#FZ250 PHAZERレストア phase-26: エンジン圧縮、バルブクリアランス確認
2017.11.19かなり間があいてしまいましたが、諦めていませんよ、レストア。
レポートが遅くなりましたが、以前行ったエンジンの状態確認です。
圧縮
・コンプレッションゲージを利用
・スロットルを全開(ここ重要)
・セルを回す
この状態で数値をみます。
1番から9kg, 8kg, 8kg, 7kgという圧縮でした。
標準値10kg、下限8kg、気筒差1kg以内というところから考えるとレンジを外れています。
バルブクリアランス
次にヘッドカバーを外してカムとバルブのクリアランスを計測します。
ジェネレータを外し、回転を合わせてそれぞれの気筒のIN/EXをシックネスゲージで計測。
シックネスゲージは1枚、または2枚の組み合わせでクリアランスをみますが、この触るか触らないか、くらいの感覚は人間の手先の触覚次第。
IN側
1番: 0.14/0.13
2番: 0.12/0.12
3番: 0.10/0.11
4番: 0.12/0.11
EX側
1番: 0.18/0.18
2番: 0.20/0.20
3番: 0.20/0.20
4番: 0.18/0.19
2回計測してどちらも大差ない数値。
また規定値から多少きつい状態ではありましたが、大幅にずれているということもありませんでした。
異音は中からするので、ヘッドを開けないことには原因にたどりつけないことが分かりました。
タイムラプス動画
エンジン修理、または載せ替えしないと走ることができません。
この先も長いですね。
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