【動画】マニュアルミッションの仕組み(シンクロ)とシフトチェンジの仕方
2017.04.15マニュアルトランスミッションは絶滅危惧種となっており、と同時にシフトチェンジの技術もいままさに失われようとしています。
昨今20代の子のシフトチェンジの仕方をみていると、
・シフト操作が早すぎる
・シフトゲート無視(3速から2速にななめに移動させようとする)
・回転数があっていない
・できないのにヒール&トーをしようとする(10年早い)
などなど、まあ手本がないので仕方ないのですが、傷めやすいし、修理・OHすると高くつくのでまずは正しい知識と操作方法を学びましょう。
マニュアルトランスミッションの仕組み
マニュアルトランスミッション、ギア、シフトチェンジの仕組みは以下の動画からどうぞ。
ポイントは、
・クラッチはきちんと切り、切った状態でシフトレバーを操作すること
・シフトレバーはシフトゲートに沿って正しく操作すること
・力づくでシフトを叩き込むのではなく、軽くあててシンクロナイザーリングとスリーブの回転を同調させること
です。
ギアの仕組みが理解できればシンクロが効くまである程度待つ理由が分かるでしょう。そうなると力づくで突っ込んだり、3から2速にななめに力を込めてシフトノブを移動させてはいけないことが理解できると思います。
シフトノブは決して握らず、指先と手のひらで感触を試しながら引く、押す(シンクロリングをコーンに当てる)のが大事。
さあ、まずは練習しましょう。