ミニ四駆ジャパンカップ2012参加レポート(2):レースの模様 #mini4wd
2012.07.18「ミニ四駆ジャパンカップ2012参加レポート(1):試走式」の続き。
レースの展開はさらに激しく、スピードをぎりぎりまで攻めてきた選手は続々とコースアウト、完走者なしといった組が続出。もはや完走したら決勝進出できるのではないかと思うほど。だからといってノーマルモーターではやはりスピード負けしてしまうしと、揺れるチキンハート。
今回は試走式だけではなく、一般の参加者としてもエントリー。事前練習走行したメリットを最大限に活かすつもりだったのですが、触れば触るほど悪くなる状況のためマシンチェンジを決意。マスダンパー、マスダンパーがいる!
そこでマスダンパー装備の立体用スーパーXXマシンを投入、練習用コースへといって、走行状況を確かめてみました。
ところが複数台同時に走るところなので、追突されてマシンが大破。リアステーの付け根がもげてしまうという悲しみを背負う結果に。こんなことになるなら走らせなければ良かった(涙)
セッティングの出てないエアロアバンテに、壊れた立体用スーパーXX...
だからといってここで諦めたらそこで試合終了。急遽マスダンパーをエアロアバンテに装備、さらにウェイトを載せて重くしてみました。
あっさり1周目でコースオフです...
これはいかん、やはりその場セッティングではまったく太刀打ちができません。そこでスーパーXシャーシをいつもお世話になっているPさんから譲っていただき、シャーシ換装。
久々に作るスーパーXシャーシに悪戦苦闘しながらも完成。新橋の立体コースで安定して走っていた実績をもつだけに、多少の期待がもてます。
あっさり1周目で前転、終了です...
結局試走式、予選1回目、2回目すべてナイアガラ・スロープの1周目でコースアウトするという憂き目に。一番最初に走らせた時何回か入っていたのは、あれは幻だったの?
危ういバランスの上に成り立っているので、多少いじっただけでもこれほどまでにダメダメな結果になるとは、本当にミニ四駆は奥が深いです。
通常はスピード域をぴたっと合わせて予選通過、タスキをゲットする面々も悪戦苦闘。なかなか思うような結果になりません。そのせいか予選通過者も少なく、ジュニアクラスに至っては5名しか残らなかったそうです。
ナイアガラスロープを制したオープンクラス準決勝の模様は動画でどうぞ。
準決勝ともなるとさすがに完走率もあがり、スピード域も相当高いです。
この激戦を制し決勝進出した3名のうち、2名が女性。そして迎えたオープンクラス決勝戦。
なんとトップ1,2を女性が独占。ミニ四駆といえば男子のホビーというイメージが強く、人口も当然圧倒的だったにもかかわらず、女性がワンツーフィニッシュを飾りました。これからは女性の時代がくるのかも。
上位入賞者のマシンの紹介です。
なにせ予選、決勝含めて4回の走行、合計20回のナイアガラ・スロープを飛んで1度もコースアウトせず、なおかつスピードも高いという安定度。そのマシンはとても女性らしいピンク。
提灯型マスダンパーユニットを効果的に配置した立体マシン。スタビ代わりになったドライバー人形の頭が、生首を彷彿とさせてちょっと怖いです。
オリジナリティあふれるボディでひときわ目立つ走り。黄色と黒のストライプが印象的です。
上位入賞者は以上3名ですが、今回の影の優勝はというと、もちろんこの方。
ナイアガラ・スロープ!
全高60cm、ミニ四駆は1/32スケールなので実物大に直すと約19.2mの高さ。実物大ガンダムの全高18mをもしのぐ高さから実車がジャンプすることを考えると、本当によくまあまっすぐ飛んで、コースアウトしないで着地できるものですね。リアルスケールを考えるともう想像がつきません。
この公式コースはジャパンカップの期間中、ずっと続きます。
ナイアガラ・スロープを制するものがジャパンカップを制す!
といっても過言ではありません。リアルスケール19.2mの高さからの着地、これが勝負の分かれ道です。
(続く)
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