#FZ250 PHAZERレストア phase-13 part2: タンクコーティング
2016.11.19ぴっかぴか。
さすが老舗定番アイテム「花咲Gタンククリーナー」の威力はすごい、すっかり綺麗となりました。
今回はこの内壁をコーティングして、サビの発生を抑制します。
タンクコーティング
シーラーと呼ばれる溶剤は簡単にいえば塗料みたいなもの。
これは多少の穴なども塞ぐ効果もあるため、ガソリンコックや空気抜きの穴なども塞いでしまいます。そこであらかじめガソリンコックは外しておきました。コックの穴はマスキングテープでしっかりと塞いで漏れないようにしておきます。
かたい蓋をマイナスドライバーでこじあけると、中は明らかに分離しています。
これをいらないスプーンでかき混ぜること数分、シルバーの溶剤ができました。
まずはハケを使い、タンク入り口の内壁のみ塗りつけます。
つぎに適量、といっても最初はわからないので1/3程度の溶剤をタンクの中に垂らします。今回はえいやっと、缶からそのままいれましたが、こぼすと大事なので柄杓のようなものですくって、中に入れる方が安全です。
そして内壁全部に行き渡るよう、ゆっくりと回転させます。場合によっては逆さまにして、タンク入り口部分の裏までしっかりと。
そうするとタンク入り口の空気穴や、上部の潜望鏡のような空気穴まで塗料でふさがってしまうので、これはエアなどで吹き飛ばします。
余った溶剤を排除
もっとドロドロしているかと思ったものの、実際にはサラサラしていてかなり余ってしまいました。これはガソリンコック取り付け部のマスキングテープを外してそこから捨てます。
そのままだとコック取り付け部のネジ山も溶剤で埋めてしまうため、古いネジを締めこんでふさがれないようにマスキング。
完全乾燥まで2日〜3日以上
完全に中が乾燥するまでそのまま放置。2から3日程度かかるということでしたが、とりあえず1週間ほど放置しました。これでもうサビはこわくありません。
タンクはこの後、サビを落として再塗装予定です。
写真は違いますが、POR-15でした。
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