#FZ250 PHAZERレストア phase-13: タンク錆び取り、フロントフォークは一進一退
2016.11.11久々の日曜日作業、すっかり外は秋を通り越して初冬の雰囲気です。
タンク錆び取り再び
以前タンクの錆び取りを行ったのですが、説明書をよくよまずにやったこともあり、完全にサビはとりきれませんでした。さらに放置していたら再び赤錆でサビサビに。そこで再度錆び取りを行います。
今回使うのは定番商品「花咲G」というもの。20倍に希釈、40度から50度くらいのお湯を使うと反応が早いということであったかいお湯を入れてやく36時間放置しました。
フロントフォーク作業
遅々として進まないフロントフォークのOH。ようやく組み立てに入ります。
まずはインナーピストンにピストンリング(樹脂)を取り付けます。
アウターにはスライドメタルなどを用意。まずはスライドメタルは再利用しました。
インナーフォークを入れ、インナーピストンを入れてから先端をボルトで仮止め。
その後スライドメタルを溝に入れるのですが、なかなか入りません。結局マイナスドライバーで叩いて入れましたが、どうも前オーナーのOHでスライドメタルを痛めてしまったようで、凹みも発見、とても怪しい感じです。
その後ビニールをかぶせてオイルシールを入れます。この時はまだスペシャルツール、シールプッシャーがなかったので軽くたたき込む感じ。
この状態で摺動をみたのですが、左右で動きが異なること、動きが渋いような感じがすることからスライドメタルを新品交換することにしました。
フロントフォークのオイルシール破壊
さてフロントフォークを外すにはピストンを引き抜くだけですが、その後に残ったオイルシールが抜けません。無理矢理ドライバーやペンチでこじあけて、破壊しながらとりました。
こんなこともあろうかと2個セット、予備を買ってあるから大丈夫なのです。
新品スライドメタルを使い、再び同じ手順で組んでいきます。
スペシャルツール、オイルシールプッシャーを使って叩き込んでいきます。
今回はスライドメタルをドライバーで叩き込まず、オイルシールの上からプッシャーでたたき込む作戦。ところがある程度いったところで全然進みません、つまりスライドメタルが入ってきませんでした。
結局これも諦めてまたもや分解、またもやオイルシール破壊です。さすがの予備も使い果たしました。
マイコンプレッサー投入
これまでコンプレッサーはお隣さんに借りていましたが、サンドブラスターも買ったことだしさすがに自分のを買おうということでコンプレッサーを導入。
サンドブラストがはかどります。今回はリアサスペンションのアームとスプリングを塗装しました。
タンク錆び取り
36時間放置したタンクの水を出します。
サビの塊はあまり出ませんでしたが、溶け出したのかとても綺麗に。
ほぼ地金が出てきてます。
このあと説明書通りに、同じく20倍で希釈した液体で「リンス」、中を洗って水を抜いてそのまま乾燥へ。
3たびフロントフォーク
フロントフォークを三度分解、手伝ってもらい、スライドメタルを今度は叩き込みました。これでオイルシールプッシャーでオイルシールを叩き込めば入るはずです。
タイムラプス動画
次回はタンクのコーティング、そしてフロントフォークの完成のはず。
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