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ヤマハFZ250 PHAZER(フェーザー)1985年式 レストア記

2019年JMRC近畿ジムカーナ ミドルシリーズ第2戦 OSCC ジムカーナ

2019.04.29

2019年シリーズも第2戦です!


緒戦を迎えてシーズンが始まりますと、月イチでイベントがやって参りますので、月日がどんどん過ぎ去る感じがします。
そして、一年があっと言う間に過ぎ去って行く感じが強まります・・・
と、毎年書いています。

誰にとっても、与えられているのは同じ時間の流れですから、1秒は1秒なのですが、シーズンインしますと、時間の流れが加速される様に感じます。

2019 ATクラス活況

その、2019年シーズンなのですが、2019年のATクラスには、嬉しい変化が起こっております!
参戦台数が増えている!
しかも、車種も増えている!

限りなく、普段使いのクルマで、週末モータースポーツを楽しむ事が出来る。
とてもありがたいクラスだと思います。
ATクラス。

そこで、2019近畿ジムカーナミドルシリーズ ATクラス参戦車両のご紹介!

楠岡 裕介選手の「初出場アルト」

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下里 太介選手の「ベルデアネクストアルトターボRS」

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下里さんは、36 ALTO TURBO RS OWNER'S Club(HA36RSOC) (36altoturbo)の代表です(https://minkara.carview.co.jp/group/36altoturbo/

林 克行選手の「ados・AT86」

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河口 史彦選手の「エアフォルク ポロ」

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砂田 光恵選手の「YHベイシスCATSゴルフ」

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妖怪J 清本選手の「DLブラボー妖怪フィット4号機」

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そして、私、殿村 裕一選手の「DスポコペンHW71BBS東山」

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こうして見ると、軽自動車あり、オープンカーあり、コンパクト2BOXあり、欧州2BOXあり、バラエティーに富んでいますよね。

「AT免許で運転できるクルマ」であれば、参戦可能です。
排気量や駆動系無差別級なクラスでありながらも、走って見ると結構タイムが拮抗し、誰しもに勝つチャンスがあるという面白さもあります。

台数が7台以上になると、JAF表彰対象になりますから、JAFメダルが貰える事になります。台数が増えると嬉しい事も増えますね。

① 普段使いのクルマで参戦出来る
② 車種がバラエティーに富んでいて楽しい
③ 誰しもに勝つチャンスが高い確率であるからヤル気が出る
という、「ATクラス」はとっても頑張り甲斐、頑張り甲斐のあるクラスです。

第2戦の舞台は、緒戦に続き名阪スポーツランドCコース

今回も、緒戦に続き、近畿ジムカーナチャンピオンシリーズ(いわゆる地区戦)と同時開催でした。
チャンピオン戦から走りますので、出走順番が後ろです。走る準備に慌てる事無く、チャンピオン戦の選手の走りも見る事が出来ますので、時間的、気持ち的に余裕があります。

午後からは雨の予報でしたから、「1本目で勝負を決める」必要がありました。

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朝家を出る時は曇り空。桜の花びらが散り、緑色の葉っぱが日に日に増えています。

コースはこんな感じでした。

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タイム差が出易いスタート後の8の字ターン。その後はコースを走りますが中小コーナリングが盛沢山で、走って居て楽しいコースです。
ちなみに、チャンピオン戦は10番パイロンを、右回りに270°ターンする必要がありました。

今シーズンで取り組んでいる「4輪接地」


LA400K現行コペンは、ボデー剛性が高く、FFながら4輪接地感が高く、安心安定感高い走りが得意なクルマです。
ジムカーナは、最高速度もそんなに高くは無く、小回りターンが多い競技ですので、FF車は前輪で引っ張り、後輪は時に滑り、時に踏ん張りながら付いて来る様なセッティングが主流かと思います。
4輪接地が得意なコペンですが、後輪を積極的に振り回す、いわゆるオーバーステアな方向にしていました。しかも、その傾向を年々強める方向にしていました。
それはそれで、運転していて楽しいのですが、果たして、現行コペンの強みを活かした走りが出来ているのか?という疑問が湧きあがりました。同時に、肝心なところでリヤタイヤが粘らなくなっていたので、アクセル全開率が落ちているなぁ~とも感じていました。

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という事で、今年は思い切って、ショクアブソーバーの設定を、4輪接地方向に見直しました。(3年前、LA400Kコペンで走り始めた頃の状態に戻しました)
これは、CRP2020で参戦中のコペンラリー車と同じセッティングです。
https://www.facebook.com/Copen-Rally-Project-2020-2189913394664165/


デモカーLA400Kコペン!! - HALFWAY BLOG

「4輪接地」はパイロンターンが重い!?

天気予報通り、1本目は何とか天気が持って居ましたので、勝負です。
戦術は、「最初の8の字パイロンは抑える。その後のコース走行で可能な限りアクセル全開率を上げる」でした。
勝負の1本目の走りはこちら。

走り終えた時点で、
「ベストタイム更新!」
のファンファーレを待って居たのですが・・・あれ?
鳴らない!?

後に解析したところ、パイロン区間で優勝したフィットに大きく遅れを取っていました。
2位のゴルフには、全体的にちょっとずつちょっとずつ1/100秒とか1/1000秒とか遅れを喫していました。

しかし、今回はこれでおしまい。
2本目は雨天ウエット路面。
(ウエットの2本目だけを見れば2位を確保していました)

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何とか、3位表彰台を確保。

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第3戦は姫路セントラルパーク(第5駐車場)で開催

次戦は、年に1回のお楽しみ、姫路セントラルパークで開催にて、5/19(日)に開催されます。
姫路セントラルパークは、ウエットでもタイムが落ちない(むしろ上がる!)不思議な路面ですから(笑)決してあきらめなくて良い会場です。

昨年参戦の様子はこちらです。

2018年JMRC近畿ジムカーナミドルシリーズ第3戦 KSCCジムカーナNo.2 参戦レポート【後半】【ワンダードライビング】

コペンは2019年 JAF 全日本ラリー選手権 第4戦 久万高原ラリーに出走します!

久万高原ラリー 2019年 JAF 全日本ラリー選手権 第4戦

レギュレーション変更などもあり、車両製作に時間を要しておりましたが、関係各社の多大なるご協力により、ようやく出走致します!
コペンは、ヴィッツ、フィット、デミオと競うJN-5クラスになります。

ゴールデンウィークに、愛媛県の久万高原で開催です。
コペンユーザーの皆さま、応援お待ち申し上げておりますヨ(^^/~

おまけ

今回、3位に入賞して「賞金」を頂きました。
名阪スポーツランドの帰りは、天理PAで美味しいメロンパンを買って帰る事が多いのですが、最近人気が出て来たのか、売り切れて居る事がほとんど。
今回も売り切れていました。
が、その代わりに、目に飛び込んで来たのが、新元号の「令和」!
思わず、賞金で購入させて頂きました。

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これで、令和初の表彰台も頂きですね!


この記事を書いたライター

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いじって走れる企画屋

とのむらゆういち

小学生時代はスーパーカーブーム。大学生から社会人になる就職時はいわゆるバブル時代。100%前向きな、いい時を知る、気持ちだけは永遠の少年。楽しい事をひたすら追い求め、人生を旅している。 19歳からモータースポーツにのめり込み始め、学生の時からジムカーナに参戦。その後、ラリーのナビゲータに転向。ある時期ラリーが仕事になり、パリダカールラリーやWRCにメカニックとして参加。その後クルマ=商品の企画開発が仕事となり、趣味と実益を兼ねて、自らクルマをいじりながら走りながら、企画屋として邁進ちゅう。


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