ある意味フラッグシップ。ホンダクロスカブ50試乗レポート
2018.03.29ホンダの新型クロスカブ、50cc版に試乗して記事を日経スタイルへと書きました。
ホンダの新型クロスカブ 原付に新風、女性にアピール|MONO TRENDY|NIKKEI STYLE
今回、30年ぶりくらいに原付自転車を運転したのですが、新鮮な感覚でした。
14インチという小型ホイールが低重心を実現し、軽量な車体をより軽く感じさせます。それでより自転車感覚が強いのですね。
一方車道に出ると今度は自転車と同様、走りにくさも感じます。速度差が大きく、追い越されるストレスにさらされるのです。しかも自転車と違って信号を守らなきゃいけない(本当は自転車も守るべきだが、守らない人が多数なのと、歩道をつかってうまく信号を回避するなど)、二段階右折をしなきゃいけないなど不自由な面も。
それでも漕がずにトコトコはしれる感じ、田舎道や小道を行くには最適な車体感覚は魅力的。離島や避暑地、田園地帯や川沿い、海沿いとか走りたいですね。
もう一つ、大事なことを。
このクロスカブ、スーパーカブの派生車種ですがその作りこみにおいてはもはやフラッグシップなみの思い入れと配慮がなされている点。先日名実ともに輝くフラッグシップ、ゴールドウイングを試乗しましたが、それとまさに両極端なのですが、同じような開発者の「気持ち」を感じました。
排気量は1800ccに対して50ccと1/36、馬力は126馬力から3.7馬力と1/30、重量は380kgから100kgと1/4、でも楽しみはどちらも最大値。
どちらも魅力的ですね。