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ヤマハFZ250 PHAZER(フェーザー)1985年式 レストア記

北海道ソロツーリング&キャンプ2018 Day8 ウトロ~知床峠~羅臼~野付半島~屈斜路

2018.08.27

本当にお天気が恨めしいほどの猛暑。

オシンコシンの滝

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オシンコシンの滝の周りだけミストでぐっと涼しく過ごしやすいです。もうずっとここにいたいほど。

ウトロ

もう記憶が定かではありませんが、おそらく前のったのは1994年なので24年前。24年ぶりに観光船にのろうと思い立ちました。知床岬の先までいきたかったのですが、今回はショートコース、硫黄山コースです。

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この昭和なロゴが郷愁をそそります。乗船まで時間があるので周辺を散歩。

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世界遺産に指定されて観光地化がさらに激しいウトロは埋め立てがすすみ、そこに新しく道の駅やビジターセンターができています。

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(2015年)

2015年には作っていた立体駐車場も完成しましたね。

砕氷船おーろら

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絶妙に昭和の雰囲気が残っていますが、この船は平成の作。

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売店でアレを買おうと探したのが見つからず。そういえばアレも飛来していません。

そのアレとは。

そう、かもめの餌、かっぱえびせんです。

以前きたとき、といっても24年前ですけど、かっぱえびせん目当てに多くのカモメが観光船にまとわりついていたのですが当局の指導によりかっぱえびせんの販売中止。

そうするとエサがもらえないということでカモメもよりつかなくなったということでした。

もちろんこれは世界遺産指定の影響ですよね、確かに分かるんですけどあれが面白かっただけにちょっと残念。

知床連峰・硫黄山・カムイワッカの大滝

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片道50分程度でハイライト、カムイワッカの大滝に到着。この上流がカムイワッカの滝になり、硫黄泉が楽しめます。3年前いったときは土砂崩れで立ち入り禁止になっていましたが、今は入れるとか。

知床峠

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昼食:純の番屋

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3年前に引き続きやってきたのは「北の国から」でお馴染みの純の番屋。BGMはさだまさしのあの「あーあー」のヘビロテ。

そして入るなり店員のおばちゃんが「あら、あなた来たことあるわよね」と、なんとうっすら覚えられていたらしい。確かに前回は2日連続でここにきてお話ししているので、その印象が残っていたのかも。

今回は黒ハモ定食とつぶ貝の刺身をオーダー。

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この黒ハモが絶品、まるで鰻かアナゴか。ふっくら美味しかったです。後で調べてみると黒ハモはここでしか食べられない、銘品なのだとか。これはぜひおすすめしたいです。

野付半島

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本当に見るところはほとんどないのですけど、大好きな道がこの野付半島。ここもサロマ湖同様砂洲で、左右に海を眺めながら走ることができます。トドワラが有名だったのですが前回来たときにすでにすっかり流されてほとんど残ってなかったのが残念。今回は立ち寄らず走っただけです。

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そしてお天気はどんどんと悪くなって雲行きが怪しい・・・

さてこのまま釧路方面にいくかそれとも?

養老牛温泉

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結局海沿い、釧路方面はまた霧で景色が悪いだろうと断念し、弟子屈、屈斜路湖方面へ。

途中霧雨でもう視界最悪。

オススメされた養老牛温泉にはいって汗を流します。が、お湯が暑すぎて逆に汗だくに。でも身体の芯からあったまれるので、熱い温泉好きにはオススメです。

宿:ぽんと

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これまた3年ぶりにやってきたライダーハウス「ぽんと」さん。リーズナブル、というか安すぎな宿泊料で朝食まで出していただいて、恐縮至極です。

今回もライダーの方との交流ができて、北海道の農協事情についてよく分かりました。

テーマはなぜTPPに反対するのか?

北海道の農家は平均25haと全国平均の10倍以上。この耕作地を1種類の作物ではなく、だいたい5種類から6種類の様々な農作物を植えて栽培しているそうです。それを輪作しているために、美瑛のようなパッチワークの丘のような風景が広がることになります。

TPPがやってくると、端的にいうとこの数種類のうちの1種類の農作物、たとえばてんさいが売れなくなります。そうなるとこの輪作している耕地の1つが空いてしまうわけです。空きがあると困るので、他の作物を植えるとしましょう。するとたちまち生産過剰となってしまい、市場価格が下がります。植えなくても売り上げ減、植えても売り上げ減。まさにバッドエンディングしか待ち受けていません。こうしたことから農協を中心にTPPに反対しているとのこと。

また今の農作はほとんどの場合農協から技術供与されており、耕作方法が標準化されているようです。それにより安定した品質の農作物が大量に栽培できる事情があります。ですから農協に反して自分だけ勝手に耕作して、それをじゃあ買い取ってもらえるかというともちろん買い取ってもらえないわけですね。では独自販売ルートを開拓できるかというと、できたとしてもじゃあ物流をどうするのかなど様々な問題が出てきます。

こりゃあ根っこ、深いなあとシミジミ。

シミジミしながら寝ちゃいましたが、話してくれたハーレーの方は朝4:30には出発していきました。はやっ!

全行程軌跡

移動距離 Day8: 309km


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のりものブロガー

野間恒毅

スーパーカーと美女が好き。 日々RR, FR, FFと駆動方式を選ばずドライビングスキルを磨き、ドライビングプレジャーを追い求めています。リターンライダーとして大型二輪免許取得、大型バイクに乗っています。ミニ四駆、ラジコン、ドローンなどホビーも幅広くカバーしボート。個人ブログはこちら(のまのしわざ


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