きょうしゅうじょ!! やっぱりバイクが好きだった(1) #バイク女子
2016.08.08憧れてはいたけれど、「危ないから」という親の反対で乗る機会のなかったバイク。7月末にヤマハ発動機主催の「初めてでも安心! 超初心者向けオートバイ講習会」でバイクに乗る楽しさを覚えた筆者は、早速普通二輪免許を取得することにしました。
筆者の基本スペックは、10年近くペーパードライバーで、ゴールドのAT限定普通自動車免許を所持する、都内在住30代の独身女性。自転車は20年ほど乗っていません。
もともと身体を動かすのは好きで、スポーツは可もなく不可もなくできたけれど、最近めっきり体重が増えて、動くのが面倒な出不精に。好きなバイクメーカーはDUCATIで、戦闘力が高そうなデザインの乗り物が大好きです。
本記事で詳しく説明しますが、教習所選びを経てコヤマドライビングスクール二子玉川校へ入校しました。受付でうかがったところ、自動車免許の保持者が普通二輪の免許を取得できるのは、最短で2週間。講習会で簡単にバイクに乗ることができたため、実技がはじまるまで、免許取得に対してまったく不安はありませんでした。8月に通い始めて2週間で取得できるのなら、9月のツーリング・シーズンには余裕で間に合います。
申し込み直後は、「普通二輪じゃなくて、大型二輪の免許にすればよかったかなあ」と考えたり、折しも鈴鹿8耐開催中だったこともあり、「なんならレースにも出ちゃう?」という勢いで、ライディングギアの下調べではレース用に使われているフルフェイスのヘルメットを物色したりしていたのですが......。ええ、とんでもないことでした。筆者は自分の運動能力に対して、過大な評価を下していたようです......。
ことの顛末は後の記事に譲り、今回はちょっとまじめに教習所や免許の種類、実際の申し込みについてレポートします! なお、タイトルは「ばくおん!!」風にしています。
はじめてのバイク教習所選び
高校を卒業してすぐ、AT限定普通自動車免許を取得したのは、茨城の実家から一番近い教習所。近所のこどもたちの多くが、この教習所で自動車免許を習得していました。いま住んでいるのは東京都渋谷区で、都内にいくつもある教習所から入校する学校を選ぶ必要があります。
以前、勧めていただいたHondaグループのレインボーモータースクールの所在は埼玉県和光市ですが、都内からスクールバスを利用して通うこともできます。とはいえ、毎日通うのはちょっと大変そう。ということで、より通いやすい近場で探すことにしました。
まずはGoogle検索です。「渋谷区 バイク免許」といった検索ワードでヒットしたのが格安の「特定届出自動車教習所」。届け出て、許可を得ている教習所ならばと安心して申し込もうとしたのですがよく調べてみると。
「特定届出自動車教習所」というのは技能試験を別途試験場で受ける必要のある私塾的な学校で、技能試験が免除されるのは「指定自動車教習所」というのだそうです。
道路交通法令の定める基準に適合しているものを公安委員会が指定したもので、卒業者には運転免許試験のうち技能試験免除の特典があります。全国に約1,340余校ありますが、名称は、自動車教習所、自動車学校、ドライビング・スクール、モーター・スクールなど様々です。 (引用:指定教習所の役割 - 指定自動車教習所とは - 全指連)
というわけで、地域ごとに指定自動車教習所を一覧するリンク「城南地区 | 一般社団法人東京指定自動車教習所協会」を見て、通いやすそうな教習所を選びました。最も近いのが目黒の日の丸自動車学校、次いで二子玉川のコヤマドライビングスクール二子玉川校。
結果として、料金の安いコヤマドライビングスクールを選びました。後に教えていただいたのですが、コヤマドライビングスクールは二輪の教習マニュアルを作っているため、とてもよい学校なのだそうです。
バイク免許の種類と免除
原付を除いたバイク免許の種類は排気量別に三種、「普通小型二輪(〜125cc)」「普通二輪(〜400cc)」「大型二輪」それぞれオートマ限定ATとマニュアルMTの免許があります。
高速道路を走行できるのは普通二輪以上ということで、普通二輪を選びます。AT限定普通二輪はいわゆるビッグスクーター用の免許のため、様々なデザインのバイクに乗るためには、MTでなくてはいけません。
また、筆者はAT限定普通自動車免許を持っているので、通常の教習内容は実技19時間・学科26時間のところ、実技と学科が大幅に免除され、実技17時間・学科1時間となり、その分料金も安くなります。
予約コースのオプションは......?
教習料金は、どこも技能予約のとりやすさに応じたコースの中から選ぶようです。実技を受けるためには予約が必要で、この予約を優先的に取りたい場合や、申込時にすべての予約をとる場合などには、通常の料金に加えてオプション料金がかかることになります。
コヤマドライビングスクールのサイト上で免許の種類別に仮申込みを行うことができますが、この時点では、自動的にデフォルトのKIDDYコースでの申し込みとなっていました。その他の予約コースは直接教習所のカウンターで選ぶことになります。
4種のコース
コヤマドライビングスクールには予約コースが4種類あります。通常の教習料にプラスして支払うオプション料金となりますが、正しい金額についてはホームページに記載がないため、参考程度にご覧ください。
【訂正 8.13】下記ページに料金の詳細がありました。
- KIDDYコースはいわゆるノーマルのコース。「7日先までフリー予約。キャンセル待ちを上手に使ったセービングマネープラン。」
- PINEコースは「ウィークデーも、週末も、時間いっぱい使いこなせる効率追求型プラン。14日先まで優先予約。」プラス6,000円(税抜き)。
- TITILコースは「1段階・2段階それぞれ、昼も夜もめいっぱい予約保障」。教習は1段階と2段階に分かれており、1段階目全9時間分の実技を一度に予約できるコースです。こちらは11,000円(税抜き)。
- RATSコースは「通学で合宿なみのスピード卒業」ということで、最短で予約を入れたいならこちら。料金は21,000円(税抜き)。
筆者は「秋の行楽シーズン、シルバーウィークにはツーリングに行きたい」という目標があったため、オプション料金を支払うことに。申込をした7月29日はキャンペーン期間中で、PINEコースが無料、差額分を他のコースでも割引が適用されたため、TITILコースを選び、5,400円をオプション料金として支払いました。
コヤマドライビングスクールの割引
教習所によっては、様々な割引きプランが用意されています。筆者が利用したのは、オンライン割引。二輪の免許の場合は、メールアドレスを登録して割引チケットを申し込むと、2,000円の割引チケットが発行されます。メールなどでは送ってもらえないため、表示された画面をプリントアウトして、教習所のカウンターへ持って行きます。
自動車免許はコヤマドライビングスクール-入校申込み 割引クーポン
その他に、予めコヤマドライビングスクールの資料請求をしていたひとへの割引や、友人の紹介で割引があるそうです。申し込みまでに時間の余裕が有る場合は、資料請求をしてみてください。
オンラインでの申込時に指定された入学時必要金額は、23,760円でしたが、筆者は全額の106,216円を支払ってしまいました。内訳は教習預り金 79,056円、二輪車入学金 9,340円、TITILコース(割引あり)5,400円、学科料金 5,400円、教材費 1,620円、適性検査料 5,400円でした。
次回予告
いよいよ、コヤマドライビングスクール二子玉川校へ、にゅうこう!!
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