#FZ250 PHAZERレストア phase-31: 排気系取付のはずが
2018.09.25長い海外出張から帰ってきた翌日に早速レストア作業です。今回は搭載したエンジンの周辺、マフラーなどをつけていく予定でした。
ウォーターラインパッキン交換
インシュレーターを交換するため迂闊に取り外してしまったウォーターライン。Oリング(パッキン)要交換指定のところだったのを無視して取り付けたところ、案の定ここから水漏れ。
フェーザーに新品を入れていたので、それと交換です。この作業のためまた水を抜いてOリング交換して、また入れるという作業を実施。
レギュレータ予防交換
すぐにパンクする(壊れる)といわれているレギュレータ。値段が安く取り付けやすいので予防交換。
ボルトは長いものが必要なのでM6x30を使用。
そのまま取り付けるとフレームにぶつかるため、ワッシャー1枚かませて浮かせて取り付けました。忘れずにアース線も共締めします。
マフラー取り付け
マフラー取り付けてしまえばあとは点火系のみ、順調順調と作業を進めるとあれ、3-4番のエキゾーストパイプが締めこめません。おかしいな。
ん、んんん?
エキゾーストパイプががっつりとオイルパンにぶつかってます。マジで?
そう、このエンジンは3HX用。EXUP装着にあたりエキゾースト形状が変わりましたがそにれ合わせてオイルパンも変更されていたのです。オーマイガッ!
当然EXUPマフラーも装着不可
ではEXUPマフラーを取り付ければオイルパンはかわせるでしょうと一旦合わせてみるも、今度はリアサスペンションアームが干渉してしまいます。そうです、3HXのリンクもEXUPに合わせて形状変更されていたのです。
オイルパン交換へ
そうなってくるともうチョイスは2つ、リアサスペンションをまるごとFZRにしてしまいEXUPマフラーを取り付ける。もう一つはオイルパンを1HXエンジン用に交換することです。
オイルパンなんて外して交換するだけっしょ、ということでオイルパンを交換する方向で作業を進めます。
まずはオイルを抜こうとしたのですが、1HXのときは前方についてたドレンボルト。EXUPエキゾーストがついたことでドレンボルトが左側の横についており、ちょうどサイドスタンドと干渉。
その結果、オイルを大幅にぶちまけてしまいました。しまったスタンドで持ち上げてサイドスタンドを引き上げてから作業をすればよかったです。
オイルパン取り外し
13本ある固定ボルトを外します。
プラハンでたたき、スクレーパーでめりめりとはがしていきます。
無事にオイルパンが外れました。中真っ黒!
中をみるとシフトドラムが見えます。なかなか見れない光景ですね。
フェーザーのオイルパンとの比較。色が違うのと、見事にオイルパンにエキゾーストの逃げのための凹みがありました。
ドレンボルトが車両進行方向左側の中央(写真下側)にあるため、スラッジが完全に抜けきれない構造になっています。そのため車両進行方向前方(写真左側)に黒いスラッジがたまってしまっていますね。EXUPを取り付けるための妥協が見え隠れします。
作業タイムラプス動画
次回予告
オイルパンの取り外し作業をもう1度やるのは面倒ですね、そうですね、ってことでヤフオクなどで1HXのオイルパン、ガスケットを注文。
また今回調達が間に合わなかった点火系、2KRイグナイターも到着予定でその作業は来週に持ち越し。
次回こそはエンジンをかけるのであろうか?