ハイレゾ対応高音質アンプ JOYN SMART STATION試用レポート(1)アバルト595装着編
2017.05.13このご時世スマホファースト。音楽もナビもスマホを使うのがデフォルトになってきたので、アバルト595にも早速bluetoothレシーバーを装着しました。まあそれで音が出るには出るようになったので過不足はないのですが、ちょっと何か物足りない。
それと結構困ったのがリモコンの置き場所。いかにも後付けですといったコードがびよーんと伸びるのも見苦しいし、そもそもそのリモコンの置き場がない問題。しかもマイクを兼ねているので脱着しやすい手の届く場所になきゃいけないしで、結局ブラブラ状態。
そこで今回サイバーストーク様のご提供でJOYN SMART STATION サウンドアップキットを試用させていただくことになりました。ありがとうございます!
アップグレード構成図
さてJOYNサウンドアップキットとはどんなものなのでしょうか。
JOYN SMART STATION(ジョインスマートステーション) 車載Bluetoothアンプ :カー用品の販売、自動車のカスタム、DIYならサイバーストーク
JOYN SMARTSTATION -世界初のBluetooth内臓アンプ | カーオーディオならサイバーストークJOYN SMART STATIONは、
Bluetooth機能を搭載したアンプです。使い方は2通り。1つは純正ナビオーディオやオーディオのように、
ヘッドユニットとしてDINスペースに装着して使用する方法。 別売1DIN、2DIN用フェイスパネル を組み合わせて、愛車のオーディオスペース(DINスペース)に取り付けます。もう1つは既存の純正ナビオーディオなどをそのまま使いながら、
サウンドアップキットを使用して音質を向上させる方法。、 別売サウンドアップキットを使用する事で可能です。
今回アバルト595では純正オーディオをそのまま使いながら、音質アップするような取り付けにしています。
これまで使っていたBTレシーバーをAUX INした場合との違いを図にしてみました。
BT経由で音がでる、という機能性では同一ですが、ポイントはやはり音質面。
JOYNは高音質でコンパクト・省電力なアンプ技術をもつOlasonicが回路設計をしており、その音質は折り紙付き。
JOYN SMART STATION(ジョインスマートステーション) 車載Bluetoothアンプ :カー用品の販売、自動車のカスタム、DIYならサイバーストークNANOCOMPOシリーズ・高性能USBスピーカーで高い評価を受けているOlasonic(オラソニック)が開発した、SCDS「Super Charged Drive System=SCDS」回路。
その回路理論に基づいてJOYN SMART STATIONは設計されています。JOYN SMART STATIONが小型でありながらも、トルクのある低音と高解像度の中音、高音をドライブできる理由です。純正の内臓アンプや一般的な社外ナビオーディオでは、スピーカーのインピーダンスが2Ω近くまで下がった場合に必要な電流の供給が追従できず制動力が不足気味となり、ブーミーな音に感じられます。
そこでJOYN SMART STATIONには大容量キャパシターを2つ搭載し、小信号時に余る電気をキャパシターに蓄え、大信号時に蓄えたキャパシターから大きな電流を供給するというハイブリッドカーのような仕組みを採用しています。
この考え方と設計がスピーカーの再生能力を最大限に活かします。
Olasonic製品はここ数年、家庭用TVスピーカーやUSBスピーカーアンプ、BTレシーバーで愛用しているので、音質面での安心感、信頼感が高いです。以前BTレシーバーについてインタビューしたのですが、同じBTレシーバーでも高音質化できる余地があり、Olasonicはもちろん取り組んでいるとのこと。
それだけにスピーカーはそのまま流用しながらも、アンプが純正からOlasonic設計のJOYNへ変わることで、大きな音質向上が期待できます。
またハイレゾにも対応しているので、JOYN SMART STATIONのAUX INからハイレゾ音源を入力すればその高音質を余すことなく堪能できます。
専用のコントロールパネル(リモコン)があり、それをインパネに貼り付けることで音量や曲送り、入力切替などコントロール可能です。
機材
今回アバルト595に使用したのは、以下の2製品。
・JOYN SMART STATION
・車種専用取り付けキット「FIAT 500 SOUND UP KIT」
取り付けキットに詳細な取り付け方法の手順書があるのと、動画で手順が公開されているので作業で迷うことはないです。DIYも可能。
DIYで装着
同梱の手順書をもとに、DIYで装着しました。
まずはインパネ、センターコンソールを外します。このときパネルを傷つけないように養生テープでガードするといいです。
必要な工具はプラスドライバーとトルクスドライバー。また特殊形状のオーディオ取り外し工具は必須です。
最初のハイライトはこちら、ケーブル配線。2本ある太めのケーブルをインパネ内から通して助手席足元に出す作業。1DINが入っていたスペースのかなり左奥の方に通すと足元から出てきます。これを2本やりましょう。
次のハイライトはこのケーブルを元あったオーディオコネクタに接続し、1DINの奥に入れる作業。コネクタが大きいこと、ハーネスが硬いことからかなり邪魔になります。うまく左奥にかわすとあとでオーディオが入れやすくなります。
手を切ることがあるので、怪我注意です。
機器をすべて仮接続し、この状態で音が出るか動作チェック。
最初純正オーディオは動くももの音がでなくてあせりましたが、これは構成図をみればわかりますが、純正オーディオの音はJOYNサウンドステーションにとっては外部入力扱い。入力切替をbluetoothからAUX INに切り替えることで音が無事でました。
動作チェックが完了したらそれぞれを設置していきます。JOYNサウンドステーションは助手席下に配置。
ケーブルや電源配線はセンターコンソール内に隠すため、まとめておきます。またドライブレコーダーの配線も一緒にまとめてみました。
専用コントローラーはフラットケーブルをセンターコンソールに通し、インパネの隙間から出して、ステー(銀色)を介して貼り付けます。
ケーブルはまったく見えない状態で取り付けられて大満足。
作業タイムラプス動画
作業風景はタイムラプス動画でどうぞ。
一番大変だったのはケーブルを1DINの穴から下に通すところと、コネクタ・ケーブルを左奥に押し込むところ。コツさえつかめればスムースなのかもしれませんけど、結構硬くて手強かったです。
作業自体難しいところはないので、ゆっくり半日かけてできました。
使い勝手、音質レビューは次回に。
つづき ハイレゾ対応高音質アンプ JOYN SMART STATION試用レポート(2)アバルト595使い勝手編【ワンダードライビング】