気になるS2000のステアリング中立
2012.04.30 寄稿者: のま (元記事)ハンドリングはよくなってきたS2000。しかしルノーメガーヌRS TROPHYがシャープ、ステアリングの中立がしっかりしているのに対して、グネグネ感が気になります。今回はその原因を考えてみました。
「S2000整備記録:12年目の車検整備・ドライブシャフトでもデフでもプロペラシャフトでもなかった異音原因 ([の] のまのしわざ)」の続き、というかまだやってます、色々と。
リアタイヤがなくなり、車検を通すためにノーマル16インチホイールにヨコハマS-Driveという燃費指向タイヤを装着した関係でとってもアンバランスな我がS2000。もちろんこれが理想なわけはなく、あくまでもやむなしであり、次の一手は考えてあります。
お次は、
・軽量17インチ鍛造アルミホイール+ミシュラン・パイロットスーパースポーツ!
の導入です。
▼ミシュランタイヤ - Pilot Super Sport - PassengerCar - www.michelin.co.jp
ミシュラン導入までの暫定仕様で箱根を走ってきたのですが、色々とまた気づいたことが。リアタイヤが16インチ50扁平ということでヨレが明確で、横方向はもちろん、縦方向にもヨレてフロント荷重が抜けるということが分かりました。クルマって本当に微妙なバランスで成り立っているのですね。
そしてそれもあるとは思うのですが、最近気になるのがステアリングの中立のヨレ。
先日乗ったフェラーリ・チャレンジストラダーレの後に顕著に感じて、これは値段の問題だろうと思ったものです。ところが先週たまたまルノー・新メガーヌRS TROPHYに乗ったのですが、こちらのステアリングもシャープで、やっぱりS2000のステアリングがグネグネ感タップリ。これは値段の問題ではなく、何かの作りの問題なのでは、と逡巡しています。ということで考えられる問題点をいくつかあげてみます。
【ステアリング・ブッシュ、剛性の問題】
パワステまわり、ステアリングの剛性に対しての対策品が色々と出ていることから、これをかえるともっとシャープになるかもしれません。
▼S2000・ダイレクトステアリングカラーの装着 - CSOの くるまばかブログ - Yahoo!ブログさて、フィーリング変化のインプレです。
まず街乗りレベルでは部品交換によって想像するダイレクト感は薄いかもしれませんが逆に言えば凄くハンドルが取られるようになる訳でもないので、違和感無く乗れると感じました。
私はフロントも255化しているので235から変更した時の方がハンドルも取られるように感じたし、轍にも取られるように感じましたが、この部品だけではそれほどでも無い様に思いました。
その夜、ふらっと攻めのドライブをしてみましたが、これは体感できた。
まず荷重を掛けた状態での応答性やグリップ感という部分はノーマルに比べて向上しました。
私はラジアルタイヤでのスポーツ走行展開をしているから、絶対的なグリップ力がSタイヤに比べて乏しい訳で、その中では如何にタイヤの限界点を越えさせないギリギリの攻めが出来るか?というのが1つの課題ではあるのですがコレが非常にインフォメーションとして向上したので楽になりました。
これまた私だけの個人的意見ですが、テールスライドを起こしながらのコーナリングからの脱出時において適格なカウンター操作・惰をほどくタイミングがやりやすくなった事でタイムロスに繋がる不要なスライド量を抑える事が出来るようになったと思います。
ダイレクトステアリングカラーは、「ステアリングシャフトが室内からエンジンルームに出て行く際にいる直径6センチぐらいの厚みのある円盤。これこそが今回交換するカラー部分であります。」ということです。
ステアリングラックスペーサー S2000用 百式自動車 ホンダスポーツチューニングS2000は車高を下げるとタイロッドが逆ハの字になり
サスペンションストロークをしたときに
不自然なバンプステアが発生します。
ステアリングギヤボックスの位置を上げることにより
タイロッドの角度を補正し然なステア特性を実現します
路面の悪いところを走るとグネグネとステアがとられるので、ステアリングラックの位置が悪いかもしれません。車高はもちろん車検対応ギリギリまで下がっていますし。
強化ステアリングブッシュS2000用 百式自動車 ホンダスポーツチューニングステアリングギヤボックス(ステアリングラック)の
マウントブッシュを強化することにより
ステアリングレスポンスとステアリング剛性感のアップをします
ステアリングギアボックス・リジッドブッシュキットは同じく、ブッシュではなく完全にリジットカラー化するパーツ。
▼リジッドカラーとボディ強化・パフォーマンスバーの弊害:S2000ハンドリング・快適性向上の長い道のり(3) ([の] のまのしわざ)
リジッド化は弊害があるので、何ごともほどほどが肝心。ブッシュはブッシュにする理由があるわけなので、ワインディング仕様にリジッドカラーはちょっとハード、行き過ぎでしょうか。
さて、実はホンダからステアリングまわりの補強パーツが出ています。
ステアリングラックスティフナー|多趣味の路|ブログ|KAI@ぐらむ|みんカラ - 車・自動車SNS(ブログ・パーツ・整備・燃費)S2000 CRに純正品として装備してある 『ステアリングラックスティフナー』
名前の通り、ステアリングラックを補強するパーツです。リヤーステアリングラックスティフナー 【品番】53437-S2A-S00 【価格】3,412円
フロントステアリングラックスティフナー 【品番】53439-S2A-S01 【価格】3,528円ちょろっと乗ってみたけど・・・なんか直進安定性が向上した・・・?
気がする・・・w
CRに装着されてるってことは、サーキット走行するなら必要ってメーカーが判断したんだろうし良しとしよう。
アメリカ仕様のType-S、CR(クラブレーサー)用の純正パーツでなので、装着もとてもスムース、なにより値段が安いです。
察するにステアリングラックを保持しているところの剛性が不足しており、タイヤのグリップアップやハードな走行時、ステアリングラックがヨレるのではないでしょうか。
以上がステアリングまわりの剛性の問題の場合の対策です。
【サスペンションの初期応答の問題】
私が使っているショックはオーリンズのDFV。
オーリンズ サスペンション [OHLINS]|四輪車用 <DFV>-カロッツェリアジャパン-メインバルブはしなやかさと運動性を両立させた特性を追求。この特性のウィークポイントである高速域で出すぎる減衰力をDFVでキャンセルし、ピストン停止状態から動き出し、さらに高速域までよどみのない曲線を描く理想的な減衰力特性を実現しました。これは従来のシングルピストンでは実現は難しく、作動速度域と作動量を自在にコントロールできるDFVがはじめて可能にしました。
この減衰力をキャンセル、という部分が多少ステアリング応答に対する曖昧さを出している可能性もあります。もともとDFVが欲しかったわけではなく、当時スプリング交換を頻繁に行っていて車高を合わせるのが大変、丁度新発売になったDFVが全長調整式でプリロードをゼロにできるので導入したという経緯。そのため多少乗り心地がハードでも問題ありません。
おそらくコレ、というのではなく、複合的な要素だと思われます。もしかしたらタイヤ・ホイールを変えたら解決するのかもしれませんし、それはやってみないと分かりません。
とにかくメガーヌR26.Rしかり、クリオRS、新メガーヌRS TROPHYしかり。あのステアリングのシャープさを味わうと、フニャフニャしてまるでフィットかオデッセイじゃないかと思うようなステアリングフィールは頂けません。ハンドリングのバランスはいいだけに、なんとかしないと。
ということで、まだまだ道は続きます。