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ヤマハFZ250 PHAZER(フェーザー)1985年式 レストア記

#FZ250 PHAZERレストア phase-20: Fブレーキ、チェーン装着、初走行!

2016.12.23


いよいよ最終章、走行に向けての最終作業です。まずは一人で作業できるチェーン張りから。

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チェーンかしめ

もとからついていたチェーンは31年もの、15年間ナンバーがなかったことからもわかるように長らく放置されていた関係でサビサビ。どんなにクリーンナップしてもこの通りだったので諦めて新品チェーンを導入しました。

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今回購入したチェーンは「カシメ」タイプ。クリップタイプと迷いましたが安全性、そして周囲の意見をとりいれて確実そうな「かしめ」を選んでいます。

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「かしめ」タイプはチェーンをはったあと、アダプタを通してプレートを圧入、ピンをかしめる=太くすることでプレートが飛んでいかないようにする仕組みです。

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かしめるには専用工具、チェーンカッター&かしめ工具を使います。こちらの工具は友人から借りました。

とまあここまではよかったです。

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いざかしめようと思ったら、あれ何かがおかしい?

そうです、チェーンサイズが違ったのです。

FZ250用のチェーンは 428サイズ、このチェーンカッター&かしめ工具は520サイズ用。そのためピンの幅が異なり、そのまま使うことができませんでした。

ちーん・・・

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スピードメーターワイヤー装着

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前回フロントホイールをつけたときにスピードメーターのアダプタの角度を間違えてつけてしまっていたので、改めて装着しなおし。その後スピードメーターワイヤーをねじ込んで装着完了。

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フロントホイールを空回しして距離計が作動することを確認しました。

ブレーキキャリパー、ライン装着

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走る曲がる止まる、でもっとも大事な止まる。フロントのブレーキキャリパーを装着していきます。

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はずしたブレーキライン、キャリパーのボルトのガスケットは新品に交換。

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規定トルクできっちりと固定します。

ブレーキフルード注入

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ブレーキフルードは家にあったDOT4の新品を利用。

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リザーブタンクにブレーキフルードを入れます。ただこれだと中に入っていかないので、注射器を使うことにしました。

注射器はキャリパーのブリーダーボルトにつなげ、ピストンを引っ張ります。すると負圧が発生して、上から入ったフルードはより早く中に入っていきます。注射器からはエアを抜く必要があるので、ホースをつまんで空気を入れないようにして注射器を外し、ピストンを戻して再びホースをつなげてまたピストンを引っ張って空気を抜くのを繰り返しました。

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そのうちホースからフルードが出てくるので、エアがでなくなったら一度ブリーダーボルトを締めて終了。もう片側も同じようにやります。マスターシリンダーのフルードがなくならないように補充します。

エア抜き

左右のキャリパーにだいたいフルードが満たされたら、キャリパーのブリーダーボルトにホースをつけ、通常どおりエア抜きします。

・ブレーキレバーを数回握り、握ったままにする
・ブリーダーボルトを一瞬緩め、エア混じりのフルードをホースに出す
・すぐにブリーダーボルトを締める
・繰り返し

これによりキャリパー側のエアが抜けます。

つぎにブレーキホース内のエア抜きをします。

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これは簡単にブレーキレバーをゆっくり握り、素早くパンと戻すだけ。
ギュ、パン、ギュ、パンと繰り返すとパンと戻したときにフルードが戻ってきてあふれることがあるので注意が必要。

この戻ってきたフルードの中に微細なエアが混じって出てくるので、繰り返せば繰り返すほどエアが抜けて手応えが出てきました。

これを30分ほど行い、最後は一晩おいて同じように行い、実際に走行したあとにやればさらにエアが抜けるとのこと。

テスト走行(人力)

チェーンはまだつながっていませんが、とりあえず止まるようになったということで、ガレージ敷地内でテスト走行。パワーソースは人力です。

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まだブレーキパッドのあたりもついてなく、レバーのフィールもふかふかですが、走行できました。

今回はこれで一旦作業終了。

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延長戦:チェーンかしめに再挑戦

夕食に行き、帰ってきてから悔しいのでチェーンかしめに再挑戦。圧入のためにつかう金具の穴が広すぎるため、ピンが通らないのでそれをとおせるようにお隣さんで穴を広げます。

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こんなときに頼りになるのはボール盤をもっているお隣さんですね。

この加工によりプレートを圧入することができました。

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ピンが圧入できたら、今度はこのピンを「かしめ」て広げる作業です。

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チェーンカッター&かしめ工具を使い、片側づつかしめていきました。かしめる工具の先端は丸いボールがついており、このボールがピンの穴を押すことでピンが開いて抜けないようになるという仕組みです。

あまり強くやりすぎると金属の限界をこえて割れてしまうのでやりすぎ禁止。

ただこれをみて思ったのはかしめ不足はとても危険ということ。かといって割れてしまっても危険、つまりかしめは熟練が必要とのこと。素人作業で小排気量なら間違い無く装着できるクリップタイプの方が向いていると思いました。

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その後チェーンの張りを調整、指定の振れは20〜30mmです。

チェーンカバー、シフトレバー装着

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チェーンが無事装着できたので、晴れてチェーンカバーの装着です。チェーンカバーはガスケットがいるのでそれをつかい、カバーを装着。その後シフトレバーを装着。

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最後にスイングアーム側のチェーンカバーを取り付けて終了。

これによりついに、ついに、エンジンで走行可能となりました。

初走行

感動のエンジンによるテスト走行は動画でどうぞ。実はこれが初めてのフェーザー運転体験です。

1速にいれてクラッチをつなごうとしてもクラッチレバーの戻りが非常に悪く、発進はかなり困難。走っているうちにほぐれるといいのですが、どうでしょうね。

作業風景(タイムラプス動画)

夜にまで及んだ作業風景はタイムラプス動画でどうぞ。

課題はまだまだありますが、ひとまず走行可能となり未来が広がりました。

次回はナンバープレートを取得、ウィンカーを装着して公道走行に向けて準備を進めます。



この記事を書いたライター

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のりものブロガー

野間恒毅

スーパーカーと美女が好き。 日々RR, FR, FFと駆動方式を選ばずドライビングスキルを磨き、ドライビングプレジャーを追い求めています。リターンライダーとして大型二輪免許取得、大型バイクに乗っています。ミニ四駆、ラジコン、ドローンなどホビーも幅広くカバーしボート。個人ブログはこちら(のまのしわざ


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