豪華賞品争奪? 日産主催懇親カート大会
2018.06.27水もしたたるいいクルマ。
日産のスポーツカーから最新テクノロジープロパイロットやe-power、そしてEVと試乗車が揃った新東京サーキット。ここで行われるのは試乗会ではなく、なんと「懇親カート大会」。
ところが見ての通り雨、雨、雨。
この土砂降りの中、懇親カート大会が行われました。
気になる豪華賞品
今回の参加者は自動車メディア、自動車ジャーナリストに加え、日産広報チームに日産車両実験部のテストドライバーまで多種多様。自動車メディアはカートチームをやっているということで大量エントリー、猛者が集まるなか果たして豪華賞品はゲットできるのでしょうか?
練習走行は前が見えない
まずはコースに慣れるための練習走行。ここ新東京サーキットは今年コース変更が行われ、これまでの2コーナーから5コーナーまでが大きく変わりました。この新コースはまだ走ったことがないのと、大雨でレンタルカートとはいえスリックタイヤ、グリップが全然わからないので慎重にいきます。
案の定、曲がらない止まらない。
そしてあちこちに大きな水たまりがあり、ヘルメットの上から水を被るほど。ウィンドシールドに水があたりまったく前が見えなくなることが数秒続きます。
このおかげで早速長靴の中の靴もビショビショ。
タイムもイマイチ。
19名中8位タイムで練習走行を終えます。
ところがよく見てください。
あの加藤博義さんの上!
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加藤さんといえば車両実験のトップにして現代の名工。レンタルカートの懇親会とはいえ、その加藤さんと肩を並べられるなんて光栄です。
予選
今回のレースは2名一組の耐久レース。予選アタックも2名で行います。相方はALBAの園山さん、カートは初ということでしたので20分の予選のうち前半をALBAさん、後半を私が担当しタイムアタックします。
雨はだんだんと小雨になり、路面状態も深い水たまりから浅くなってきてタイムもどんどんとアップ。これはタイムアタックは最後の最後まで気を抜けません。
頑張ってタイムアタックした結果。
なんと予選2位をゲット! プロレーサーでもある桂伸一さんの次のポジションですよ、上出来。
日産の仁義なき戦い
もう一つの注目は実験部の動向。
なんと日産広報部が実験部を上回ってしまいました。これをみた広報部は万歳!
苦笑しながらうつむく加藤さん。
さてレースでもこの戦いは見逃せませんね。
グリッド順は逆ポール
耐久レースの出走順はなんと逆ポール。つまりポールポジションの桂組が最後尾、我々は最後から2番目となります。え、そんなのキイテナイヨ〜
なんでも逆ポールにするとみんな本気出さないから黙っていたとか。さすがは策士、よく我々の気質をわかっていますね。
30分耐久レース中、ピットストップは2回ということで我々の戦略はこうです。
ALBA園山さんがスターティングドライバー、スピンしないようマイペースで走って5周でピットイン、その後私が15分ほど走行。最後はALBA園山さんがゴールまで走る作戦。
30分耐久レース
いよいよ30分耐久、義務2ピットインのレース開始です。
まずはALBAさんがスタート。
案の定、最後尾の桂チームが前を蹴散らしてトップに躍り出ていきます。そんな中最後尾を淡々と周回を重ねるALBAさん。いくら周回4秒違っていたとしても、1周70秒前後なのでラップするには17周、つまり20分かかる計算。だから肝心なのはミスをしないこと、スピンしないことです。
作戦どおり5周でピットイン、私に交代です。
私はとにかく抜いて抜いて抜きまくること。
そして稼げるだけ稼いで、20分超えたらALBAさんにバトンタッチ。
その模様は動画でどうぞ。
最後の最後にスピンを喫してしまいましたが、それでも3位で戻りバトンタッチ。ALBAさんはラップタイムをあげつつ安定走行、そのまま3位キープしてゴール、やりました!
豪華賞品ゲットです!
内輪バトルの結果は?
優勝は盤石の桂チーム。そして日産実験部は5位、チーム日産(広報部)は9位と見事な接待プレーで幕を閉じました。
この土砂降りの中、下着までずぼ濡れになりましたが、それでも終わってみればいい汗かきました。なんだかんだいって皆クルマ好き、運転好きな人ばっかり。やっぱりクルマに乗りたい、運転して楽しいという気持ちが共通していることを改めて理解しました。この気持ちは特に今の時代、大切ですね。
今後とも、どうぞよろしくお願いします!