロントタイヤが通常のゴムだったこともあり、念には念を。サイドマスダンパーにアジャスト用マスダンパーを本番走行前に追加しました。

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総重量(モーター、電池込み)

前軸荷重 65.0g
後軸荷重 121.6g
合計 186.6g

かなりの重量級です。これをハイパーダッシュではなくライトダッシュで効率よく走行できた理由のひとつにディメンジョンがあります。

スーパーXXシャーシはワイドトレッドで、ジャンプ時の安定性が高いです。一方ローラーベース(前後ローラーの距離)はリアステーを1穴分つめることで短縮、回頭性を高めています。スーパーXXシャーシは全長も長く、こうしないとリアブレーキ上に取り付けた円形のマスダンパーがレギュレーションの全長よりはみ出てしまうという理由もあります。

全体的にみると、5レーン用の最適なセッティングではないのですが、安全係数をみた結果練習走行を含め一度もコースアウトすることなく走行できました。

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ボディの空力特性は

・リアウィングがない
・全体的に凸型をしている

という点から揚力が発生するタイプ、ドラッグ(空気抵抗)は少ないと推測します。

今回ジャンプはマスダンパー(おもり)の重量配分により姿勢を制御できたので着地姿勢はほぼフラット、前後で同時に着地できていたようです。


【2年前の製作時:ミニ四駆ステーション・チャンピオン決定戦(タミヤフェア2011)参戦レポート ([の] のまのしわざ)

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このマシン、2年前に製作しその後バンパーやブレーキ、タイヤホイール、マスダンパーの位置を交換したりと色々と調整したもの。ジャパンカップ2012出場時にシャーシが割れて交換したこともありました。

ミニ四駆ジャパンカップ2012参加レポート(2):レースの模様 #mini4wd【ワンダードライビング】

そこでマスダンパー装備の立体用スーパーXXマシンを投入、練習用コースへといって、走行状況を確かめてみました。 ところが複数台同時に走るところなので、追突されてマシンが大破。リアステーの付け根がもげてしまうという悲しみを背負う結果に。

人に歴史あり、マシンに歴史あり。


【まとめ】

コースに合わせてセッティングするのが肝要。このマシンは3レーン用でしたが、今回はたまたまコースの継ぎ目で弾かれることなく無難に走り切れました。2位入賞できてよかったです。

欲を言えばもう最近流行りのセッティング、ボディ提灯、ヒクオ、ノリオ、素晴らしいブレーキなどを導入したいところですね。

改造技術は以下のサイトも参考にどうぞ。

▼YRGミニ四駆改造テク


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