#FZ250 PHAZERレストア phase-50: ラジエータフラッシュ&クーラント交換
2019.11.02夏、秩父ツーリングにいったんですがすぐに水温があがり、ファンが回ってしまうことに気づきました。250cc水冷とは思えない、まるで700ccと同じです。
そういえば昨年エンジン交換の際にクーラントを交換したものの、ラジエータのフラッシングはしてないことに気づきました。そこで今回交換しました。
ラジエータフラッシュ
オイルのフラッシングと同じく、ラジエータ液を抜いてフラッシング剤を入れてエンジンをアイドリングで30分ほど回します。
ラジエータ液を抜いただけでもこれだけ汚れが...
洗浄剤を規定量入れます。全部満たす必要はないみたいですね。
その後抜いて、内部を水洗い。何度も繰り返して水洗いをしたら結構汚れが出てきました。
ドレンボルトが下に1か所あるのはわかるのですが、そのほかにシリンダー、エキゾーストの横に2か所、サーモスタットにエア抜き用に1か所と合計4か所あり、これを全部緩めて水を通した方がきれいになります。
特に忘れがちなのがシリンダーのエア抜きボルト。何度も忘れました。
ラジエータ量 1280mL
リザーバー量 280mL
合計 1560mL
規定量の1.5Lを作っていれたのですが、最終的には100mLほど余ってしまいました。どこかにまだエアがたまっているのでしょうか?
エア抜き用ボルトはちゃんと緩めてクーラントが飛び出てくるのを確認したのですけど。
ラジエータキャップ交換
キャップは消耗品ということなので、1.1kgのものに交換。ノーマルは0.9kgなので少し圧力アップしましたが、結論からいうとオーバーヒートとはあまり関係ないですね。ノーマルで十分です。
レッドゾーンまで入るとちゃんとファンが作動して水温が落ちますが、結局高止まりで交換しても変わりませんでした。がっくり。
あとはサーモスタットの中身のほうですね。
次回機会があれば交換したいと思います。